ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ「ニンジャスレイヤー抹殺指令」#1/3

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#1/#2#3
この記事は、令和元年5月6日に行われたニンジャスレイヤーTRPGセッションのリプレイです。
NMはhoprais915=サン、筆者はいちプレイヤーとして参加しております。
ダイス表記が統一されていない箇所がありますが、ご容赦ください。
記事は三分割されており、これは#1にあたります。
◆キルゾーン(種別:ニンジャ) PL:古矢沢
カラテ		10	体力		11
ニューロン	3	精神力		12
ワザマエ	        3	脚力		5
ジツ  		7	(ヘンゲヨーカイ・ジツ)
◆装備や特記事項
★ヘンゲ・マスタリー    ★肉体破壊    ★アクマ・ヘンゲ・ジツ
★★グレーター・アクマ・ヘンゲ・ジツ    ★★★共振装束生成    
★★★アーチ級ニンジャ第六感          ★★★異形常態化(▲▲バイオサイバネ両腕、△生体毒分泌器官)

ニュービーニンジャとして与えられた任務の最中に悪魔とも竜ともつかない怪物へとヘンゲし、
モータル、ニンジャ問わず大量の死者を出す大惨事を引き起こしたことからソウカイヤ上層部に危険視され、リー先生の管理する牢獄へと封じられていた悪夢めいたソウカイ・ニンジャ。
ニンジャアドレナリンの過剰分泌により、ニューロンに負担がかかっており片言で喋るが、知能が低いわけではなく、敵と味方の区別はつく。
ソウカイヤへの忠誠心もないわけではないため、まだ利用価値があると判断され、リー先生によるソウルの抽出を逃れていた。
そのニンジャソウルは破壊衝動のままに暴れ無数のクニを滅ぼした末、ヤマト・ニンジャに討たれたアクマ、マモノ・ニンジャのものである。
◆クローフィ(種別:ニンジャ) PL:Seveer
カラテ		6	体力		15
ニューロン	7	精神力		5
ワザマエ	        3	脚力		3
ジツ  		6	(ムテキ・アティチュード)
◆装備や特記事項
★ムテキ・メイル    ★イタミ吸収の構え    ★★鋼鉄の肉体
▲▲▲バイオサイバネ多腕    ▽吸血バイオ機関

吸血孔を備えたバイオ多腕を持つニンジャ。
自らを「踏み台」と揶揄し、他のニンジャを「高貴なる存在」と崇め、自らの力で守護する。
◆ブラッディツチノコ(種別:ニンジャ) PL:避雷針
カラテ		13	体力		26
ニューロン	13	精神力		7
ワザマエ	        13	脚力		9
ジツ  		0	
◆装備や特記事項
◉痛覚遮断    ◉トライアングル・リープキック    ◉トラップ対処知識
◉タツジン(アイキドー)
▲▲バイオサイバネヘッド(重度)    △バイオ脳内物質分泌    ▽生体弾
▲▲バイオサイバネ強化胴体         △生体毒分泌器官       △第二の心臓
▶ヒキャク

ソウカイヤの斥候ニンジャ。赤褐色のフード付きスケイルニンジャ装束と開口機能付きメンポを身につける。
ニンジャネームの由来はスカウトの際に歯向かい、結果両足を失いブザマに血だまりの上で転げまわった事から名付けられた。
ニンジャソウル憑依時にできたピット器官を蛇頭バイオサイバネで強化している。(異形度は完全に蛇)
普段はフードとメンポで隠している。 バイオサイバネで擬似再現したコブラカラテを使う他に脚部のブースターを利用した蹴りや蛇頭によるカミツキを得意とする。	
◆グリーンタートル(種別:ニンジャ) PL:T3
カラテ		7	体力		10
ニューロン	7	精神力		7
ワザマエ	        7	脚力		5
ジツ  		4	(ムテキ・アティチュード)
◆装備や特記事項
◉タツジン(ミリタリー)    ★ムテキ・マスタリー
▶▶テッコ+    ▶▶サイバネアイ+    ▶▶生体LAN端子+
LAN直結型デッカーガン(二丁拳銃)

