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2月の話① My Bloody Valentineのライブに行って来た件

2013/2/21にアップしたやつ。

 2月は逃げると言うけれど、バタバタしてたらマジで逃げて行きそうです。
 最近のネット広告ってのは本当にウザい。何かに釣られて1クリックしたら最後、ありとあらゆるブログの広告がそれになるって言うのが本当にウザい。
 そんな訳で私のブログにも、先頭にマンションの広告が出ました。皆さまには何が見えていたでしょうか。

 好きだけど、「一生、ライブを観ることはないのだろうな」と言うアーティストってのが、自分の中には何組かおります。フェスとかあんまり行かないので。レッチリとか。
 で、そういうアーティストの筆頭にいたのがこのMVBでした。MVBって書くと、なんかトッテナムの監督みたいですね。普通にマイブラで行きますか。
 彼らのアルバム「LOVELESS」はここ数年iPodのリストの中から絶やしたことがないです。ギター重ねまくりの、ふくらみまくるサウンドと、やる気のないボーカルが好きなのです。
 そんな彼らが来日すると言うので行ってきました。
 2/8(金) 新木場スタジオコースト。
 新木場、寒かった。
 Twitterで流れていたので既に知っていましたが、今回は耳栓が無償配布されておりました。ナチュラルに「耳栓どうぞー」って渡されました。そんなライブ初めてです。

 メロディも歌詞も有って無いようなバンドなので、果たして「ライブ」という形で観た時本当に楽しめるのだろうか、と言う不安があったのですが、そんなのはただの杞憂でした。棒立ちでギター弾いてる彼らと、爆音と、ステージの壁に流れる映像があれば、他に何のエンタメ要素も不要でした。とても気持ち良い。音の中にただよって、心がふわふわ遊びに行く感じ。
 実はわたくし、一昨年くらいからずっと首を痛めておりまして、体をゆらゆらさせるくらいしか「ノリ」を表現出来ない状態なのですが、それでも心は解放されきっておりました。
 一生ライブ観ることないと思ってたのになあ。本当にラッキー。そして幸せでした。

 ところで、マイブラ聴いてる人に、わたしはとんとお目にかかったことがなく、この世のどこにマイブラを好きな人たちがいるのかなと思っておりましたが、いざ新木場についてみると、20代の若い人からおじさんまで、老若男女がわさわさと集い、鼓膜をつんざくような轟音にうっとりと聴き惚れていたのです。何だかすごく嬉しかったです。世の中捨てたもんじゃないなと思いました。「共有」の感情は不思議です。ひとりでのこのこ新木場に行き、ひとりでビールを飲み、ひとりでライブを観ても、皆と一緒に楽しんでいるという認識だけで心がいやされる気がする。皆がつながりたい中毒になるのも解る気がします。少し話がそれましたが、ライブってのはそう言うところが良いですね。

 そんなわけで2月の頭の、ちょっと面白かったおはなし。
 次は、2月の真ん中の、ちょっと面白かったおはなしを書きます。

 映画も観てます。

 ではでは。
 

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