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独自の戦略を備えた高難易度アクション『奈米使徒計劃』

※内容はデモ版に基づいています。
『奈米使徒計劃』(ナノ使徒計画)は高速のアクションとなめらかなドット絵アニメが特徴的な高難易度ボスラッシュ型アクション。グラフィック・操作性ともに非常に良好で気持ちよく、感染とパーフェクトガードが他にない面白さをもつ優品だ。

研究施設の地下深くで一人の少女が目覚めた。後にアニータと呼ばれる彼女はここがどこなのかも分からなかったが、すぐそばにいたナノロボット「小黒」(黒ちゃん。命名:アニータ)が彼女を導き、護ってくれた。そしてこの人体実験施設から逃れるため、アニータは凶悪な敵と対峙する。

近接攻撃とガード・回避を主軸に立ち回る戦闘はかなりのハイテンポ。一撃もらえば体力を半分以上もっていかれることも珍しくなく、スリリングな戦闘が楽しめる。攻略の鍵となるのは射撃とガード。射撃が命中すると敵は感染状態になり、この時出現するゲージを近接攻撃で最大までためれば大ダメージ + 少量の体力回復となる。ただし射撃は近接攻撃で画面左上のゲージをためる必要があり、スタックできるのは3発まで。直接のダメージソースというよりは感染や破壊ポイント看破(後述)のためのトリガーとして使う。

イベントシーンでは立ち絵が表示され、ドット絵とは違った一面が見える。
イベント中の一枚絵も豊富。

特定の条件を満たすと一時的に破壊ポイントが表示され、この時攻撃を当ててからボタンを押すと大ダメージの突撃を行える。通常の攻撃ではダメージが通りづらいので、この破壊ポイントをいかに見つけるかが重要になる。敵の攻撃を直前でガードするとパーフェクトガードとなり、これも破壊ポイントの発見につながる。また、パーフェクトガードで敵弾をはじき返すことも可能。ただし警告が表示される攻撃はガード不能。回避と使い分けよう。

敵の動きを把握して立ち回る高難易度のアクションゲームだが、戦闘の主眼は感染と破壊ポイントへの突撃にあり、王道の魅力と斬新さを兼ね備えた新しいゲームになっている。システムを理解しないうちはやたら敵が固いゲームだと思っていたのだが、射撃で感染状態を維持しつつ回避とジャストガードを使い分け、破壊ポイントへの突撃を狙っていくと苦戦していた敵も比べものにならない速さで倒すことができた。研究と再戦が非常に楽しいゲームだ。

また、アニメーションのなめらかさと格好よさも際立っている。動きが本当に格好いいゲームなので、ぜひとも動画あるいは直接のプレイで確かめてほしい。また、幕間にはアニータのお兄さんにまつわる物語があり、アニータの視点とリンクするようになっている。実はここが最も強烈な部分なのだが、ここではあえてふれない。つづきはキミの目で確かめてくれ!(いにしえの文化)


毛绒天使疗愈人生(Furry Angel Take In)
「社畜」な俺/私とケモ耳天使な彼女の癒しのひととき。かわいいボイスとヒーリングミュージックで脳が溶ける。実写の背景とイラストをうまく組み合わせていて、没入感ある日常が楽しめる。「没有NTR。没有NTR。没有NTR!」(NTRはありません!)

面具之下(Under The Mask)
冥界からの帰還者となり、魂を込めた仮面を作り出すデッキ構築型カードゲーム。ダイスロールによって選べる仮面や発生するイベントの数が決まり、作った仮面を戦士にして敵と戦う。魔術的なデザインが魅力。

化身大唐(Eastern Tactics)
架空の唐王朝を舞台にしたSRPG。マップ上でドラマが展開する昔ながらのスタイルで、登場人物はそれぞれ化身と呼ばれる超越的な存在とともに戦う。