「十字架の丘」って名前、聞いたことありますか？

東欧バルト三国のひとつ、リトアニアのシャウレイという田舎町にあるその丘には、始まりは19世紀、約200年前からなんと現在も巡礼者や観光客によって増え続けている十字架が並んでいます。

その数、なんと５万本以上！！

写真にはとてもおさまりきらないその数に、ただただ圧倒されます。

手前の新しいのと奥の古いのとの色の差が、年季を感じさせますね。

なぜか全景の写真を撮ってなかったみたいで、wikipediaの画像を拝借してきました。本当に文字通り、丘に十字架がそびえ立ってるんです。

画像引用：wikipedia

ユネスコの無形文化遺産にも登録されている十字架の丘ですが、なんせ辺鄙な所にあるのがネックですね。

日本から直行便がないバルト三国の、さらにかなり辺境の地にあります。

丘のまわり、ひたすら田園地帯で家すらあまりなかったです。

この写真で、すこし周りの景色が見えますね。

シャウレイという街までは高速バスなどで行けるので、そこからローカルバスに乗るかタクシー、もしくはレンタカーでしか行けません。（シャウレイバスターミナルから車で20分くらい）
※バスは１時間に１本くらいしかないので乗り遅れに注意です！

人数が多かったらタクシーもアリですが、一人旅だった僕は迷わずローカルバスを選択。
そしたらなんとその時たまたま隣の席に座ったのが、イギリスに駐在している日本人男性でした！

まさかの奇跡に久しぶりの日本語で会話していると、後ろの席に座っていた人からも「日本人ですか？」との声が！！

彼はオランダ人の男性だったのですが、学生時代日本に留学に来ていたそうで、かなり流暢に日本語を話していました。

そんな日本語ペラペラのオランダ人男性と一緒に旅をしていたフランス人女性（この二人も前日たまたま知り合ったそう）と、４人とも次の目的地も同じだったのでそのままその日も次の日も一緒に旅をしました。

そんな面白い縁でみんなでまわったリトアニアの首都ヴィリニュス（Vilniusと書きます。発音めっちゃ難しい！笑）も、とても面白いエピソードがあるのでそちらもまた記事にしたいと思います！

ではまた！

Aug, 2018 Lithuania🇱🇹