見出し画像

あなたが口にしている○○って実は…

こんにちは。

今日が提出日だったペーパーも無事に出し終えることができ、とりあえず今は切羽詰まっていることもなくリラックスしている最中の私です。


そのペーパーがなんの授業の提出物かというと、食物倫理の授業


その授業では、


これを食べることはいいこと?オーガニックって本当にいいことなの?どうして豚は食べていいのに犬は食べちゃいけないの?


とかいう話し合いをします。哲学のくくりに入っていますね。


今日はこの授業で扱った、The Omnivore's Dilemma (著: Michael Pollan)という本について紹介したいと思います。

和訳はまだ出ていないようで残念ですが、機会があればぜひ読んでみてほしいと思った一冊です。



❀目次✿

①トウモロコシまみれの私たちの食生活

②オーガニックの様々な定義

③筆者が最終的に勧める食事の態とは



①トウモロコシまみれの私たちの食生活


この本はまずアメリカでトウモロコシがどのように栽培されていて、

それがどのように私たちの食生活に強く根付いているかというお話をしています🌽


例えば、私たちは毎日、そのままでは食べられないやばめの種類のトウモロコシを無意識に摂取しているそうで。


クエン酸、乳酸、グルコース、果糖、でんぷん、など

原材料チェックする習慣のある人にとってはおなじみの食品添加物は全てそのトウモロコシからできているそうです🌽🌽


また、アメリカ牛の多くはそのようなトウモロコシを餌として与えられているそうです🌽🌽🌽

牛の本来の食事は草のみとなります。

長い間それしか食べてこなかった彼らの食生活を変えることは、彼らの健康に害を与えることになります。


実際多くのアメリカの畜産牛が病気にかかっています。


そしてその病気を「治す」ために、彼らに抗生物質を与え、更に健康に害を及ぼしてしまう…

このエサの変化によって死んでしまう牛もいるそうです。


エサの内容を変えられてしまうだけで命に関わってくるなんて、

アメリカ人のクラスメイトはこの行為を「動物虐待だ」と表現していました。


また、そのトウモロコシを育てる農家も遺伝子組み換えされた、

自分たちでは繁殖できない(しかしトウモロコシ自体は大量生産できる)トウモロコシの種を大企業(例:モンサント社)から購入するといった、

完全に依存型の農業になってしまっているそうです🌽🌽🌽🌽


しかも、農家が赤字になったらさらにトウモロコシを生産するをえず、

結果トウモロコシの値段がさらに下がり、更に赤字になる…という負のサイクルにはまってしまっているそう。


よく使われる添加物も、普段多くの人々が摂取するお肉も、

トウモロコシなしではもはや考えられない状況にある現在の食状況。


個人的に、筆者が人々のことを「トウモロコシのコアラ」と表現していたのが印象的でした。

(日本語だとなんだか可愛らしく聞こえてしまうのは気のせいか)



②オーガニックの様々な定義


この本は次にオーガニックについて、筆者の体験も交えながら語ってくれます。


オーガニックといえば、基本的に化学物質を使っていなくて、自然に近い状態で…

といった肯定的なイメージを持つ方が多いのではないかと思います。

私もそうでした。

アメリカではUSDA認定、日本ではJAS認定されていればとりあえず良いものだと。


ただし、実際の状況はかなり私たち消費者が思い描くものとは異なっているようです↓↓↓


・「私たちの鶏舎では、鶏一匹一匹に名前が付けられています!これはロージーという鶏が産んでくれた卵です!」

→実際行ってみると、そこにいる鶏全員ロージーという名前だった


・USDAの規定で、鶏はちゃんと草むらの上で生活できてなきゃダメ的なルールがある

→その期間が設けられていないので、と殺される前の1週間だけ”放牧”する農場もある(鶏の一生涯ではない)。それでもUSDA認定されている。


・オーガニックでも、その商品を大量生産(?)できないようならいくら生産過程がよくてもUSDA認定されない


上記が私が本の内容で覚えている例になります(もっとありましたよ!)


また、化学物質が生産過程に入ってしまっていても、自分たちの商品を

beyond organic (オーガニックを超えたもの)」

と表現する農家の方もいました。


その方は、飼育する鶏のエサは農薬を使っている近所の農家から購入していると言います。

そうやって自分の農場で使うものは近所で調達し、自分の農場の生産物も近所の人に買ってもらうと。

とにかく、どこか遠くへ配送するということはしないそうです。


なぜかというと、配送するということは化石燃料を使うことになるから


「化学物質を使っていないとかいって実際は石油まみれのオーガニック食材なんて買わないし、自分の商品もそんなものにしたくない」

と。

沢山の要素がある中で、優先順位をつけることが大切になってくることが見えてきます。


③筆者が最終的に勧める食事の態とは


最終的に筆者は、「Perfect Meal」というものに言及していました。


Perfect Meal:食べ物の生産地と生産過程がきちんと把握できる食事のこと


お肉を食べる時も、加工食品を食べる時も、

「これは何でできているの?」

「どうやって作られたんだろう」

と問い、それに答えられるような食事をとりましょうということですね。


加工食品は加工途中でその材料の大半の栄養が失われてしまっているので、

人工的に栄養を後から付け加える場合が多いです。


お肉も、生産所によってかなりむごい殺し方であったり、育て方がなされています。

例えば、

牛であれば、足首が自分たちの糞で埋もれているような環境で生活させられていたり

鶏であればよくある洋書の4ページ分の広さのケージに6匹で詰め込まれて、肉がケージにのめりこんで出血したり共食いをしてしまったり



自分が食べるものがどんな過程を通じて今、

食卓に並んでいるのかを理解する。


それが筆者のいう Perfect Meal であると思います。


まとめ

もともと私は中医学や美容に興味があるので普段から原材料チェックするくせや、オーガニック商品をなるべく買おうとする習慣があるのですが

この授業をとるまでこんなにもオーガニックの意味が多様であるとは知りませんでした。

JAS認定でなくてもそれ以上に環境にやさしい商品があったりするんだなあって。

自分の中での最優先事項はなんだろう?

ということを明確化しながらこれからもQOL高めに生活していこうと思います。



❀まい✿


P.S. 改めましてハッピー令和❀✿平成さん、大変お世話になりました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?