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数字に強い人とは?       誰でもなれる方法を解説



ビジネス社会の中で、「数字に強い人」は重宝される。とよく言われていますが、理系出身、数学が得意だった、暗算が得意、電卓をたたくのが速いなどと想像してしまいがちですが、

ビジネスにおける数字に強いとは、数字の意味が分かり数字を使ってモノを考えられる人

数字を理解できる、数字を使って説明・説得できる人、もっと言えば、数字を作れる人です。

かみ砕いて説明すると、ある数字や数値、データを見たときに、「なるほど、こういうことを表しているんだな」、説明・プレゼンするときに、「この情報はこの数値とデータで表せそうだ」と考え理解できる「数字と言語が合わさった人」です。

では、数字に強くなるには?どうすればよいか。ご紹介しましょう。


 

普段の仕事の中で、数字を使って考える、数字の意味を考える、その「習慣づける」ように心がけましょう。

具体的には、日々の仕事の中で、一つの仕事・作業を終わらせるのに必要な時間や重要度などを数字で説明できるように把握してみましょう。また、仕事の優先順位や担当する取引相手の優先順位等をつけてみましょう。取引相手の契約金額やクレーム数、電話・メールの回数など数値化し、説明できるように分析してみましょう。そうすることで、今現在している仕事をよりうまくスムーズに回すことができ、負荷のかけ具合といった目に見えづらいところまで数値化でき、引継ぎや部下への指導もうまく行うことができ、ラクすることもでき、出世へも近づきます。

今現在、行っている仕事があまり数字に関係なく、今後のビジネスマンとして「数字に強くなりたい」と思い、経理や財務といった部門に異動や転職を考えてしまいがちですが、今行っている仕事も角度を変え、違った視点で捉えれば、数値化することができるのです。

 



【考える習慣をつける】

仕事の中で、契約金額や原価、原材料等今まで仕事をしている中で、フォーマット化され、エクセルや使用しているソフト、インターネットで調べればすぐに出てくると思います。

しかし、一度自分の頭の中にある情報だけで算出してみましょう。

面倒くさい、忙しいのに思うかもしれませんが、この数字に何でなるのかを考えてみることで、納得すれば、顧客に対して論理的に説明することができますし、納得できないのであれば、改善の余地があるということですので、売上UP、利益率UPに大きく貢献することができ、社内評価を上げることができます。今ある仕事のなかで社内で決まっている数字がなぜその数字になっているのかを考えることで数字を作るための考え方、とらえ方を学べ、自分で数字を作れるようになれます。

  


数字を作る視点をもち、どういう数字が必要か、その数値を上げるためには何を優先して取り組めばよいか、その数値にどんな意味があるかを考え、習慣化することができれば、

数字に強いビジネスパーソンになることができ、回ってくる仕事の質を上げることができ今後キャリアアップに役に立ちますので意識してみましょう。