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ニンジャスレイヤーTRPGリプレイ:NSPD/69課キャンペイグン第七話「アベンジャーズ・オブ・レッド・ブラック」#2

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この記事は2021年10月11日〜10月29日に、筆者NMの元Discord上で開催されたニンジャスレイヤーTRPGのセッションを、少々の加筆修正を加えて公開したものです。

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これまでのあらすじ: ネオサイタマ市中、クロダ電子、シナノ工場は暗黒の牙城と化していた。暗黒チップは市民にばらまかれ、もはやこれ以上の拡散を許すわけには行かない。69課は工場を攻略できるのか?否、しなければならない!

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 一行は工場の正面扉を開き、中へ…
エントランスには四方を囲む警備ロボットが。

敵味方ステータス

◆ランドレアム(種別:ニンジャ) PL:T1000G アイコン:走
カラテ     5  体力   9
ニューロン   6  精神力  8
ワザマエ    9  脚力   6
ジツ      4  万札   0
近接ダイス:9 遠隔ダイス:16 回避ダイス:14
ソウル、スキル:
 ○近接格闘系ソウルLv4、●頑強なる肉体、●タツジン(ジュージツ)、●スローモーション回避
 ●かばう、◉挑発、●タツジン(ミリタリー)、◉ウィークポイント射撃、◉シャープシューター
サイバネギア:
 ▶︎▶生体LAN端子+、▶▶▶サイバネアイ++
狂気:
 獣化/黒い復讐心Lv1
装備アイテム:
 LAN直結型ヤクザガンx2(遠隔武器、拳銃、ダメージ1、連射3、時間差、マルチ、二丁拳銃、連射+1)
 LAN直結型ヤクザガン(遠隔武器、拳銃、ダメージ1、連射3、時間差、マルチ)
 警棒(近接武器、ダメージ1、戦闘スタイル使用不可)
 パーソナルメンポ(頭部装備、精神力+1)
 タクティカルニンジャスーツ(胴部装備、体力+1)
 ブードゥー・聖遺物(レリック、精神力+1)
◆サスツルギ(種別:ニンジャ) PL:せにすち アイコン:氷
カラテ    10   体力   10
ニューロン   6   精神力  8
ワザマエ    7   脚力   5
ジツ      5   万札   19
近接ダイス:13 遠隔ダイス:9 回避ダイス:14
ジツ、スキル:
 ☆コリ・ジツLv3、★グレーター・コリ・ウェポン、★★コリ・ウェポン・マスタリー
 ●交渉能力、●実家のカネ、◉タツジン(ヤリ・ドー)、◉特殊近接ステップ
 ◉ヒサツ・ワザ:ゲイトオープナー
サイバネギア:
 ▶︎生体LAN端子、▶▶▶「カザバナ」(テッコ++)
装備アイテム:
 ヤリ(近接武器、ダメージ1、近接攻撃リーチ+1)
 パーソナルメンポ(頭部装備、精神力+1)
 金の懐中時計(レリック、聖遺物読替、精神力+1)
◆ゲイラヴォル(種別:ニンジャ) PL:Tac.T アイコン:炎
カラテ     7   体力   10
ニューロン   12   精神力  13
ワザマエ    3   脚力   5
ジツ      6   万札   29
近接ダイス:9 遠隔ダイス:4 回避ダイス:14
ジツ、スキル:
 ☆カトン・ジツLv3、★カトン・ボール、★★マルチ・カトン・ランチャー、★★カトン・ジャンプ
 ●生存能力、◉常人の三倍の脚力、◉痛覚遮断
サイバネギア:
 ▶生体LAN端子、▶▶︎テッコ+、▷▷内蔵型ヒートハンド(内蔵ヒートソードx2読替)
狂気:
 薬物依存Lv1
装備アイテム:
 グレネード(遠隔武器、手榴弾、使い捨て、爆発(カトンLv1))
 ショック・ジッテ(特殊近接武器、ダメージ0、電磁ショック1、
 非殺傷、戦闘スタイル:精密攻撃/フェイントを選択可能)
 手持ち式Wi-Fiルーター(遠隔武器、▷無線LAN攻撃用ユニットの効果を得る。)
 ブードゥー・聖遺物(レリック、聖遺物読替、精神力+1)
◆シルヴァリィタクト(種別:ニンジャ) PL:Freikugel アイコン:銀
カラテ     3   体力   19
ニューロン  12   精神力  13
ワザマエ    7   脚力   6
ジツ      5   万札   35
近接ダイス:3 遠隔ダイス:7 回避ダイス:14
ジツ、スキル:
 ☆アカシ・ジツLv3(FM:Freikugel=サン作)、★アカシ・マスタリー、★★キリングポイント・ジツ
 ★★★半神的存在
 ●コトダマ空間認識能力、◉タツジン(ムチ・ドー)
サイバネギア:
 ▶生体LAN端子、▶▶強化骨格、▶︎ヒキャク
ニンジャソウルの闇:
 ●ソウルの悲鳴
装備アイテム:
 フルヘルムメンポ(【体力】+1)
 ムチ(特殊近接武器、ダメージ1、近接攻撃難易度+1、連続側転難易度+1、回転斬撃可能、近接攻撃リーチ+1、密着時の不利)
 【電】ソード:近接武器、連続攻撃X、ダメージ1、戦闘スタイル
 (強攻撃、防御構え、フェイント、精密)、◉タツジン(イアイドー)対応、電子戦専用
 【電】ゴカクケイ:遠隔武器、スリケン、連射X、ダメージ1、◉タツジン(スリケン)対応、電子戦専用
 【電】ウイップ:特殊近接武器、連続攻撃X、ダメージ1、回転斬撃可能、近接攻撃リーチ+1、密着時の不利、◉タツジン(ムチ・ドー)対応、電子戦専用

