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国鉄・JR深名線


深名線

国鉄・JR時代の深名線のダイヤグラムです。

順に、1964年10月、1968年10月、1978年10月、1988年10月の、時刻表復刻版によります。

1964年に比べて1968年は、スジの傾きがわずかに大きくなっていることから、運転時分が短縮されていることがわかります。

そして最初は、区間運転の列車が削減される程度ですが、最後は悲惨なぐらいに削減されています。

ただし、Wikipediaを見ると、実際に利用者はとても減っていたようなので、仕方がないのかしれません。

ちなみに、朱鞠内で運転系統が分断されたのは、Wikipediaによると1962年7月のダイヤ改正からで、これは、冬季にダイヤが乱れても影響を少なくするための方策だそうです。

ですから、上のダイヤでは、分断以後の様子しか見ることはできません。

乗車人員が極めて少ないながらも、かなり長く存続できたのは、冬季の道路が未整備だったためですが、それも整備されたため、正式に廃止されることになったようです。

また、比較的後年まで貨物輸送があり、わずかながらも1982年まで貨物輸送がされていたようです。

なお、戦後から1964年までの時刻表復刻版を入手したので、機会があればそれ以前のダイヤグラムも描いてみるつもりです。

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