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【旅行記】2024GW前半戦 下呂温泉1泊2日+1日の旅 ③長野編

 みなさんこんにちわ。お出かけ大好きTRIP_YUKOです。今年のゴールデンウィークみなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。

 今年のGWは「国内旅行取りこぼしの旅」と題して「残りの100名城」や「行ってみたかった場所」に行くことにしました。前半戦の3連休、2日目は、中山道の宿場町を巡る③長野編です。


12:20 中山道で最も有名な妻籠宿

中山道の宿場町 妻籠宿

 中山道の有名な宿場町「妻籠宿」。伝統的な風景を残す保存地区です。日本の伝統的なこのスポットは人気の高い観光地。そして海外の、特に欧州の方に人気なようです。たくさんの観光客で賑わっていました。

 町には風情が漂う。保存地区と言っても作り物のような感じが全くありません。
 
訪れた人たちをもてなす食事処や宿泊処。民家として今もお住まいになっている建物。どこも正しく現役で、まるで江戸時代にスリップしたかのような町並みに感動しました。
 お店には活気があって、人々の往来を感じます。当時の宿場町もこんな感じだったのかなぁ。昔の雰囲気を今も変わらずに味わえる。これは人気が高いのも納得です。

江戸時代にタイムスリップ
中山道の宿場町
春らしい水車の風景

 妻籠宿は長野の山奥で交通機関もバスしかない行きづらい場所。観光客で賑わっているとは言っても混雑というほどではありません。いい感じに適度に賑わっていて、雰囲気も楽しめて、快適な観光ができました。

13:50 天下奇勝 寝覚丿床

天下奇勝 ねざめの床

 次の宿場町「奈良井宿」へ向かう途中に「ねざめの床」という奇岩の景勝地に立ち寄りました。この一帯は花崗岩地帯で、流れる木曽川にどでーーっかい花崗岩が並ぶ奇岩の景勝を見ることができます。

切り立った花崗岩(バカでかい)

 川までは遊歩道が整備されています。下の写真の場所は平坦ですが、ここ以外はかなりの急坂。足腰に不安な方は厳しいかもしれません。

 川に近づくにつれ、花崗岩の大きさと迫力にびっくり!写真ではぱっと見、伝わらない?
 左側の岩に立ってる人とサイズを比べてみてください。いかに岩がデカいかわかっていただけるかと思います。

左の岩に立つ人とのサイズの違いを見て!

 こうしたバカでかい岩が川にあるだけなら、他の場所にもあるのですが。この「寝覚めの床」の特徴は「方状節理」という岩の割れ方にあります。直角に割れて、立方体のようになるのが方状節理。花崗岩の特徴だそうです。
 そして方状節理の代表例が、ここ「寝覚の床」なのだそうです。機械で切断したかのような割れ目は不思議な風景!これだけの大きさはむしろ人工では切断できません。自然の力が作り出す珍しい景色を楽しむことができました。

15:00 ギャップに驚き!奈良井宿

 中山道の宿場町「奈良井宿」。Google map評価も妻籠宿と張り合うほど人気の宿場町です。
 
主要道路国道19号沿いに奈良井宿の駐車場はあります。何の変哲もない道の駅みたいな奈良井宿の入口。後ろはすぐ山だし、妻籠宿のような宿場町が広がるスペースには到底思えません。
こんなとこに宿場町なんてあるの?」と正直期待ハズレ感が漂いました、、、

入口のお土産さんを右に曲がると、、、
別世界!!

 ところが、手前のお土産屋の角を右に曲がるとそこは別世界!!こんなにも情緒ある通りが、国道の隣にあるなんて!!
 奈良井宿はなんと1km近く続き、全長では妻籠宿(600m)を上回ります。

奈良井宿 案内図

 こちらの宿場町もどこのお店も建物も現役です。ワインバーのお店があったり、カフェがあったり。古いものを受け継ぎながらも新しいものへと変化しています。 

道は幅広く平坦で歩きやすい
どこまでも続く宿場町
平坦なためか一軒の建物が大きい気がする

 加えてこのあたりは国指定伝統工芸品「木曽漆器」の産地。観光特産士の勉強をして「伝統工芸品」に興味が出た私にとって、木曽漆器に出会える奈良井宿は魅力プラスでした!
 アウトレット品(少しの傷や塗りムラなどがある訳アリの品)を扱っている花野屋さんで漆器のお椀を購入。お手頃に伝統工芸の漆器が買えて大満足です!!!!

購入した木曽漆器のお椀(すき焼き)

 国道のすぐそばに、想像しなかった宿場町が広がるギャップがいいですね。
 JRの駅も近い利便性と、美しい町並みと活気を兼ね備える奈良井宿。有名で人気な理由がよく分かりました。個人的には妻籠宿よりも奈良井宿が良かった!めちゃくちゃオススメです!

 こうして宿場町を巡った長野県をあとにし、元々一泊二日の旅程を延長して山梨県へと向かいました。

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