フリーランスのニンジャ。
元オムラ下請けのサラリマンで、会社が潰されたために傭兵となった。
タフさとムテキ・アティチュードによる高いニンジャ耐久力が持ち味。



NM: 君たちはトコロザワ・ピラー内の会議室にソウカイ・シックスゲイツが一人、ソニックブームに呼び出された。君たちは今までにさまざまな事情を抱えてきたかも知れないが、ともあれ今は無慈悲なるソウカイヤのニンジャとしてこれより発令されるであろう同じミッションに参加する。

NM: ◆互いにアイサツせよ。ロールプレイタイムな◆

クローフィ: 「お待ちしておりました。ブラッディツチノコ様、グリーンタートル様、そしてキルゾーン様」呪術師めいた装束に身を包んだニンジャだ。「わたくしはクローフィ。アナタがたの血肉となり、より高みへ至るその一助になればと参上しました。」 クローフィは深々とオジギした。その表情は窺えない。

グリーンタートル: 「ドーモ、グリーンタートルです」深緑に溶け込む迷彩柄のニンジャだ。

ブラッディツチノコ: 「ドーモ、ブラッディツチノコです」彼はソニックブームと目を合わせようとしないだろう。恐らくそれだけで殴りかかりそうになるからだ

NM: ターン!会議室のフスマを開け、IRCで連絡があった通りにソニックブームがやってきて、君たちに問う……

キルゾーン: 「......ドーモ、キルゾーンです」赤く、巨大な爪を持つ悪夢めいたニンジャだ。

NM: 「ドーモ、ソニックブームです。テメエら、高いところは好きか? ……好きだろ? マルノウチ・スゴイタカイビルの屋上でヤボ用だ。とっとと行ってこい」

NM: 「ヤボ用の内容はたった一つ。『ニンジャスレイヤー』なんてふざけた名前を名乗る野良ニンジャを殺しに行け。…こいつはたった一人でソウカイヤに楯突いてるニンジャだ。…馬鹿げているだろ?エェッ?」

ブラッディツチノコ: 「フン……」

クローフィ: 「ドーモ。ソニックブーム様。それが皆さまのカラテをさらに高まる結果となりますれば…」

キルゾーン: 「ニンジャ......スレイヤー......」

キルゾーン: 「ドーモ、ソニックブーム=サン。キルゾーンです」

グリーンタートル: 「ニンジャスレイヤー…ニンジャスレイヤー=サンが相手と…」

ブラッディツチノコ: 「ドーモ、ソニックブーム=サン。ブラッディツチノコです」

グリーンタートル: 「ドーモ、ソニックブーム=サン」

クローフィ: 「ニンジャスレイヤー!おお、忌々しい…彼は、未来あるニンジャの皆様を理不尽に殺し、その芽を摘み取ってしまうと聞きます…」

NM: 「ああ。その『ニンジャスレイヤー』だ。…こいつの名前がサンシタどもの間に都市伝説めいて広まってきていてなァ…今となってはビズに失敗した負け犬が『ニンジャスレイヤーに邪魔された』なんてクソみてぇな言い訳を始める始末だ…」

NM: 「ソウカイネットに集まった不確かな情報だが、【ニンジャスレイヤーはしばしばマルノウチ・スゴイタカイビルの屋上にいる】らしい。……だがその検証兼暗殺に向かった奴らが帰ってこねぇ。まず間違いなく事実だろうぜ。…テメェらはこの検証にも行ってもらうことになる。」

