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若手社員はどういった働き方を  望んでいるのか

働き方には様々な形がある。

給料を多くもらうために長時間労働も辞さない、給料は低くてもいいから、定時で帰りたい、
給料を多くもらうために、特殊なスキルを手に入れる、時間内で効率よく働きたい等目的やテーマは人それぞれである。

その中で、今の若者はどういった働き方を望んでいるのか。


ジャパンネット銀行が若手社員が嫌いな働き方について調査を出している。

調査によると、「あなたが嫌いな働き方は?」(回答数:556)という質問で


1位は「体育会系派」(61%)、
「頭脳派」14%、
「地味にコツコツ」14%、
「クリエイティブ派」11%。
という結果になった。
体育会系とは一言で表すことはできないが、一般的に上下関係が厳しい、声が大きい、
精神論や根性論で解決理論で解決、数字がすべてといった会社などまた、社内イベント等が多いといった印象である。


スポーツ界等で精神論や根性論が通用しなくなったとは言われているが、結果を出している人は根性があり、精神力の強い人だ。
問題なのは、水を飲ませないであったり、うさぎ跳びといったむしろマイナスにはたらくものは排除なければならない。企業においても、今までやってきた、私たちの時代は………といった形で片づけるのではなく、
具体的なプランや方法、意義を説明し、どういったプラス効果がはたらくかを説明出来なければならない。そうしなければ、若者は「体育会系」だからと離れていく。


この情報化社会の少子高齢化社会で、重要となるのは「人材」である。


意外なのは、「頭脳派」や「クリエイティブ派」が合わせて1/4もいるという結果である。自分で考えて分析・行動・実行・決定するといった働き方は経験の少ない若手社員にとっては重荷に感じるのだろう。ある程度、研修、教育がしっかりしているといった企業に魅力をかんじるのであろう。



また、「あなたはどのワークスタイル?」(回答数:539)という質問が行われたところ


「楽したい手抜きワーカー」49%、「楽しい学生ノリワーカー」24%、「効率重視の時短ワーカー」17%、「全力ハードワーカー」10%であった。
仕事をどうとらえるか、一つの書類をチェックするにしても、肝となる数字だけをチェックするか、学校と同じように上から言われた通りにチェックするか、書類の中身まですべて読み込みチェックするかは三者三葉である。
しかし、若いうちは無駄と思えることもすべきであると思う。なぜなら、世の中のものはすべて無駄だからである。


無駄を無駄と片づけてしまうのは簡単だが、無駄にこそ価値があるのだ。若いうちに様々な無駄を経験しておくことで価値が出る。
若手社員がこれを理解するにはやはり時間が必要だろう。