フィリピン🇵🇭ひとり旅day2

2024年3月2日 19:46

１日目はこちらから💁‍♀️

長い１日を終えて昨日はぐっすりだった。でもフィリピンって30℃ぐらいなのに私の泊まるゲストハウス冷房なかったんやけどww暑くて何回か目が覚めた。鬼畜だな。

ちなみに屋上がバーになっててEDMガンガン。６回の宿泊客なんかうるさくて仕方ないと思う。わたしは５階なのでまあまあ低音は響いてくる。言わずもがな、騒音でも寝れるタイプなので問題はない。

今日は1５時〜ツアーに参加する予定だったので(昨日予約した)朝はのんびり。

朝ごはんは眠くて妥協して食べなかった。
朝シャワーを浴びてドライヤーは案の定ないので鬼のタオルドライでうまいこと回避?し散歩して目的地まで。

水と湿度と気温のせいで髪の毛はパサパサでまとまらない。どうせ汗かくからセットしても無駄だしね。(ドライヤーしてないのも大きいとは思うけど)
東南アジアで美容室が流行らない理由はよく分かるし、わたしは仕事だけじゃ無くて産まれた場所でさえ恵まれてるんだなあと思う。海外に行かなければわからなかったことだけど。

そんなこんなでとりあえず途中にありそうなマーケット的なところまで１時間くらいダラダラ歩いて近くでご飯屋さん探そうかなって思ってたんだけど意外と何もない。

マーケット、なんだこれ？みたいな感じで中もスカスカでお店もなく。

マカティは歩けばすぐご飯屋さんで、どこもハッピーアワー🍻みたいな感じだったからご飯屋さんには困らないかなって思ったけど周りに何も無くて確実に難民だった。

割と早々に諦めて海沿いの観光地まで行くことに。

すでに１時間弱歩いて(しかもサンダルのみで来たので足汗で滑るし足はわりと限界😵)けどお店もないので歩くしかない。

ちなみにフィリピン電線やばかった。なんか電気代が高いからこうやって盗電するんやて。盗電て。日本では考えられない。

海も見えねぇし店もねえじゃん〜〜〜！って頑張って歩いてやっとご飯食べにお店に入った

フィリピン料理屋さんでバーベキュー肉とご飯。見た目そのままの味する。美味しかった。

そのまま海沿いを歩いたんだけど柵みたいなのあって海沿いいけなかった。解放されてないのかな。

歩いていてもたまに右を見たら急に出てくるスラム街、みたいなところが多かった。流石に写真撮れなかったけど橋の下で寝てたり、そこで大量に溜まってる人間たちもいてすごい空間だなって思った。

そんなこんなでてくてく歩いてたら声かけられたんだけどこのタイプは初めてすぎて正直乗りたかったwww

トゥクトゥクとかに声かけられるのはまだわかるけどwwこういうのもあるんだw

そんなこんなでマニラ唯一の観光地イントラムロスを自転車で回るツアーに参加。竹のチャリが特産？なのかな？
広いので徒歩だと結構気合いいる。

自転車のサイズ合わせをして名前と出身国を軽く話して観光スタート。もちろん誰の名前も覚えれてない。なんであんなにも外国人の名前って覚えれないんだろう。(最近はどうせ覚えられないから名前を聞くのをやめてる。Youとかsheとかheでどうにかしてる。英語には主語があるから便利だよね)

歩きすぎて足きつかったからチャリありがた過ぎる。

マニラ大聖堂。
1571年に建てられた聖堂。迫力すごくてテンション上がった。
高頻度で結婚式やってるらしいw
マニラの有名な結婚式スポットなのかな。たしかに壮大で結婚するかってなる(?)

サン・アグスティン教会
石造りの教会としてフィリピン最古。マニラで唯一の世界遺産の歴史的建造物。

旧日本軍砲。英語の説明だからよくわからなかったんだけどとにかく日本という言葉がよく出てきたこと、そしてそれがあまりいい意味ではないということはよくわかった。

遺跡ってかっこいいなって概念で旅行してるんだけどこのイントラムロス地区の遺跡は昔の戦争時代に使われたもので、日本軍がフィリピンで大量虐殺をした場所でもある。

サンチャゴ要塞
この作りがただただかっこいいなって思ったから行きたかったんだけど、この要塞こそ日本軍憲兵軍本部が置かれていた場所。この地下部分で日本軍が拷問や虐殺を繰り返してたらしい。

結構写真も全部生々しかった。
この時は英語の説明で半分もわかってなかったんだけど、帰って調べ直して衝撃。

もともとスペイン占領時代に弾薬倉庫として使われていた空間らしい。
いつからか刑務所のような場として使われるようになって、川の満潮時にはこの地下牢には天井までいっぱいに水が入ってくる。
ここに閉じ込められていた人々は溺死するほかない。拷問され、衰弱し、餓死した人も多くいると言われている。

この場所で殺された人数は約600人。
そのほとんどがフィリピン人で、中にはアメリカ人もいたらしい。

彼らの遺骨は現在、水牢のすぐ近くに設置された十字架の下で眠っている。そこに記された碑文には、「日本軍の残虐行為によって」人々が殺されたと英語ではっきりと記されている。

日本の教育は、『されたこと』がメインで『してしまったこと』には力を入れてないように感じる。フィリピンに来なかったらこの事実は知らずに生きていたなろうな、とも思う。それでも日本人である私たちは、むしろすべての世界中の人たちは、されたこと、してしまったこと、その両方をきちんと受け止めて生きていくべきなんだろうなって思った。世界を旅するということは、世界と日本をよく知ることなんだろうな。

正直に原爆ドームを観光するアメリカ人ってどんな気持ちなんだろうって思ったけどその気持ちがよくわかった気がする。ガイドさんも気まずかっただろうな。

正直この戦争を調べれば調べるほど日本軍の非道さが分かる。アメリカ軍は最初は捕虜の確保を優先するが日本は味方であるドイツ、中立であるスペインまでも攻撃。市民から略奪、レイプ、もちろん慰安婦の存在まである(ベイビューホテル事件)やりたい放題。

知るということはとても大事だと思う。その上でフィリピンが親日国でいてくれるということは、賠償や日本からの大きな支援(至る所に日本が建てた建物がある)、先人たちの努力と広い心で成り立ってるんだなあと感じる。

うん、いい旅だった。

そんなこんなで最後はアイスをくれた