ブラッディツチノコ: 「で?報酬は」

クローフィ: 「おお、きっとそのニンジャの方は生きてはおられないでしょう…残念なことです。未来を担うニンジャがまた一人…」

グリーンタートル: 「ニンジャと見れば直ちに殺しにかかる…世間での噂はそんなところですね」

キルゾーン: 「ニンジャスレイヤー.....ソノニンジャヲ殺セバ......私ハ自由ノ身......ト。フフフ。アリガタイ」キルゾーンの瞳が、赤く輝く。

NM: 「ア?俺様はまだ任務内容を話している最中なんだが…文句があるのか?」

ブラッディツチノコ: 「とっとと要点を言え」

クローフィ: 「おや、おや…ブラッディツチノコ様、今は…」そっと肩に手を添えようと…

キルゾーン: 「ナンダ?ココデコロシアイカ?カマワンゾ」

グリーンタートル: 「オイオイオイ…仲間割れなら俺は帰らせてもらうぞ?」

NM: 「フン…ああ。テメェの蛇頭でも分かりやすいように簡単に伝えてやるよ。ブラッディツチノコ=サン?」

クローフィ: 「いえ、いえ。いけませんよ。本来戦う必要のない場で、無用にニンジャソウルが天に戻るのはですね…こちらとしては…」

ブラッディツチノコ: 「フン」

NM: 「ラオモト=サンはこのニンジャスレイヤーとかいうゴミを不快に思ってる。さっさと殺してこい。以上だ」 「あぁ…怖気付いたってんなら帰ってきてもいいんだぜ…?まともに戦わずに逃げようもんならセプクが待っているがなぁ…」

ブラッディツチノコ: 「良かろう。行こう」

クローフィ: 「ソニックブーム様、お言葉ですが、今は気の立っておられる…アッ、ハイ。ブラッディツチノコ様がよろしいのであれば…」

キルゾーン: 「グググ......単純明快ダナ」

グリーンタートル: 「セプクか…まあそうならないように努力はしますよ、ソニックブーム=サン」

クローフィ: 「そうですね。セプクはいけません。力あるニンジャが減るのはよくない…」

NM: 「今回の任務はニンジャスレイヤーとかいうふざけたオバケ気取りの正体を暴くことが主な任務だからなぁ…別に、逃げ帰っても咎めやしねぇさ。…結果次第では、せいぜい無様な様を笑ってやるがなぁ」ブラッディツチノコに顔を近づける

