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小さなトラブルが大きな思い出になった話

その昔(20年程前です)ちょっとした団体の地方支部に所属していました。(何の団体か、という話は意図的に省きます)

仲間で集まって練習や研究をする中で思ったのは「夜集まる、だとみんな勤め人だから大変だよね。あとはもう少し『ゆるい』雰囲気で初心者や女性にやさしいやり方はできないかな?」でした。

そこで、自分が住んでるエリア近辺の公共施設を探ってみると、あるある!いい場所があったよ!そんなわけで仲間内で集まって週末のお昼に練習や研究をする場所を作りました。

…前提ですが、私の実力は低いです(この点は断言します)。
ただし営業職(当時はメーカー系の開発営業でした)だったので、人にやさしく教えたりコミュニケーションをとる、という事については当時からそこそこ自信があり、割と評判よかったかな、という所です。

そんな中、地方支部のリーダーから連絡があり「本部の人からクレームが入ったよ」とのこと。何にクレームがついたのかよくわからなかったのですが、聞いてみると「〇〇支部」という形でインターネットに私の練習会が出ていてそれが本部の目に入ったとのこと。

「ああ、それはいかんなぁ。でも宣伝してくれた人は全くの好意だし、ここは私が謝っておきましょう」ということで、本部にメールを出しました。

メールを出して数日だったところで意外なことが。
当時その団体には「社長」と呼ばれる方がいたのですが、その方から直々のメールが。

「いや、やれよ」と。


もう、クッソ熱い文面で当時Gmailがなく保存できなかったのが悔やまれる位いい文章。というわけでしばらく公式には宣伝しませんでしたが練習会を続けることになりました。

その後私は転職したりでその〇〇県からは離れ、〇〇支部の名称はその地方支部に統合されることになりました。

…そして20年が経過した今。
私にとって「〇〇支部」を少しの期間許された、というその事が私を生かすエネルギーの一つになっています。思い出すだけで笑顔になれるし湧き上がるものがあるんですよ。

10年前に海外(フランス)で駐在やってた頃、パワハラの嵐みたいな所にいたのですが、そう言った思い出で自分を鼓舞できました。

今私は「データを使って人をハッピーにする」「ローコード&ノーコードツールを人に伝えて広める」という事がライフワークで、当時の団体でやっていたこととはほぼ無縁になっていますが「全部のことは繋がってる」と固く信じてます。

…こんな昔の思い出を、自分のために書いて残しておきます笑

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