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旅程管理アプリ(WorldMate vs TripIt)

数年前に米国で買収担当をやっていた同僚が日本に来た時に面白いスタートアップが作ったアプリを見せてもらった中の一つに旅程管理のTripItがあります。

旅程管理アプリとは、航空会社やホテルからの予約メール(残念ながら、日本語はメジャーどころ以外未対応)をアプリの指定メールアドレスに転送すると旅程を自動的に作ってくれて、時間が近づくと教えてくれたり飛行機の遅れやターミナル変更などを知らせてくれたり、近くのホテルを探せたり渡航先の気候や通貨の計算や時差が確認できたりというものです。似たような機能がGoogle Nowにだいぶ取り込まれてますよねw

見せてもらった時にiOSの洗練されたインターフェースで、彼の西海岸から日本への飛行機やホテルの情報などが表示され、Google Mapとの連動など当時は感動モノでした。iPhoneではなくBlackBerryを使っていたこともありWorldMateとTripItをiPhone上で比べてみました。

WorldMateは、ハードウェア・キーボードで何でもこなすBlackBerry育ちな感じで旅行中の変更など全てをスマホ内で完結できますが、UIや効果音などがマニアックな感じになってます。


TripItは、優れたUIでPC側の入力・変更をスマホで参照するのに向いています。例えると秘書さんが手配した出張を渡航先で見て使うような感じです。出張中の予定変更には、スマホだけでは厳しくてPCが必要になります。

できる事は似てますが、開発の方向性が違う印象がありました。ただ、WorldMateもBlackBerryの衰退があるのでUIのオシャレ化に寄せています。Google Nowを始めとしてモバイルOSやSNSの機能に取り込まれやすいので今後の差別化は難しそうですが、出張が多い人にはオススメです。

ちなみにボクは予定が未定な出張というか、移動中にもフレキシブルな変更が多めなのでWorldMateを愛用しています。

WorldMate TripIt

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