◆補足
 『★キリング・ポイント・ジツ』:ニンジャ第六感をフル回転させて弱点を見抜き、回避困難な一撃を放つ事を可能にするジツ。
 見破った「弱点」には光の輪が見える。「近接攻撃」「遠隔攻撃」を行う際、【精神力】1を消費して発動を試みられる(難易度:HARD)。
 発動に成功した場合、その攻撃に「基本回避難易度:HARD」を付与する(連続攻撃や連射の場合は、最初の1回目の攻撃にのみ適用される。)。
◆ヤモト・コキ (種別:ニンジャ) 
カラテ   4  体力   5
ニューロン 6  精神力  6
ワザマエ  6  脚力   3
ジツ    5  万札   1

近接ダイス:4 遠隔ダイス:6 回避ダイス:7
ジツ、スキル:
 ☆カラテミサイルLv5、★オリガミ・ミサイル、★カラテミサイルLv+1、●カルマ:善
サイバネギア:
装備アイテム:
 Fメンポ、伝統的ニンジャ装束
◆補足
 ★オリガミ・ミサイル
 ヤモトは【精神力】を消費することなく、毎ターン「カラテミサイル」を使用できる。
 ジツの使用判定は通常どおり必要。

 ★カラテミサイルLv+1
 このキャラクターの使用できるカラテミサイルのレベルは+1される。
◆モーターヤブ改善(種別:戦闘兵器)
カラテ     6  体力   12
ニューロン   4  精神力  -
ワザマエ    6  脚力   3
ジツ      -  万札   10
近接ダイス:6 遠隔ダイス:12
スキル:
装 備: 
赤外線ターゲットセンサーアイ:遠隔攻撃ダイス+6
3連装オムラ・キャノン:『遠隔武器』、『連射3』、『ダメージ2』、『時間差』
ショック・サスマタ:『近接武器』、『ダメージ1』、『電磁ショック1』
オムラ・ガトリングガン改善:『遠隔武器』、『連射6』、『ダメージ1』、『時間差』

