見出し画像

海外留学対象の給付型奨学金一覧

海外で勉強するにも日本で勉強するにも、お金は大きな不安要素です。時には借金として残り、明るい未来に暗い影を落とします。

ドイツのような学費が極端に低い国であればそこまで心配する必要ありませんが、イギリスやアメリカは学費だけで年間300万円と凄まじく高額です。その上生活費を含めたら、1年で500万近い出費になります。

本記事では今までで収集した奨学金の情報をまとめて行きたいと思います。ただしドイツかイギリス留学が対象です!


○奨学金を実施している団体

日本学生支援機構(JASSO)が奨学金財団を一覧にしたパンフレットを配布しています。 財団から民間、海外政府までと一通りの情報が手に入ります。

とても見やすくまとめられているのですが、118団体もあるので読むのにも一苦労です。特に民間だとその地方出身の学生のみ対象の奨学金が多いので、愛知県出身の私は全部当てはまりませんでした…  民間団体でも博士課程のみ対象だったり、国自体指定されていたりとややこしいです。

他にもJASSOには留学体験記や、留学までに必要な手続き国ごとの細かい留学要項など、様々な情報が掲載されています。留学を考える学生にとって必要不可欠ですね。

ドイツではDAADにも情報が沢山あります!必見です!


○個人的オススメ団体

小一時間格闘してドイツとイギリスの大学院留学が対象の団体をまとめました。(※細かい募集期間などは古い情報のままです) (※給付型奨学金限定)

画像1

◯各大学の奨学金

先程はJASSOが取り扱う奨学金を紹介しましたが、それぞれの大学が設置した奨学金があります。私の第一志望のHohenheim大学の場合、

・Deutschlandstipendium (ドイツ奨学金)
ドイツ内の企業や財団からの寄付が奨学金になるそうです。Hohenheim大学では143名が受け取っているそうです。
・Dr. Hermann Eiselen Scholarship Program (Hermann博士の奨学金制度)
月額3万円で、発展途上国や新興国での飢餓や貧困についての修士論文を書く学生向けの奨学金だそうです。

などがあります。他にも頑張り次第で賞金を得ることもできます。しかし、殆どの奨学金は博士課程向けで条件が難しいです。


○ドイツの団体が実施している奨学金

DAADに奨学金を探せる検索エンジンがあります。
「奨学金データベース」
 https://www.daad.jp/ja/find-funding/scholarship-database/

画像2

現在の学位と専攻したい (している) 科目を入力すれば、自分に適した奨学金が一覧になります。僕の場合Agricultureなので、19個の奨学金がヒットしました。しかし、殆どの奨学金がドイツ語話者や既に在学している学生、博士課程の学生が対象で、僕は19個のうち4個しか応募できそうにありません… 

画像3

奨学金の中には難民の学生対象のものもあり、ドイツが難民問題に真摯に対応している感じが伝わってきます。


○まとめ

日本の民間団体、大学、現地の民間団体など、対象となる奨学金は思った以上にありました。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるという言葉があるように、色々応募してみるのも手かもしれません。

私も早速いくつかの奨学金に応募するべく準備していきたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?