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誕生日の気づき

私は昔から、スケジュール帳が埋まってないと嫌なタイプだった。
小さなこともスケジュール帳に記し、今日はこれをやるんだ、というto doリストを書くのが好きだったのだと思う。

私の今年の誕生日は、特に予定もなく、雨予報だった。
なので、屋内のどこかへ息子を連れて行こうかな、と前日は考えていた。

ところが、前夜になって息子の体調が崩れた。
無理せずに今日はお家にいよう。
雨だし寒いしまあいっか、ぐらいの気持ちだった。

朝から粘土を丸めたり、
恐竜や車のおもちゃを全て出したり、
車やプラレールを走らせたり、
youtubeとディズニーをプロジェクターで観て、
お昼ね寝して、
ご飯食べて、
お風呂入って、
両親からのお誕生日ケーキを食べて、
絵本を読んで、おチビも読んでくれて、
ちゅーとハグを沢山して。

特別なことをしたのではないけど、
「あぁ、最高にスペシャルな一日だ。」
と、ふと思った。

どこかへ行かなくても、誰かと時間を合わせて会わなくても、ここに息子といる、ということの大切さと幸せをたっぷりと感じることができた日だった。

昔の自分では考えられない。

とにかくどこかへ行くことが好きで、誰かと会っているほうが楽しいと感じていることが多かった。
むしろ、家は気を抜くところ、寝るところ、という感覚。
だから、「家」という存在が、こんなに安心できるところだ、と感じることが出来たのは初めてかもしれない。

それも全て息子が気づかせてくれたこと。

最近はよく、昔の自分にとらわれなくていいんだよ、とよく息子に教えてもらっている気がする。

「親からの無償に愛」とよく聞くけど、私は、無償の愛をもらっているのは親だと思っている。

今日だけで、こんなに沢山の気づきをもたらしてくれた息子は、私への最高の誕生日プレゼント。
本当に、来るべきして私のもとへ来てくれた命。
新しい自分になれる勇気をくれてありがとう。
お誕生日おめでとう。

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