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最新調理テクニック紹介〈お米のクリスプ(ライスパフ)〉

一皿の食感(テクスチャ)にバリエーションを持たせることは現代料理のテーマの1つ。今回紹介するクリスプ(パフ)には魚介類や肉のタルタルに食感を足したり、野菜のピュレを絞る台として用います。

米  100g
水  400cc
味付け用の塩

米を水で煮て、お粥をつくります。余ったご飯でも同様につくることができます。

冷ましておくと作業が楽です。煮る液体を変えれば違う風味をつけることもできます。(例えばエビの出汁で煮ればエビ風味のチップスに)

お米の部分をすくいとってミキサー、またはフードプロセッサーにかけます。

オーブンペーパー敷いた天板に2mm厚に伸ばし、110℃のオーブンで2時間乾燥させます。あまり薄くしないように注意。

乾いた状態がこちら。水分が膨張して膨らむので完全に脱水しないことがポイント。かといって水気が残りすぎると上手く揚がりません。端の部分を割ってテストするのがいいでしょう。

適当な大きさに割ってから

190℃の油で揚げます。高温で揚げる理由は急速に熱をかけることで水分を一気に蒸発させ膨ませたいからです。

揚がったらクッキングペーパーで油を切ります。塩で味付けします。余裕があれば塩はフードプロセッサーにかけて粒子を細かくしておくと丁寧。

出来上がり。玄米でつくってもおいしいでしょう。米の活用法はもっとあると思うので、応用してみてください。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!