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フィギアと写真

写真ホルダーって何が入ってる?

電車内で一番気になるのがそれ。みんな触ってるスマホの写真ホルダー。

友達は簡単に見せてくれるけど、皆までは見せてくれないし、中には見せられないモノもある。
私のホルダーは、見事にスクショばかり。
それも個人情報を忘れない為のモノが多い。アカウントを取った時にID等を忘れない為にとか。
次に多いものは家族、食べ物、友達、犬。

最近は全くなくなったが、お気に入りのフィギアを連れて写真撮影に行っていた時期があった。
これがなかなか人を撮るより簡単で難しい。

動かないから時間をかけて好きに撮れるけど、動かないから表情や立ち位置が難しい。
シチュエーションに自分が合わせて配置して、角度で見え方を調整しないといけない。

クリスマスのユニバーサルスタジオ

フィギアは「ジョジョの奇妙な冒険〜ダイアモンドは砕けない〜」の岸辺露伴。
彼は、リアリティを追求する漫画家。
カメラやスケッチブックを持っていて、気になったモノは撮影やスケッチをすぐに始めてしまう。

そこに存在する様に撮りたかったんやろな

当たり前だが、岸辺露伴は動かないので、私が動いて必死に撮影。この日は確かスウェットで行った。動きやすくて汚れてもいい服装で。
意識しているのは視線。
記念撮影みたいなものもあるけど、シーンを切り取りたかったんでしょうな。

違う露伴先生のフィギア

稼働できるフィギアは、ポーズを変えられて良いけど、パーツを落としてしまうリスクも伴うので要注意。
なので、基本は室内で撮影する方が多い。

デクはディズニーのフィギアと相性がいい。

ぬいと一緒に写メ撮る人も今では当たり前みたいやけど、私はあまり、あのフォルムとかが好ましくないので、フィギア派。
記念撮影ではなく、映画のトイストーリーみたいな、彼らが生きて、生活している感じが好き。
ママごとの延長線かな。まだまだ脳内メルヘンやな。

みんな大好き承太郎さん

なので、写真技術やカメラの性能よりもエフェクト頼り。
何枚も重ねて質感を変えたり、色を柔らかくしたり、シャープにしたり。
スマホって便利。アプリって技アリ。

第1に、設定を考えるのが楽しくて、第2に、セッティングでもう一悶着。第3に、数枚シャッターを切り、最後に加工を加えていく。

ストップモーション程の緻密さは無いが、彼らの一瞬を切り取る、そして前後を見た人が想像する。
そんな写真が好き。

それにしても。
人の写真ホルダーを覗いているような、好奇心を満たすこの企画いいな。

#写真が好き

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