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【神奈川Short Trip】薔薇のまち・平塚〜花菜ガーデンと平塚タンメン

こんにちは、TRIP_YUKOです。
春になってからというもの、毎週季節の花を求めてお出かけしています

この週末(5/15)は「薔薇が見頃」。
平塚にある「 花菜ガーデン(神奈川県立花と緑のふれあいセンター)」に行ってきました!

こここ、、、この施設は凄い!!

ここ数年、「季節」や「旬」の魅力を感じて、今だから見れるものや今だから食べられるものに注目するようになりました。

歳を取ってきた証拠かな。

コロナ以後、マイクロツーリズムで神奈川県内の市町村へ度々出掛けているなか、何をしにいけば?と困っていた平塚。

薔薇の名所を探していたところ、平塚が「薔薇のまち」ということを知りました。

前週にバラの名所「旧古河庭園(100種)」に行き、バラってこんなにも種類があって美しいんだ!と感動。
まだまだ楽しめる薔薇の季節。知らない名所へ行ってみようと首都圏のバラ園を調べてみると・・・。 

首都圏3県のバラの名所(1,000種以上)
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横浜イングリッシュガーデン(横浜市)2,200種/2,800株
京成バラ園(八千代市)1,600種/10,000株
花菜ガーデン(平塚市)1,300種/2,000株

TRIP_YUKO調べ

数ある首都3県にあるバラの名所のうち、種類が1,000種を超えるのはこちらの3箇所。100種で凄いと思っていたのに、とんでもない!なんと1,000種を超える桁違いの名所が存在するんですね。

首都圏3本の指に入る屈指のバラのガーデンが平塚にあったなんて!
ということで、今回は花菜ガーデンへ行ってきました。

9:00 平塚駅到着
平塚は駅を境に施設やオフィスビル、神社などがある北部と、住宅街や商店街の多い南部に分かれるようです。駅ビルは湘南以南の東海道線でおなじみ「LUSCA(ラスカ)」です。

平塚駅北口

9:20 平塚駅前バスターミナル(平71または平74)
花菜ガーデンへは路線バスで約20分。日本一のバス保有数を誇ることで有名な「かなちゅう」。
平塚駅のバスバスターミナルにはたくさんのかなちゅうバスが行き交います。
ターミナルには「花菜ガーデンは○○」と分かりやすく書いてくれているので迷いませんでした。

かなちゅう(神奈川中央交通)のバス

バスは花菜ガーデンが目的地と思われる人で満席。年齢層が高くて、ほぼ70代以上。えぇ、小学生の遠足くらい賑やかでしたね。

9:40 平塚養護学校前バス停 下車
川が流れて、丹沢方面の山々が見えるとってものどかなバス停に到着。

後ろの信号を渡って、徒歩で8分くらい。花菜ガーデンに到着です。

9:50 花菜ガーデン(神奈川県立花と緑のふれあいセンター)
駐車場へ入りたい車で行列。
入場口にもチケット購入の列ができていて、はいるまでに5分ほど待ちました。
チケット販売機が2台しかないので時間がかかります。ウェブチケットが整備されるといいですね。

入場料は季節変動で上下します。バラの見頃の季節はピークシーズンの大人900円です。

広い芝生の広場ではピクニックも可能

エントランスの目の前にある広場は気持ちのいい一面の芝生広場。レジャーシートを広げてピクニックする方や、ボールで遊ぶ親子がいらっしゃいました。ガーデンを見に来るだけではない使い方もできるんですね!これは小さいお子さんいる方にとってはめちゃめちゃいい公園です。

広い敷地は、ぐるーっと周るだけで1時間かかりました。

園内の様子です。

序盤から、様々な種類の鉢植えが両脇に並ぶ
とにかくすごい種類に圧倒される
面白い名前「トイトイトイ!」
得も言われぬ色合いの「夢で逢えたら」
小径エリアに入ると咲き乱れ始める
圧倒的な存在感!!

この施設、何がすごいって「手入れ」がすごい!!!

どのバラを見ても花びらが美しい。あちこちで職員さんがメンテナンスをしている姿が見られます。
枯れた花や、変色した花びらを綺麗に摘み取っているので、とにかくお花が綺麗なんです!!
この膨大な量の花たちを、このクオリティでお手入れしているって、ほんとに信じられません。ここの職員さん、あっぱれです!

