幽玄の場所まで~京都伏見千本鳥居~

こんにちは、ご無沙汰しております樹咲(@RiyokoKisaki)です。

なんだかnoteを書くときにはいつも自然災害の脅威が迫っている時な気がします…。それだけ今年、異常気象、自然災害が多いということでしょうか。大きな被害がないよう祈っております。

さて、リフレッシュ休暇をたっぷりいただいた後は仕事に忙殺されており、遅くなってしまいまい申し訳ございません。
あの夏の暑さはどこへ…というような、もう紅葉するんじゃないの?という気温の中、今回は外国人にも大人気の京都スポット、伏見稲荷をご紹介したいと思います。

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千本鳥居で有名な伏見稲荷

伏見稲荷と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、緩やかな上り坂に鮮やかに何本も連なる幻想的な風景だと思います。

朱色の鳥居が続いていくあの景色は、幻想的で、ちょっと怖いような雰囲気さえありますよね。

そんな千本鳥居ですが、その先まで行ってみたことがある方は意外と少ないのではないでしょうか?

実は私自身、何度も訪れているものの登ったことがなかった稲荷山。
今年は年始に京都に滞在していたこともあり、その日は神事が行われるということも知りまして、初めて稲荷山に登ってみることに致しました。

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本殿は人でいっぱい!でも登って行くと…

伏見は駅から初詣の人でいっぱい。本殿へお詣りするまでの道のりは大混雑です。
この日は大山祭。稲荷山の御膳谷の御饗殿にある霊石の上に神饌をお供えした、という故事に基づき、正月5日に行われる祭礼なのだそう。

本殿での行事はちょうど終わっておりまして、御膳谷の祈祷殿を目指すことにします。

本殿でのお詣りを済ませ千本鳥居へ。
私もお詣りで来たのはこの千本鳥居を抜けたあたりまででした。

千本鳥居を抜けると、途端に人が少なくなります。ここから先は、登ってみようと思われたらしき人ばかり。外国人の方が多いです。皆さんぐんぐんと上を目指していきます。

往復で大体3~4時間かかるという稲荷山。
人がどんどん少なくなり、曇り空でヒンヤリ、周囲の景色が森であまり変化がないため今どのあたりなのかがわかりません。

あと上までどのくらいかかるんだろう…

そんな不安を抱き始めた頃、景色が変わります。

目の前に広がる池、鳥居のある石塔。
そして…ゆらゆらとロウソクの炎が揺れる熊鷹社。社の向かいにある新池は、行方知れずの人を探す時に池に向かって手を叩き、こだまが返ってきた方向に手がかりがあると伝えられているのだとか。

怖いという感覚と同時に、この浮世離れした幻想的な光景に、“なにか”の力を感じずにはいられませんでした。

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さてここからまた更に上を目指していきます。

いよいよ人も少なくなってきた頃、いい香りが漂い始めました。お茶屋さんが登場です。そのお茶屋さんの前には荒神峰。空が広くなり、景色が開けてきました。

そして四ツ辻へ。森が開け、視界には京都の街並みが広がります。


お茶屋さんが集まっているこの辺りには、たくさんの人が休憩しておりました。

…皆…一体どこにいたんや…!

と思いながら、私も少しだけ休憩。風に乗ってお店から流れてくる温かそうな美味しそうな香りに引き寄せられそうになりつつ、大山祭の山上の儀が執り行われる御膳谷へ向かいます。

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神聖な領域

もちろん、大社のある稲荷山全体が神域、という前提はございますが。
御膳谷は「谷」という名の通り、地形が少し変わります。深いところから神様のいる場所を仰ぐ感じ。不思議な場所でした。

儀式のための準備がされていき、始まりました。

正直、神事を後ろではなく横から拝見するので何が行われているのか後方席ではわからなかったのですが、一年を始めよう!というお正月、登らなければ拝見することのできない、貴重な神事を体験することが出来ました。

神事が終わった後はお神酒と蔓(かずら)をいただきました。

この蔓、本来は首飾りのようになっているのだそうですが、ちょうど私の前の方で終わり…。小さいものをいただきました。

神事を終え、長時間座りっぱなしで体が冷えきってしまったのでお茶屋さんへ駆け込みました…^◇^;。

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俳優・西村和彦さんのご実家が営まれている「仁志むら亭」へ。
ここはアツアツのものが食べたい!と鍋焼きうどんを。


冷え切った体に、鍋焼きうどんの熱さが染み入ります…!

以前アド街ック天国で西村さんが「毎日伏見の山を下りて通学、登って帰っていた」と仰っていたのですが、まさかこんなに大変な道のりだったとは…!と体感して驚きました。足が鍛えられますね…!

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さてあと少しだった、伏見稲荷の山頂である一の峰。

残念ながら寒さと疲れ、山頂を目指すと下山時は日暮れとなって、一人なので危ないかもしれない…と思い、この日はご飯をいただいて下山致しました。

少しずつ夕方に近づいていく伏見稲荷は、昼間とはまた少しずつ違う顔を見せてくれていました。

ちなみに裏京都、と言われるいくつかの話の中には、伏見稲荷に関する怖いエピソードもございまして…それはまた、このnoteの趣旨とは違うので、気になる方はご自分で調べてみてくださいね。

私は四ツ辻までは概ね1時間、四ツ辻から御膳谷までは20分ほどかかりました。お天気の良い日は四ツ辻から見える京都の景色がとても美しいと思います。

観光で時間を細かく決めているとなかなか上まで登ろうという時間的余裕はないかもしれませんが、大社・千本鳥居以外の「伏見稲荷」を体感したり、ちょっとしたハイキングをしてみるのも楽しみ方の一つ。

進むたび、本当に「力」を感じる稲荷山。
ぜひ大社のみならず、千本鳥居を抜けた「世界」まで、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

遅くなりましてすみません!今回もお読みいただきありがとうございました。次回京都マガジンは10/13(土)を予定しております。
※仕事都合のため、次回より年内いっぱい隔週土曜日更新とさせていただきます。

☆ゆるっとした旅行記や日常を綴っているブログも、どうぞよろしくお願いいたします☆


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樹咲リヨコ

旅行と宇宙が大好きなフリーランス。宇宙兄弟公式サイトでライターも。京都や宇宙兄弟、時々フリーランス忘備録を書きます。宇宙兄弟メシ http://cakes.mu/series/3829 WEB Site https://treesgarden.com/

京都でゆったり休日を。

京都好きによる京都の紹介や魅力を語っています。年内いっぱい隔週土曜日更新とさせていただきます。
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