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ニンジンとたらこ(明太子)の炒めもの

線切りの春ニンジンを炒めて、たらこで味付けするだけの簡単な料理です。たくさんつくっておいて、常備菜にもなります。(3〜4日くらいは持つと思いますが、保存期間は各自で判断ください)

分量は特にありませんが、ニンジンにたらこ+日本酒で味をつけるのがポイント。

4〜5月出荷量日本一の徳島県産の春ニンジンです。徳島県のニンジンはハウス栽培の砂地で栽培されており、強い甘味が特徴。甘いのでスープなんかに入れるときはちょっと苦労するのですが、ラペサラダなんかにするとおいしいです。

今回は細めの線切りにしましたが、もう少し太めでもおいしくできます。

シャキシャキ感を強くしたい場合はここで水にさらします。ニンジンが水を吸い込むと加熱時間が短くなり→結果としてシャキシャキに仕上がります。しかし、味が抜けるというデメリットもあります。とはいえ、ニンジンの甘さが嫌という場合は水に晒したほうが糖が抜けるのでさっぱりと……とまあ、答えが出ない話です。僕は水にさらしませんがお酒にあわせたり、大人に食べさせる場合はもう少し太めに切って水にさらす、ご飯のおかずにしたり、子供がいる場合は細めに切って水にさらさない、という感じかと思います。

たらこは包丁で皮から卵をとりだしておきます。だいたいニンジン小1本につきたらこ1本という割合。もう少したらこを増やすと酒のつまみ感が増します。

最大のポイントは日本酒大さじ1でたらこをほぐしておくこと。この料理、たらこの塩気と日本酒の甘味だけで仕上げますが、この日本酒がいい仕事をします。

オリーブオイル大さじ1を中火に熱し、ニンジンを炒めます。

たらこを入れたら色が変わるまで炒めるだけです。酒でほぐしてあるのですぐに混ざります。

出来上がり。たらこの塩味で味付けの必要はありませんが、醤油を少し足しても楽しめます。たらこがない! という場合は別に普通の卵を入れて炒めればいいのです。その場合は醤油を入れたほうがおいしいとは思いますけど。なんていうことはない料理ですが、憶えておくと重宝します。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!