まさにバラのための洋風庭園
進むにつれて凄さが増していく
見事なツルバラエリア
手入れの行き届き方が凄い
どの花見ても
綺麗だな
ちょっと待って、可愛すぎる!
最後は「香りを楽しむ」

最後のエリアにあるのは、香りの良い種類を集めて展示した「香りのバラ」のガーデンです。
お花に顔を近づけて香りを嗅ぐと、とってもいい匂い!!!種類によって違う香りがして、こんなに香りにも種類があるなんて驚きです!
見た目だけではなく、香りも楽しめるのが薔薇なんですね〜。もう1回一周して香りを楽しみたい!と思うくらい。すっかり薔薇の虜です。

どうやったら、バラの魅力を伝えられるか、どう魅せるのが伝わるのか。工夫と、そして地道なお手入れが素晴らしいガーデンを作っていました。

このガーデンが900円は凄い!!!!

みなさん、薔薇の季節には花菜ガーデンに来たほうがいいです!

そして、平塚はもっとアピールを!みんな知らないなんてもったいなすぎます!

あっぱれ!

大満足の花菜ガーデンを出た頃には、車も人も列がかなり伸びていました。湘南ナンバーがほとんどだったのでやはり地元の方が多いようですが、さすがの人気。いやぁ、この施設はそりゃそうなるよね。

バスで駅に戻り、今度は駅の南側、住宅街の多いエリアへ「平塚タンメン」なるものを食べに行きましょう!

(徒歩25分)

12:00 花水ラオシャン本店(食べログ3.59、GoogleMAP4.2)
平塚タンメンを提供するお店の中で、一番人気(TRIP_YUKO調べ)と思われる花水ラオシャン本店さんに到着。老舗感満載なラーメン定食屋といった雰囲気です。
お昼どき行列ができている傍ら、次々とテイクアウトのお客さんもやってきて大変繁盛しています。

並んでいると、お店のお母さんが注文を取りにやっきますので、外壁に張り出されているメニューを見て決めておきましょう。

並んでいる客層は、結構年齢層高め。大体50代以上の方が多くて、杖をついているような80は超えているだろう年配の方も。
ラーメン、この世代の方が食べるの!?高い椅子座れる!?とびっくりするくらいの年齢層でした。

町おこしのグルメではなく、地域にしっかりと根付いた地元グルメなんだなと感じました。

並び始めて約30分弱でカウンターの一角に着席。
先に餃子をいただきます。

餃子も評判高し

餃子のやり取りで一瞬、大将と会話。

大将優しっっ!!!!


ラーメン店のオヤジに、こんなに優しい人存在するんか!?と思うくらいの人柄が一瞬で伝わる。

チャーシューわかめタンメン

酢の酸味のあるスープに、にゅうめんのような麺。至極シンプルなラーメンです。このラーメンは、年配の方も食べれる味ですね。

私は見栄えを考慮してチャーシューとわかめをトッピングしました。

酢とラー油をお好みでかけて食べる

シンプルだけど、唯一無二!地元グルメに君臨するのが分かります。このグルメは平塚でしか食べられないですね。定期的に食べたくなるグルメです。

平塚タンメンを提供するお店はいくつもあると思いますが、ここが一番なんじゃないか?と思えました。

「平塚タンメン」という言葉の響きからは想像もしなかった優しい味。でも、、、これって大将の優しい人柄が為せる技かもしれない。

(徒歩25分)

再び駅に戻って、もう少し観光へ。

13:50 八幡山の洋館&平塚八幡宮
横浜ゴムの記念館で、明治時代の木造建築。こちらも薔薇が植えられていて、洋風の建築とぴったり。

八幡山の洋館

施設にかぎらず、平塚駅の周辺にも薔薇が植えられていて見事。この植木↓ツツジじゃなくて薔薇なんですよ!

薔薇がどこかしこに植えられている

また、これがどこもハイクオリティ。
住宅地のお家にも薔薇やいろんなお花があって、どこの手入れが行き届いていて、きちんとガーデニングを楽しんでおられるのが印象的でした。
平塚にはそういう文化が根付いているんですねぇ。

平塚は正真正銘「薔薇のまち」!
まだまだ見頃は続きます。ぜひお出かけしてみてください!

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