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チームナックス5デメンションズⅡは、ここから始まった。

 先日チームナックスソロプロジェクト3番目の大泉洋リサイタルのもようを書いたけれど、ずっと書こうと思って温存していた、トップバッターのチームナックスリーダーこと森崎博之さんのイベントをご紹介するね。
 気づくと何とほぼ一年経っていた。池袋は、サンシャイン劇場で2023年の2月18日から26日まで行われたよ。
 タイトルは、「Hiroyuki Morisaki AGRIman SHOW」。5人のメンバーのうち、リーダーだけが大好きな北海道に残って、役者もやりつつ農業タレントとしても大活躍。農業に関するテレビ番組もやっている。
 北の大地に大きな愛を注いで、そして他のメンバ―が北海道に帰って来る時には、両手を広げて迎えてくれるよ。
 とは言っても、ナックスは今でも北海道でテレビのレギュラー番組を持っているから、頻繁に帰ってはいるのだけれど。
 さて。
 いったい5人それぞれのソロプロジェクトはどんなことを企画しているのだろう? どんなエンタメを見せてくれるのだろう? とわくわく。そして、一番手のリーダーに5人の運命がかかっているような気がして。最初の責任は、重大・・・。
 しかしながらそこはリーダー、しっかりとこなし、皆をあったかい気持ちにさせてくれたよ。
 タイトルにもあるように、農業に関する知識をたくさん教えてくれたのもさながら、全体をまとめるテーマに沿って、ブレイクしながら芝居が進んで行く。これが今の農業が抱える後継者問題などにも触れて、とってもリアル。そうしてリーダー演じるお父さんが、地に足ついていて良いんだ、また。
 不器用ながらも、娘さんのことを愛していて、それが伝わってくるのだけれど、それでももう一つ素直になれないもどかしさもきちんと演じられていて、見ている方も感情移入しちゃう。娘さんも、ちょっと意固地で・・・。
 リーダーには、まだ小さい娘さんがいるから、きっと大きくなったら、「父と娘」の葛藤も経験するんだろうなぁ、なんて思いながら見ていたよ。


会場に入ると、ど~んと積まれた北海道のジャガイモの箱。その数に圧倒された。

 演劇の他にもマジックとか農業に関するコーナーとか色々あって本当に盛りだくさん。飽きさせない(飽きるわけがないんだけど)工夫が、あちこちに。
 意表をつかれたのが、ビンゴ大会だね。あらかじめ全員にビンゴカードが配られていて、ビンゴになったらいったいどんな良いことがあるのか、と期待でワクワクしながら読み上げられる数字に耳を傾ける。
 なんだか言われる度に、カードに穴が開いていく。もしかしたら、早々とビンゴになるかも、とさらにエキサイトして・・・。
 やった!
 ビンゴだ!
 と思った瞬間、歓声が。
 あれ。
「なんと全員当たるようになってるのよ~」
 みたいにリーダー。
 そう、全員が同時にビンゴになったのでした。それって、なんだかすごく楽しかった。自然と一体感が生まれたし、ちょっとしたり顔のリーダーもかわいかったし。


そしてこれがいただいたお土産のじゃがいもだよ。もったいなくてずいぶんと保存していたけれど、食べたらほくっとして美味しかった。そして当然、緑の紙は永久保存、ね。

 改めて、チームナックスのリーダーは、森崎博之さんでなければ、と思ったよ。この愛情深く、両手ですべてを包んでくれそうな包容力は、他のメンバーのみならず、私たちファンまでも、
「おい~、会いたかったぞぉ~」
 と満面の笑みで迎えてくれるから。
 ソロプロジェクトの第一弾は、リーダーでなければとも思った。ここで、明るい雰囲気を作ってくれて後に続くメンバーへ繋げてくれる大切な役。
 ナックスのメンバ―は、北海学園大学への入学順に番号がついているんだけれど、順番から言ったら次は「2」の安田顕(サブリーダーでもある)さんのはずだけど、第二弾は「3」の戸次重幸さんだったし、必ずしも「1」だから最初ってわけでもなかったと思う。
 なおさらに、最初がリーダーで良かったと思うわけで。

 流行り病もそろそろ翳りを見せてきたかも、と思わせる時期だった去年の2月。ようやくリーダーへの思いを書くことができて良かったけれど、まだまだ5デメンションズは続く。
 とっても楽しみだ。そして、その後はまた5人全員揃って、舞台に立ってね。


最後に映し出された映像だよ。サンシャイン劇場を去りがたく、ついつい後ろ(ステージ)を振り向きつつ、会場を後にしたのでした。


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