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「会社勤務がゾッとする」というあなたへ

さやです。友達からもらったメッセージに、少し考えさせられました。


・会社勤務がゾッとする

以前の仕事仲間でもある同い年の友人とLINEでやり取りしていたら、彼女からのメッセージに「定年まであと10数年以上、ここで働くと思うとゾッとする」とありました。彼女がこう言ったのは、初めてではありません。20代~30代にかけて、ときには同じ部署で仕事をしながら、プライベートでもグループ旅行に行くほど、親しくしてきました。

でもなかなか本心を見せないタイプの彼女。よく言えばミステリアス、別の言い方をするなら、つかみどころがないタイプ。

私も自分をあまり見せないタイプだったので、その意味でいい距離感が保ててました。二人で飲みに行っても、お互い聞き役になろうとしちゃう笑

・本当に自分がやりたいことは?

その彼女が、仕事がいやだ、と言いだしたのはここ数年のこと。同じグループの中で、退職せずに実直に勤めているのは彼女だけ。私などはもう2回転職しています。周囲に「続けていて偉いね」と言われるのに対して、謙遜も含めてそういう言い方をしているのかな?と思っていました。

しかし、ふと思ったのです。これこそまさに彼女の本心なのでは?と。辞めたいのに辞められない、それが苦しくて絞り出した心の叫びなのでは?と。

じゃあ本当に何がしたいの?と聞くと、おそらく彼女は困ってしまうでしょう。彼女が、やりたいことを話してくれたことは、今まで一度もないからです。

・「やる」と「やらない」の境界線

やりたいことがあるときに、大人であるほど「やろう」と思う人、「いや無理でしょ、だって…」とやらない理由を100個並べる人とで、大きく人生がわかれていく気がします。後者の人ほど、だんだんと自分が何をしたいのかさえ、感じ取れなくなっていくように見えます。
最初は細かった境界線が、気づいたら超えられないくらいの太い線になっていくのです。

やりたいことがやれている、という実感は、それが些細なことであっても、人生を前に歩むための原動力になります。それがまた次のやりたいことに繋がり、思わぬ方向に花開いていくこともあります。

それには、若いときから、ある程度数をこなす練習が必要です。やりたいことが出てきたときに、やりたくないことを辞めること。そのタイミングを見定めるためには、何度かやってみて、感覚をつかむ必要があります。

私もこの先、自分の子どもにやりたい事が出てきたときに、それを潰さないようにしたいと思っています。たとえそれが自分の好みとちょっと外れても、批判や否定をしないよう気を付けたいです。

・今日が人生最後の日なら何をする?

私自身の経験で、今までの人生で2回、辞めたいのに辞められない環境にいて苦しんだ経験があります。その時は、いまこれが自分に求められていることだから、とか、辞めてもあとで困るのでは、などの言い訳で本心から目をそらしていました。
結果として、膨大な時間を無駄にしたなと今は思います。さっさと辞めていれば、ほかにできることがあったはず。

今日が人生の最後の日なら、あなたは何をしますか?
今まで行ったことがない行きたい場所、会いたい人、やりたいこと…それを一つずつ言葉にしてみて、実際にやってみませんか?
時間は有限。行動することで、自分の本当の望みが見えてくると、私は信じています。

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