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60日連続noteを続けて得たことと、毎日投稿で困ったときの助け舟

先日、noteにて60日連続投稿を達成しました。継続することで得たことを、こちらの記事でまとめます。

これから毎日note更新をしたいと思っている方や、毎日更新のネタに困っている方のお役に立てれば幸いです。連続投稿記事で定番の、ダッシュボード考察は、おまけコーナーにて。

60日連続でnoteを続けて得たこと

連続投稿をすることで、物語や随筆を書く時の心の景色を知ることができました。それは私にとって未開の地であり、ものすごく知りたかったことでした。

というのも、noteを始めてすぐに、私は以下の記事を書きました(寧ろ、これを書くためにnoteを始めました)。

今さら気づきましたが、これ、『心情』ではなく『心象風景』ですね。お恥ずかしいですが既に公開したものなので、いまのところ修正はしない予定です。気が向いたらそっと修正します。でもこの間違いも、毎日更新していなければ気づけなかったかもしれません。

心情(しんじょう)
心の中にある思いや感情。

心象風景(しんしょうふうけい)
心の中に思い描いた景色。体験や感情、感覚によって生み出される想像上の風景。

(引用:goo辞書

 

話を戻します。

この記事をまとめた当時、物語や随筆の心象風景について言及することができませんでした。それらを積極的に書いた経験がなかったので無理もないのかもしれません。
学校で課題として出されたら書くけれども、なければ書かない。週二で書いていた実験レポートは、随筆らしさを排除するのが決まり。日記を書いていた時期もあったけれど、それも三日坊主でした。

でも、せっかくならいつか物語や随筆の心象風景をつかんでみたい。そう思い、試行錯誤する日々が始まりました。

初めて書いたのは 君が後ろに引き連れるもの〔私小説〕 。ひとつの作品を生み出す大変さを学び、毎日のように文章を書いている人ってすごいなあとしみじみしました。その後書いたのがマスク売り屋〔童話〕 。作成するにあたって、童話らしい書き方を調査しつつ、その文体に近づけるように意識してつくりました。しかし、話の展開や世界観が上手く構想できず、自らの力量不足を感じました。

この力量不足の原因は、書くことに慣れていないからかも。そう思ったのが二ヵ月前、毎日投稿を始めようと決めた日でした。

試行錯誤しながら毎日文章と向き合ってしばらく経ったとき、ようやく心象風景が浮かびました。

私の思う物語や随筆を書く時の心象風景とは、木彫りのスプーン作り。木材を入手したら、どんな形のスプーンをつくるかをデザインし、地道に彫り、思い描くスプーンのかたちになるようにヤスリで磨く。

私が連続投稿を続けて得たことは、物語や随筆に関する心象風景を見つけ出した時の喜びでした。

毎日更新した方がいい人、しなくてもいい人

今後も私は、毎日更新を続けるべきか。これを考える上で、毎日更新をした方がいい人はどんな人なのか考えました。

▽毎日更新した方がいい人

・書くことが楽しくてたのしくてしょうがない人
・目標が見える化されていないと書くことを辞めてしまう人
・書く速さを上げたい人
・活動拠点がnoteの人


▽毎日更新しなくてもいい人

・一つひとつの作品や記事の完成度を高めたい人
・書くことが当たり前になっている人
・書く力をこれ以上伸ばす必要のない人
・noteは読み専門の人

※上記の分類はあくまで個人の見解です。

その上で、自分はどれに当てはまっているか考えてみると、

・目標が見える化されていないと書くことを辞めてしまう人 
・書く速さを上げたい人

でもあるし、

・一つひとつの作品や記事の完成度を高めたい人

でもあります。どちらも少しずつ当てはまっている私は欲張りかもしれません。でもこの3つの中で一番当てはまっているのは、「目標を立てないと書くことを辞めてしまう人」。毎日の『○○日連続の投稿!すごい!』のポップアップがなかったら、きっと自分に甘えてすぐ辞めていた気がします。

こうして考えると、私はこれからも毎日更新するべきなのだなと実感します。

これからの目標

長文記事を完成させるまでの時間を短縮する

フォローして下さっている方は頷くと思いますが、私の記事は投稿内容の濃さが日によって極端に違います。文字がほぼ無い日もあれば、5000字を超える日もあります。

本当は毎日のようにある程度の文字数の記事を書きたいのですが、今の私にはそれが叶いません。一つの文章を作り終えるまでに、相当な時間がかかります。そのため長文記事が完成するまでのつなぎとして、サクッと読み終える記事を公開している次第です。どんなに短い記事でも、「構想→推敲→校閲」の練習をすることはできるから。

書く際に一番時間がかかっているのは、おそらく推敲部分。筆に任せて書くことができません。きっとこの部分を打破すれば、私にとって文章がもっと身近なものになる気がします。

