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食と生活「撮影環境とヨーグルト作り」

ここのところ寒いですね。いよいよ、冬本番という感じです。

noteの写真は誰が撮っているんですか? と聞かれますが、もちろん自分で撮っています。冬眠前のリスが巣穴にセッセとくるみを集めるような作業が僕は好きなので、写真を撮ることは苦ではありません。デジタルカメラEOS Kiss X50は2011年のモデルで、ワイヤレスストロボが使えない、シャッター音が地味、ファインダー画面が小さいなどの欠点がありますが、なにせ1220万画素しかなく、今では1万円台で買えるようなカメラです。文句を言ってもしかたがありません。

このカメラの最大の利点は軽いこと(たしか550gくらい)です。左手でカメラを持って、右手で鍋を混ぜたりするので、軽くないと辛いのです。

それよりも大事なのはストロボです。料理撮影にはストロボが必須。極論をいえば安いカメラでもストロボのライティングがきちんとしていればある程度の写真はとれます。(多分)

僕は普段はスピードライト580exというキャノン純正のストロボを壁にバウンス(ストロボを壁に当てて、跳ね返ってきた光を使う)させて、逆光状態を作っています。もちろん、きれいに撮りたいときにはもう少しライティングに気を使いますが、とりあえずこんな感じの機材で撮影しております。撮影環境については需要があれば(あるのか?)今後、もう少しなにか書いてもいいですね。

ちなみにいつも下に敷いている板はIKEAで買ったバカでかいまな板です。いろいろなキッチンで撮影していますが、これさえ敷けばとりあえずの統一感は出ます。

1999円という安さ。板を買うより安いのはどんなカラクリなんでしょうか。

業務連絡ですが、先週のananのモノクロページにインタビュー記事が掲載されております。

note、cakesで活躍する料理家にインタビューということで、note、cakesの先輩の有賀さんの隣にこっそり出ています。とりとめのない話をまとめてくださったライターさん、編集者さんに感謝です。1時間話しても使える切り口は1個なので、雑誌のカラーや企画にあわせて選んでまとめるのはやっぱり技術が必要です。そう考えると「切り口」っていい言葉ですよね。料理も企画も切り口がすべてです。切り口がきれいな料理はやっぱりおいしいですが、企画は鋭いほうが褒められます。しかし、料理に関して言えば鈍い切り口の良さっていうのもあります。企画の場合は〈適度なゆるさ〉があってもいいですよね。鋭さとゆるさは相反するものではなく、両立するもので、比較すべきではないんでしょう。

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