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「臭木」は何が臭いのか

こんにちは。間借り手芸部トリコアマノ部長のチャッピーです。すっかり秋ですね〜

昨日は間借り手芸部の活動日でした。今は来週開催される島の一大イベントに向けて各自追い込みの作業でした。

そんな合間をぬって私と13さんは楽しみにしていた染めに使う植物の採取に行ってきました。

「臭木」知っていますか?
私は染色に興味を持つまで全然知りませんでした。
臭木は藍染のインディゴブルーと同じ色素を持っていて藍染の生葉染めのような綺麗な水色を染めることができる実です。

今回は震災の後、東北から周防大島に移住されてすっかり人気者、博識な元大学教授の「先生」に案内してもらいました。

先生が先々月くらいの臭木の花の時期に周防大島をぐるっと探してくれていました(本当にありがたい)。花は白くて目立つけど実は周りの雑木に紛れて中々見つからないのです。ちょっと探してようやく実を発見しました!

実が熟すと赤い額が開いてこれもまたお花みたいに見えますね!可愛い。

採取じゃぁ〜

名前が「臭木」ですが今のところ臭い要素はありませんでした。少し残っていた白いお花はジャスミンのようにとても良い香りでビックリでした!
この木の何が臭いのか、ググらずにぜひ実体験してみたいです。


3、4箇所回ってみたものの周防大島の臭木は実の付きがあまり良くなくて大量採取とはなりませんでした。
実だけ外してみると片手くらいに。貴重な実、大事に使わせてもらいます。

染めあがりも楽しみにしていてくださいね。


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