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四十肩は「心臓を捧げられない」と知った話

今年は、「進撃の巨人」連載スタートから10周年なのだそうですね。
10年前に10代だった少年少女は、もう20代。
当時20代だった方は、30代に。
10年前に30代半ばだった私は、40代半ばになりました。

年寄り臭い話で恐縮ですが、8月下旬に「すわ、四十肩か」という症状があったんです。8月下旬のとある木曜日の夕方、急に左の二の腕を誰かに掴まれているみたいな痛みが走りました。徐々にそれが肩にも広がり、特定の方向に肩や腕を動かすと激痛が走るようになってしまったんです。

「寝れば治るかな」という願いもむなしく、翌日の金曜には、じっとしてても肩に鈍痛を覚えるようになってしまいます。そこまでは自分をごまかしていましたが、次第に「これはいわゆる四十肩というやつでは」と自覚していきました。
ネットで検索すると、「腕を耳に付けるように真っすぐ上にあげることができなくなる」人が大半のようでした。
けれど私は、多少の痛みはあるものの、真上に挙げるのはOK。
先ほど「特定の方向に肩や腕を動かすと激痛が」と書きましたが、私の場合は、左腕を胴体よりも後ろに持っていく際に大変な痛みがあったのです。
背中で合掌したり、ブラジャーのホックを留める時の姿勢を取ると「あいたたたたたー」と声が出るほどの痛みでした。

この時にふと頭をよぎったのが、進撃の巨人作中で兵士たちが行う敬礼。いわゆる「心臓を捧げよ」のポーズ。右手の拳を左胸に当てているほうが注目されますが、あの左腕、背後に回れされていますよね。あれぞ正に、私ができなかった動き!いや、正確に言うとできるんですが、非常に動作がスロー。痛みに耐えながら動かすので、敬礼に5秒くらいかかります。

そんな情けないわが身を振り返った時、「ピクシス司令官やザックレー総統は、シニアに見えるけどしっかり敬礼できてすごいな」と素直に尊敬しましたよ。。。あの敬礼ができなくなる時は、兵士を引退でしょうかね。

ライターを生業とする私は、心臓を捧げる必要はないのですが、腕から指にかけては大事な商売道具にあたります。その時もPCを操作できないことも無かったのですが、悪化することを恐れ、必死にストレッチや四十肩に効果があると言われる体操を行いました。

すると幸いなことに、数日後から快方に向かい、一週間後にはすっかり元通りになりました。けれど「自分は四十肩になる体質なのだ」と分かったので、五十肩の予防のためにもストレッチは続けていきたいと思います。

お若いコスプレイヤーのみなさまは、10年後にも「心臓を捧げよ!」に瞬時に対応できるよう、今から肩と肩甲骨の可動域を確保しておくことをおすすめいたします。

作者の諫山創先生は、1986年生まれだそうなので、10年後に40代半ばになられますね。いちファンとして、先生には漫画家生活20周年、30周年にも精力的に活動されていて欲しいと考えております。くれぐれもご自愛くださいませ。

最後になってしまいましたが、「進撃の巨人」10周年おめでとうございます!これからも物語を楽しみにしております!

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