クローフィ: 「ああ、ソニックブーム様…」手で顔を覆う

ブラッディツチノコ: 「笑えない事になるだろうさ」ソニックブームの目を凝視する

グリーンタートル: サイバネアイが近づく顔を観察していた…

NM: 「そんな訳だ。テメェら、さっさとニンジャスレイヤーの首を取ってきやがれ!」

ブラッディツチノコ: 「タイムイズマネー。行こう」

クローフィ: 「まあまあ!皆様はニンジャの中でも実力者揃い!問題はないでしょう!では!」

キルゾーン: 「ヨロコンデー......!」フードの奥の暗闇の中で、キルゾーンは邪悪な笑みを浮かべた。

グリーンタートル: 「さっさとこなすとするか…行くとしますか、みなさん」

NM: ◆ターン!ソニックブームは会議室を退出した◆

クローフィ: クローフィはそっとフードの奥に胃薬を放った

グリーンタートル: 「はぁ、やっと行ってくれたぜ…ソニックブーム=サン」

ブラッディツチノコ: 「スマンな、他のシックスゲイツならともかくヤツとはちょっとな……」ブラッディツチノコは奥ゆかしく他のメンバーに頭を下げる

グリーンタートル: 「かまわんよ」

クローフィ: 「ここでイクサが起きなくて本当に安心しました。皆様が思慮深く、また私情を抑え込める自制力を持つニンジャだと改めて認識し…」冗長な言葉が続く。

キルゾーン: 「アヤマルコトハアリマセンヨ、ソウカイヤ屈指ノ実力者デアル、ブラッディツチノコ=サント共ニ戦エルトハ、コチラニトッテモ光栄ナコトデス」

ブラッディツチノコ: 「とりあえず、他に情報が無いかソウカイネットで検索してみるよ」

ブラッディツチノコ: 「頼りにしているぞキルゾーン=サン」

キルゾーン: 「タノミマス、ワタシハソウイッタコトニハ疎イモノデ」

キルゾーン: 「コチラコソ、ヨロシクオネガイシマス」

クローフィ: 「おお!さすがの慧眼!そして自ら動き情報を!なんたる状況判断能力とそれを実行しうる…」

ブラッディツチノコ: 「おっと、もちろんクローフィ=サン、グリーンタートル=サンも頼んだよ」

グリーンタートル: 「これだけのメンバーがいる…かといってニンジャスレイヤー=サンは強い!情報重点!」

グリーンタートル: 「ヨロシクオネガイシマス」

クローフィ: 「はい、もちろんでございます!わたくしもまたこのイタミの力を振るい、皆様の戦闘の一助になればと」

NM: ◆ではハッキングします?

ブラッディツチノコ: はい

NM: ◆ではダイスどーぞ。◆

ブラッディツチノコ:
13d6=6 = (2,2,2,4,1,3,4,6,6,1,6,5,2 :成功数:3) = 3


NM: 『テンサイ!』:判定したダイスの中に6の出目が3つあった場合、ハッキングは大成功である。PCたちは上の効果に加え、ニンジャスレイヤーの初期配置シャチホコを完全に自分たちで指定できる。


ブラッディツチノコ: 「フーム……良し」ブラッディツチノコは凄まじい速度の物理タイプであっという間に情報を集め終えた

NM: 初期配置シャチホコはマップ4隅のうち一つです。

グリーンタートル: 「流石だ…LAN端子なしであの速度」

キルゾーン: 「ナニガオコッタノカワカラナカッタガ、スゴイモノダ」

クローフィ: 「なんたるタイピング速度と重要な情報のみを選別し手に入れる手腕!このクローフィ、しかとブラッディツチノコ様のハッキングを目に…」

ブラッディツチノコ: 「この画像を見てくれ。奴はシャチホコ・ガーゴイルに何かを保存しているようだ」荒い画像の写真を見せる

グリーンタートル: 「これは…服のようなものが」

クローフィ: 「ふむ、ふむ。ここに情報源が眠っているとなれば、狙うほかないでしょう」

キルゾーン: 「フム、フム」

ブラッディツチノコ: 「奴の正体につながる手がかりを掴めば最悪逃げてもケジメ以上にはならないだろう」

キルゾーン: 「ニンジャスレイヤー=サン、トヤラヲヤツザキニスレバスム話ダガ、ブラッディツチノコ=サンガソウ言ウホドノ相手ナラ、マズハ調査ヲ優先スルトスルカ」

クローフィ: 「ケジメ。指一本失くすだけでも、ニンジャのワザマエには影響を及ぼします。わたくしがすべて肩代わりできればよいのですが…まあ、皆様とわたくしの力でニンジャスレイヤーを打倒できるのが一番でしょう。」

グリーンタートル: 「ヤツ…ソニックブーム=サンにとっては俺たちがニンジャスレイヤーを始末するか…全員死ぬかのどっちかだと思ってる…そうはなりたくないな」

キルゾーン: 「ダガ、私ノ手ハコノヨウニ、モノヲツカムノニハ向イテイナイ。調査ハソチラニ任セルゾ」キルゾーンは赤く、巨大な爪を振った。

ブラッディツチノコ: 「わかったよ」とりあえず左上のシャチホコでいいですね


NM: ◆やり残したことはないですか?◆

グリーンタートル: さあ行こう!

ブラッディツチノコ: いざ!

クローフィ: シマッテコーゼ!

キルゾーン: ナラク・ニンジャを倒すぞ!

グリーンタートル: ガンバルゾー!

いよいよニンジャスレイヤー討伐へ!四人はニンジャスレイヤーを倒すことができるのか!?
いや、むしろ自らが明日を生きられるかを心配すべきであろう!
#2へつづく

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