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【旅育のススメ】オーストラリア ブリスベン(最終回) 旅はおわり、そしてつづく

さやです。ついにオーストラリア旅行記も最終回です。
最終日に訪れた「クイーンズランド博物館」と旅の振り返りを書きます。

前回までのあらすじはマガジンをご覧ください。


・クイーンズランド博物館

最終日のブリスベンは、予報通り「雨」。もともと悪天候を想定しクイーンズランド博物館へ行く予定にしていました。

朝ごはん。オーブンの火加減が難しく、パンが致命的に焦げた
曇天、いまにも降り出しそう

久々の曇り空は涼しくて快適でした。朝から散歩を楽しむ地元の人々は、すれ違うと「おはよう」と声をかけてくれるフレンドリーさ。泊まっていたホテルでは、エレベーターで降りがけに「How's the view from the 6th floor?"(6階からの眺めはどう?)」と聞いてくれる人もいて、ほっこりしました。

日本(とくに東京)では、見知らぬ人との会話はとても少ないので、こういうちょっとしたフレンドリーなやり取りは、いい旅の思い出になります。

ホテルから博物館のあるサウスブリスベンまでは、川を渡ってすぐ。でもこれが、運転慣れしていない身には大変トリッキーでした。右折禁止、工事規制、進入禁止などに翻弄されて、1時間近く同じ場所をぐるぐる…やっと橋を渡れたときにはホッとしました。(後ろで子供たちは爆睡)

やっと博物館に到着(地下に駐車場があります)
右上:レゴのダイナソー(レゴのジュラシックパーク展をやってました)

嬉しいことに、博物館は入場無料。特別展や"Spark Lab"(サイエンスラボ)など有料エリアもあります。雨のせいか、幼児連れ家族がたくさん訪れていました。エントランス入って奥はお土産屋さんになっていて、素敵な商品がたくさんありお土産を買うのにぴったり。"Spark Lab"は、受付のお姉さんが「今日は激混み(Packed)だからやめたほうがいいわよ」と親切に助言してくれ、言葉の問題もあるので、断念しました。

個人的な感想ですが、常設展は規模・内容ともに、上野の「国立科学博物館」のほうが充実しており、満足度が高いと感じました。
日本の博物館の良さを再認識できました。

自分だけの「オリジナルの虫」をデザインするアクテビティ
パーツの色を選び、名前をつけると上部スクリーンで羽ばたきます

・カフェでランチ…でもコーヒーがこない

ランチは館内2階のカフェで。軽食、サラダ、サンドイッチなどいろいろあり、各自好きなものを選びました。

左上:オーストラリアにきたのにパイを食べてなかったのでビーフシチューパイ。
お肉ごろごろで美味しかった!

ここで、夫が頼んだホットコーヒーが来ていないことに気づきました。

ここで突然ですが…
<トラブル乗り切り英語③>
 

Hi, I ordered hot coffee about 15 minutes ago, but I haven't received it yet.(15分くらい前に頼んだホットコーヒーがまだ来てないんですが…)

カフェはランチ客で混雑しており、長蛇の列。そこに割り込むのは勇気が要りましたが、遠慮していると永遠にほしいものが手に入らないのが海外。レジを打った人は私の顔を覚えていないようで、"Did you receive a number?" "Have you given your name?"など確認されました。番号も受け取ってないし名前も伝えてないと言うと、ドリンクセクションに伝えて、コーヒーを席まで持ってきてくれました。(ドリンクは番号札をもらって、待つ仕組みだったよう)

・旅の最後は

旅の最後は…やっぱりウールワース!笑
子どもたちが旅の疲れが出ているようだったので、雨のなか郊外までドライブしました。フードコートの和食店で早めの夕食にし、ウールワースで最後の買い出し。翌日の朝食用の果物とパンのほか、子どもたちに「好きなだけ買っていいよ」と伝え、グミやチョコ系のお菓子をどっさり買いました。

右上:ラーメンとあったけど、見た目も味もうどん
右下:シナモンとレーズンの菓子パンらしきもの、甘さ控えめで美味しかった
左上:リバービューが美しい、アパートメントホテル
お世話になりました

・「旅育」について考える

5人での初・海外旅行。いろいろな意味で無謀と思えた旅でしたし、思うようにいかないこともありました。
それでも私が「旅育」などと子連れ旅にこだわるのは、

・非日常空間に身を置くことで、「好奇心の種」を見つけられるから
・現地に行かないとわからない経験=「First-hand experience」が得られるから

これらの「答え合わせ」ができるのは、恐らくずっと先のことです。子どもたちがどこまで旅行のことを覚えているかも、わかりません。
でも、三人それぞれ、楽しい思い出になったようです。

・8歳長女→ゴールドコーストの海は怖すぎたよう。でもウォータースライダーは大好きになり、水恐怖症をちょっと克服。旅の終わりには、エレベーターの英語アナウンスを何回も真似したり、妹に"Stand up!"と声がけしていた。

・5歳次女(双子姉):最初は英語に抵抗感を示したものの、博物館のカフェでは(夫と一緒に)英語で注文ができた。

・5歳三女(双子妹):水を飲むようになんでも受け入れるタイプ。機内も含めて、たぶん誰よりも海外を楽しんでいた。

海は怖いけど美しかった(長女)

・Some inconveniences are…

先日、”Some inconveniences are part and parcel of  travel”という言葉を教えていただきました。
”旅に多少の不便はつきもの”といったところでしょうか。
日常生活のなかで澱が少しずつ溜まるように、身体がだんだん重たくなる。旅はそんなストレスを解消できる、私にはなくてはならないものです。トラブルがあっても、なぜか楽しくてしょうがないのは、不便さも含めて、日常では味わえない旅の感覚が大好きだから。
そして毎回、旅から帰る度に思うのは、

もっと少ないもので暮らせるはず。
所持品を減らして身軽になりたい!
いつでも旅に出られるように。

最後までお読みいただき、有難うございました。
また次の旅でお会いしましょう!

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