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若猫のがん(リンパ腫)闘病記②

少し更新があいてしまいました。
あきたが、ではなく筆者の仕事が忙しく・・・

ということで前回の続きです。



抗がん剤の副作用

あきたの抗がん剤治療が始まり、その日数時間病院に預けて点滴による抗がん剤が始まりました。
家に帰ってからは、慣れない病院の滞在で少し疲れは見えるものの、そんなに大きな変化はみられず、一安心していました。

そして次の日の夜。

突然、ごはんを全く食べなくなりました!!大汗


昨日まではパクパク食べてたのに、口元に持って行ってもちょっと匂いをかぐだけで、なめようともしません。いつもは喜んで食いついていたウェットフードやミルク、ちゅーるすらも食べないんです!

これはまずいな・・・・

食欲さえあれば、体力もつくし元気ある証拠。でもそれがないと・・体力も落ちるし、抵抗力も落ちて・・病気どころか薬にも負けてしまいかねません。

次の日も食欲なかったら、病院に行って相談しないと・・

と思っていたらその夜もうひとつの異変が・・・!!

普段あきたは僕と一緒に寝室で寝ています。だいたい僕の横に並んで寝て(冬は布団の上に乗ってきます笑)、気分によってたんすの上や床の上で寝てたりもします。
が、その日は夜中3時か4時くらいに、自分でドアを開けて洗面所の奥まで行ってミャーミャー泣きだしたんです!!

あきたは寝つきの良い子で結構朝までぐっすり、早朝に起こしてきたりもほとんどない、本当に手のかからない良い子なので、こんな夜中に泣き出したのは初めてで、しかも洗面所は自分からは普段行かない場所なので「何が起きた!?」と慌てました。

ベッドに連れ帰ってなでなでしていても、しばらくしたらまた洗面所の奥に行って泣き出します。

もう、イレギュラーな行動に不安でとーちゃんも寝れなくなったよ!笑

と、あわあわしながら朝を迎えました。

次の日は通っている動物病院が休診日で、でもごはんを食べないので待てないと、別の病院に行きました。
がんのこと、ちょうど他の先生の意見も聞けるなとも思い。

血液検査の結果、抗がん剤の副作用で白血球の数値がかなり下がっていることがわかりました。
抗がん剤の副作用で白血球が下がることや食欲減退は聞いていましたが、急激すぎる低下がちょっとまずいねと言われ、白血球の数値を上げる薬を処方してもらいました。

また、高カロリーの療養ウェットフードを病院で食べさせてもらいました。
シリンジ(注射器みたいなやつ)で(可哀想ですがちょっと無理やり)口に入れるのですが、先生曰く「食事できない子は口の中に入れても食べられない。この子は口に入れたら食べるから、しんどくて食欲が減ってるだけで、慣れてきたら食べるようなると思うよ!」とのこと!
良かった!!

療養ウェットフードや高カロリーちゅーるを買ってとりあえずは一安心しましたが、カリカリを食べない=ごはんに混ぜて食べさせていた薬も食べない、つまり自分で薬を飲ませないといけない!!
という新たな試練もでてきて、まだまだしばらくあきたととーちゃんの大変な闘病生活は続くのでした。


つづく

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