今は長文記事を完成させるのに最低でも2日以上かかります。完成期間を1日に短縮することを次の目標にして、noteを続けます。

毎日投稿で困ったときの助け舟

毎日投稿を続けたい、でも作品や記事は自分のペースで納得のゆく状態で公開したいと欲張る私が編み出した苦肉の策をこちらに置いておきます。気になるものがあればぜひお試しください。

①過去に撮った写真から、今との比較をしてみる

コロナ禍でどこにも行けない日が続いたときに編み出しました。昨年の今日の日付の写真に、日記風の簡単なコメントを添えます。

添える文に力を入れなければ、作成にかかる時間は5~10分です。

こんなときにオススメ
・長い文章を推敲中で、新たに文章を書く時間が取れないとき
・去年何をしていたか振り返って、文章のネタを探したいとき

#去年の今頃何してた  のハッシュタグも、是非お使いください。


②過去に書いた作品を、単話形式にする

以前作成したこの童話。買い占め転売やめようねというお話です。見てくださった方が他の記事より少なめですが、このメッセージは発信し続けたいと思っているので、文章を細切れにして、文字+画像形式として再アップし直すことにしました。

この方法は単話形式にするために加工する時間がある程度かかります。

こんなときにオススメ
・書くネタが思い浮かばず筆が止まっているとき
・なるべく多くの人の目に触れてほしい作品があるとき


③これから書こうと思っている記事の前置きをつぶやく

まだ書けていない、でも書きたい記事に関連する内容を、つぶやき形式で公開します。ちなみにこのつぶやきから早一ヵ月ほど経ちましたが、他の記事を優先して書いていたため、未だに記事作成に取り掛かれていません(でもいつか必ず書きます!)。

この方法、普段SNSで一日に何回もつぶやく方はおそらく数分で書けると思いますが、140字に収めるために文章を削ったりする時間はとられます(私はこのつぶやきにかなり時間をかけた記憶があります)。

こんなときにオススメ
・今まで書かなかったトピックだけど、いつか書くよと読者にアピールしたいとき

おまけ

ここからはおまけコーナーです。

・ダッシュボードとその考察
・多く読まれている記事トップ3
・そんなに読まれていないけど個人的にオススメ記事トップ3


ダッシュボードとその考察

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集計は全期間のものです。ダッシュボードをいざ出してみたものの、それぞれの数字の目標を特に設定していた訳ではなかったので、自分自身で分析することも出来ず…という感じなのですが、ビュー数が多めであるのは、文章の練習のために、お題やコンテストに本気モードで取り組んだからということが理由の一つとして考えられます。スキや温かいコメントは、書くモチベーションが湧いてきます。 


多く読まれている記事トップ3

違うと思っていることは思い違いかもしれない話

アメリカの州を覚える話をきっかけに暗記のコツについて考察するお話。

作家の岸田奈美さんが主催されたキナリ杯に応募した記事です。準優勝をいただいたということもあり、ビュー数が多めです。

スポーツの楽しさを知る最初の日

スポーツが苦手な私が唯一のめり込んだアーチェリーについて語るエッセイ。

『応援したいスポーツ』のお題に参加した記事です。「スポーツ記事まとめ」に入れていただいたことにより、読んでくださる方が増えたように思います。

自由律かるたのあいうえお

自由律俳句をつくる時間は、私の大好きな時間。「あ」から「お」で始まる自作の句をまとめた記事です。自由律俳句まとめシリーズの中で、この記事が特に多く読まれているのは何故だろうと不思議でしたが、cakesコンテストのタグを付けていたからだったようです。コンテストのタグ効果は大きいのだと実感します。

そんなに読まれていないけど個人的にオススメ記事トップ3

意図的な『ブレ』と『ぼかし』の楽しみ方

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『カメラのたのしみ方』のお題に参加した記事です。お題の期限最終日ギリギリに公開したためどこかに取り上げられることもなく、ビュー数は少ないですが、濃い内容です。写真にまつわるエピソードと『ブレ』の効いた写真の撮り方を載せています。

置き配張り紙を作ってみた所感

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こちらは特段お題企画に乗っかっていませんが、「配達物の受け渡しを直接ではなく間接的にしていいですよー」と意思表示する張り紙を、二番煎じなのに敢えて手作りして公開した理由をつらつら書いています。

暗記とは意外と時間がかからないものかもしれないという話

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暗記は苦手だなと感じている方には是非一度読んでほしい記事です。またあの地理クイズゲームが登場します。


おわりに

文章の長さに関わらず、「構想→推敲→校閲」のサイクルを経てから公開することをこれからも続けます。続けた先に、どんな景色が見えるだろう。noteでしかできないことを模索しながら、文章と向き合っていきます。



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