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★267日後に軽キャン生活するぐっちー★「感謝」

皆さん、こんばんは。まだまだ夜は冷え込みますね、体調を崩さないように気をつけてくださいね。
本日の「感謝」をテーマにして記事を書いてみようと思います。
今回の記事は、執筆する中で、少し熱が入っております笑。


「感謝」とは

これを気に「感謝」の意味をもう一度調べてみました。
Wikipediaによると、
感謝(かんしゃ、英:Gratitude,thankfulness, gratefulness)とは、優しさ、贈り物、手助け、好意、その他の厚情を受けた人物がそれらを施してくれた贈り主に向けて示す、ありがたいという気持ちやその感情を表すポジティブな反応である。

とあります。納得の説明ですね。


「感謝」に対する疑問


この文字を見て不思議に思った人はいないでしょうか?
私は「感じる」+「謝る」という、この組み合わせに疑問を抱きました。
どうして「謝る」という字が使われているんでしょうか?
早速、気になって調べてみました。

こちらのサイトでは、以下のように解説されていました。
かん【感】

  1. 深く心が動くこと。感動。

  2. 物事に接して生ずる心の動き。感じ。

感という言葉は、「物事に接して深く心が動く」ということなのですね。

しゃ【謝】

  1. わびる。あやまる。【謝罪・陳謝】

  2. ことわる。【謝絶】

  3. 礼を言う。【謝礼・感謝】

  4. お礼やおわびを表す金品【月謝・薄謝】

  5. 入れかわる。【新陳代謝】

  6. 藉の代用字 いたわる。【慰謝料】

謝の漢字の成り立ちを調べてみると、謝は「言」と「射」でできています。「射」は矢を放つことであり、その結果、弓の緊張が解けることを意味するのですね。言葉に出すことにより、心の緊張が解けること。
ということは、「感謝」とは、物事に接して、深く心が動いたことに対して、言葉を射る=発するということです。


「感謝」について思うこと

おこがましくも「感謝」について日々考えていることを文字にしたいと思います。
私はついこの間、VIA-ISという自分の強み診断テストを受けてみたことがあります。24種類の強みの中から、自分自身が色濃く持つ特性を順番に示してくれます。
無料でできますので、気になる方はコチラから。

私の強み診断結果の上位5つは以下の通りでした。
1.審美眼
見落としがちな日常に特別さを見い出し、楽しみや感動を生み出す強みのことです。日常生活・自然・芸術・科学…などに対して、「美しい…」「素敵だな」という感覚を覚えることができます。
2.ユーモア
自分や他人も笑いをもたらし、人生の明るい面を見つめることができる能力のことをいいます。この強みを活かすことにより、グループを人間関係を構築したり、苦しい状況に対処したりすることができるようになります。
3.スピリチュアリティ
より高次の目標や意義に対して強い信念を持つことのできる能力です。この強みを活かすことにより、あなたは自分の信念に基づいた意義深い人生を送ることができるようになります。
4.創造性
従来とはちがった、斬新かつ適切な方法を思いつくことができる能力のことをいいます。ただし、単に独創的なだけではなく、現実的に役立つものである必要があります。
5.感謝
他の誰かの人柄や道徳的な行いの素晴らしさを正しく認識できる能力のことをいいます。この強みを活かすことにより、自分に起こったよいできごとに気づくことができるようになります。感謝することにより、あなた自身の内面にポジティブな効果を生みだすことができます。

「確かに」と思うものから「意外だ」と思うものまで、様々に感じることができました。その中でも5位に出てきた「感謝」は自分の中で「意外だ」と感じました。

逆に、この結果を見てから普段の生活を見つめ直してみると、私は意識して「感謝」をしている場面が多いことがわかったんですね。
また、八木仁平さんの『世界一やさしいやりたいことの見つけ方』の中には「普段イラッとする他人の行動や思考=自分の強みや才能である」とありました。まさに「感謝できない人」に対して私はイラッとしてしまうことが多いことにも気づきました。

私は普段から、お世話になっている人やコンビニのレジの店員さん、いろんな企画や運営をしてくれている人、私と話してくれたり出会ってくれた人に、細かいことでも「ありがとう」と伝えることを意識しています。
私は「ありがとう」と言葉で伝える=「最も簡単にできる最大の良いこと」だと思っているので。


ですが、私は「ありがとうを言える日本人が少ないのではないか」と問題視しています。これは私の肌感ですが、普段レジに並んでいる時に前の人が会計をしているのを見たり、自分が接客の仕事して会計をするときに「ありがとう」と口に出している人が少ない気がしています。

たった5文字なんです。言えるでしょ?笑

でもこれは日本人が「日常の様々なことに対して、何かをしてもらうことを当たり前だと思いすぎている」のではと感じています。(チップの文化もないですしね。)

日本は世界的にも電気・水道・ガス・交通・日用品…様々なインフラが高いレベルで整っています。
しかし陰でそれを整備してくれている人たちの存在を意識することは極端に少ない。むしろ、その人たちのことを下に見ている人たちもいる。
実際私も、仕事をしている中で「自分の都合しか視野になく、相手に感謝を意識する余裕がないんだな」と思う上司やお客さんがいます。それは何か細かいトラブルがあったときに、必要以上に責めたり、安易に感情を荒立てる人。

人間というのは今まで過去さまざまな争いをしてきました。そして現在も。
それらの争いがゼロになることはないでしょう。
その理由は相手に対して「感謝」よりも「怒りや憎しみ」の割合が多いから、または「人を気遣って喜ばせたい」気持ちより「自分の都合を押し通したい」気持ちが強いからではないでしょうか。

日本人が「ありがとう」と言えない今の日本の状況は、ある意味「争いに発展する前段階」だと言えるのではないでしょうか。「怒りや憎しみ」だけでなく、「感謝」すら芽生えない。「感謝」が少なければ何か不都合や傷つけられた時に「怒りや憎しみ」が表出しやすくなる。

逆に言えば、常に「感謝」を意識することができれば「怒りや憎しみ」を制御できる。平和は感謝がある状態であり、戦争は感謝がない状態。
国単位から人単位で考えたときに「感謝」は良好な人間関係を作り出す。そう信じて、私はこれからも「ありがとう」という言葉を使っていこうと思います。

この記事が誰かにとって「感謝」について考えるきっかけになりますように。
読んでいただいて、ありがとうございます!

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『失って初めて気づく』

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