「家族を幸せにすることで、笑顔溢れる社会をつくる」をビジョンに、妊娠・出産・育児・ライフスタイルの領域でウェブサービスやアプリを提供しているエバーセンス社。
同社のコーポレート部の皆さんが、11月半ばに森ワークを使ってくださいました。今年からリモートワーク制度を導入しており、出社は週2日程度。この日は久しぶりにチームの三人全員が顔を合わせる機会となったようです。バックオフィス系の仕事をされる方々が森ワークを使ってどうだったのか？実際の様子や感想を伺いました。

お話を伺った齋藤さん（左）真辺さん（中央）、世永さん（右）（※以下敬称略）。子育て中のママでもある三人。普段からキャンプをしたり、キャンピングカーでお出かけするなどアウトドアスキル高めの方々です。

ー森ワークを利用したきっかけは？

真辺）私たちはオフィス移転プロジェクトを担当したチームで、その際にトレイルヘッズと一緒に仕事をしました。そんな背景もあって「森ワーク」を知っていたのですが、三人ともキャンプ好きということもあり、「森ワーク」を使ってみたいなと思っていたんです。

そんな時期に、毎年全社で開催していた締め会が、昨年からのコロナ禍でチームごとでの実施に切り替わりました。締め会の内容もチームで決めて良いということで、お酒好きのチームはワインを飲みに行ったりと。私たちはアウトドアが好きだし、森ワークにも興味があったので、ちょうどよい機会だから「使ってみよう」ということになりました。

11月中旬の檜原村は、少しずつ紅葉が始まり秋の気配。

ーHINOKOまでのアクセスは？

真辺）今日はそれぞれの自宅から車で来ました。私は神奈川に住んでいて、朝8時ごろに出て10時前には到着しましたね。千葉の方は、7時少し前に出たようです。車で出勤することはないのですが、朝から、山を眺めながら田舎道を運転するのが、思ったよりも気持ちよかったです！

仕事の前にまずは温かい紅茶を。コンロとポット、シェラカップは付属備品に入っています。

会議にむけてホワイトボードを準備。

ー今日はどんな仕事をしていますか？

真辺）コーポレートはなるべく誰かしら出社するようにしているので、出社日をずらしています。二人は同じ日なのですが、私は別の日なんです。なので３人がリアルに会うのは１ヶ月ぶりぐらいですね！今日はせっかく３人が集まるので「来期に向けての施策」を考えたいと思っていました。

齋藤）オンラインでも会議はできますが、こういう、アイデアをふくらます場には向いていないですよね。アイディアが出なかったり、シーンとなってしまったり。今日は対面で話せるので良い機会だなと思ってました。

真辺）実際は、午前中は移動や準備で、正直あまり仕事はできなかったですね（笑）
最低限それぞれがやるべきことや、事務的なものを完了させた感じです。午後には、もともと予定していた来期に向けての会議をしようと思っています。

午前中はWORK TERRACEでそれぞれの仕事を。

ー森の中で実際に働いてみてどうですか？

齊藤）ふと聞こえてくる自然の音がきもちいい！虫の声や鳥の声が快適ですね。

真辺）そうそう、パソコンを見ていても、目を上げると自然がある。目の前には違う世界が広がってる感じです。良い眺めのカフェもいいんですが、自然の中なので空気も新鮮で、全然違いますね。

世永）切り替えが自由自在なのもいいですね。タスク終わったら、目をあげればリフレッシュ完了！普段はリモートで家でも仕事をしますが、集中とリラックスの差が小さくて、結局仕事の進みも遅いような気がします。森ワークは、この切り替えの早さも魅力だなと感じました。

風が吹き、はらはらと落ち葉が舞う。「わー、きれい〜」と声が上がります

ー来る前に想像していたこととギャップはありましたか？

世永）思ったよりも環境がフル開放でしたね。こんなにフルオープンな中で仕事できるのか？って最初は少し心配に...（笑）

けど、知っている人しかおらず貸切のような雰囲気なので、集中できますね。他の人がいて、仕事に入り込めないということはないですね。

ーみなさんはアウトドアに慣れてらっしゃいますが、慣れていない方にアドバイスはありますか？

真辺）虫はいるので、そこはしょうがないのかな。
あとは、多少キャンプグッズを持ってくるといいと思います。カトラリーやシェラカップ、水場が遠いので水タンクもあると便利でしょうか。

ランチはヒノハラテラスの配達サービスを利用。事前に予約をしておくと、当日お昼ごろに届けてくれます。この日のメニューは、ピザやハヤシライス。持参したお皿を使ってみんなでシェア。

齋藤）寒さを心配する方もいると思いますが、私は逆に暑い時期のキャンプは好きじゃないんですよ。寒い分には着込めばしのげますが、暑いとそれができないので。今日も温かいブーツにアウター、さらに膝掛け用の毛布も持ってきました！

ー仕事をする上での不具合ないですか？？

三人）えーーーと.....ないかなぁ（笑）

真辺）今日は17時までの予定ですが、子守はお願いしてきたから、時間いっぱいの19時までいたいぐらい（笑）

世永）もう泊まりたくなっちゃいますね。

齋藤）テントを持ってきて、１週間ぐらい合宿したいぐらいです。リアルで書類が必要な時期じゃなければ、できるんじゃないかな〜

午後は場所を変えて、来季に向けての打ち合わせ。日が影って肌寒くなってきましたが、お茶を淹れ、焚き火を囲んで暖を取られていました。

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お話を伺う中で、エバーセンス社のチームワークの良さや、自由な働き方が印象に残りました。同社の働き方の方針は「良いものづくりができること」。これが達成できることが第一で、他にルールはあまりないそうです。そのため、働き方の裁量が委ねられており、社員それぞれが暮らしと仕事をひっくるめてご機嫌に働ける環境が実現しているということでした。

新しいことを試してみる風土もあり、今回も「締め会として使ってみた」というフットワークの軽さ！普段は忙しいワーキングママの三人にとって、仕事と趣味がつながる時間を過ごしていただけたようです。

Interview/ Writing/ Photo: Shizuka Murakami (TRAIL HEADS)