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ぶどうの皮を早く剥く方法(あと桃も)

もう、ぶどうの季節ですね。ぶどうは紀元前3000年ほどから栽培されていた歴史のある果物。日本のぶどうは糖度が高く、生食に適しているのが特徴ですが、皮を剥くのが面倒という方も多いのでは?

今日のテーマは手早くぶどうの皮を剥くテクニック。

ぶどうの保存方法について。理想は小さな房に分けて、重ならないように冷蔵庫にしまうことですが、現実的には不可能なので、新聞紙かキッチンペーパーで包み、ラップをかけるか、ビニール袋に入れて保存します。ただし、収穫してから味が落ちていく果物ですので、なるべく早く食べること。また、冷たい状態よりも少し常温に戻したくらいがおいしいです。

今日はピオーネを用意しましたが、巨峰などでも同じようにできます。ぶどうは房からはずし、ひとつずつにします。房についていたがわの反対側に十字に切れ込みをいれます。普通に皮を剥くときも、こちらからのほうが剥きやすいです。

沸かした湯に十秒間浸します。すると十文字に入れた切り込みから、皮がむけていきます。

火が通らないように冷水にとりましょう。もう皮が剥けていることがわかると思います。水につけておくと味が抜けてしまうので、すぐに引き上げます。

要領としてはトマトの湯むきと同じです。同じように桃系の皮も湯剥きすることができます。今日はネクタリオンを用意しまし た。

湯につけ、冷水にとると......

こんな風に皮がむけます。

ところで日本以外の国ではぶどうは皮ごと食べるのが普通。外国人からはどうして皮 を剥いて食べるのか不思議に思われるようです。文化の違い、ですね。

撮影用の食材代として使わせていただきます。高い材料を使うレシピではないですが、サポートしていただけると助かります!