〈柿柚子〉の作り方

Twitterの方で簡単なレシピをたまに呟いているのですが、多くの「いいね」や「リツイート」を頂いたのがこの柿柚子です。古くからある料理で誰が考案したのかはわからないのですが、ポイントは柚子の白いわたの部分を混ぜることです。

材料はたったこれだけ。柚子1個、柿1個、砂糖が大さじ3です。柚子は半分に切ってから薄切りにして、種をとりのぞきます。ある程度、分厚くても大丈夫です。柿は皮を剥き、たべやすい大きさのくし形に切ります。

あとは和えるだけです。

冷蔵庫で3時間以上寝かせます。一晩でもいいでしょう。砂糖の力で柚子の皮がやわらかく、食べやすくなり、柚子果汁が柿に染み込みます。

出来上がり。柿の甘みで柚子の皮を食べる料理です。ポイントは柚子の白いワタの部分。ワタを混ぜ込むことでついたとろみが舌を覆うので、柚子特有の苦味を感じにくくする、という技法です。たまに(本当にたまにですが)どうしようもなく苦い柚子に当たることがありますが、その場合は仕方がないので、柿だけを食べて、お湯で薄めて柚子茶として飲んでください。

柿と柚子の相性はよく、柿のジュースに柚子果汁を加えてもおいしく仕上がります。旬の時期が微妙に重なる食材はまさに出会い物。冬のあいだに試して欲しいレシピです。

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樋口直哉(TravelingFoodLab.)

樋口直哉 作家・料理家 主な著作として小説『スープの国のお姫様』(小学館)ノンフィクション『おいしいものには理由がある』(角川書店)など。新刊『新しい料理の教科書』が1/17日に発売されました!

料理の基本

基本的な料理を丁寧に解説します

コメント2件

おいしそうなので、やってみますね!
リクエストなのですが、お弁当に入れてもおいしいおかず(冷めてもおいしいもの)を教えて頂けるとありがたいです。
特にお肉はお弁当で食べるとせっかく作ったのに全然美味しくなくてがっかりしてしまうからです。
お弁当用のおかずにお肉料理を入れると、硬くなるんですよね。僕、お弁当作るの好きなので、考えます!
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