サスツルギ: ヤくざかと思ったらヤぶか!
モーターヤブ: 「ピガーッ!IDカードを提示な!提示しない場合は投降を受け付けております!」
サスツルギ: ハッキングで偽造できるかな?
シルヴァリィタクト(以下シルヴィ): このレベルだとクローンヤクザ程度じゃあ肩慣らしにもならんというわけだな…
ゲイラヴォル: ワオ…ハック方面だとこちらが有利じゃ…

しかし…その時!館内放送から声がする!
「ハーイ、いらっしゃい、69課のみなさん!」女性の声だ。

ゲイラヴォル: 「!?」
シルヴィ: 「……隠密、というわけにはいかないようね」
ランドレアム: 「なッ……!?」
声: 「そして、久しぶり、かしらね。ん…今はシルヴァリィタクト=サンだっけ?」
シルヴィ: 「………」
サスツルギ: 「つまり彼女が……?」シルヴァリィタクトへ視線を向ける
ゲイラヴォル: 「…ピタリと言い当ててくるところを見るに…」声のする方を見上げる!
シルヴィ: 銀色に燃える瞳でスピーカーを睨みつける。
声: 「あなたの才能はすばらしいし、もっと良いハッカーになれると思うけど…この先に進むつもりなら……ほうんとうに残念だけど、死んで頂戴。」
サスツルギ: 「……随分と物騒な。」顔を顰める
ゲイラヴォル: 「……」その言い草に敵意に歯を食いしばり、シルヴィの表情をチラと見る。

四方を囲むモーターヤブのモニターにはキツネ・サインが灯る。

シルヴィ: 「五月蠅いわね」タクトを振り上げる。「”YCNAN"。…私の知っている貴女は、こんな事はしない。……力に溺れるのではなく、本当の力の使い方をしっている人だったから」
声: 「ヒトは…変わるものだわ。悲しいけど、お別れね。」
シルヴィ: 「そう。……なら、変わったのは私も同じ。ニンジャとしての力だけじゃない。69課のシルヴァリィタクトとして、凶悪犯罪者の貴女をとっちめてやるわ。絶対に」
モーターヤブ: 「ピガーッ!モーターヤブ激しく改善は遠隔指揮を受けており強い!」4つのガトリングガンがきみたちを睨む。
サスツルギ: 「来ますか……。こうなれば正面突破するしかありませんね。」ヤリを構える。
ゲイラヴォル: 「……」シルヴィのそのセリフを聞き…安心したと言った風に口角を上げる。 「…そう来なきゃ!」右手のテッコが赤熱する!
シルヴィ: 「そうね!」
ランドレアム: 「やるッスよ!」ランドレアムはイヌイMk-1をホルスターから抜く!

戦闘開始!

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ゲイラヴォル: 通りすぎる?全部潰す?
サスツルギ: たぶん倒さないと先いけないんじゃないかな?
NM: 倒さないとドアが開きませんので倒すか帰るかしてください
シルヴィ: 残しておいても面倒だしさっさと潰すに限る
シルヴィ: 倒す!
ゲイラヴォル: ok!
ランドレアム: 倒すぞー!
NM: ごー!
サスツルギ: 焼き切っちゃえ!
ゲイラヴォル: いったれー!

シルヴァリィタクトの手番

 
シルヴィ: では手番。攻撃集中してY2に対して電子ウィップ強攻撃2連
NM: OK!

シルヴィ:7d6>=3[=6]+6d6>=3[=6] = (1,6,5,5,6,6,1 :成功数:5 , サツバツ![=6]:3) + (4,4,3,2,5,6 :成功数:5 , サツバツ![=6]:1) = 14

NM: やっちまえ!
シルヴィ: 一撃目サツバツ
サスツルギ: サツバツ!

シルヴィ:サツバツ_1:1d6 = (6) = 6  「イイイヤアアアアーーーーッ!」ヤリめいたチョップが敵の胸を貫通! さらに心臓を掴み取り、握りつぶした! ナムアミダブツ!:敵は残り【体力】に関係なく即死する。残虐ボーナスにより【万札】がD6発生。この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD6上昇する。

ゲイラヴォル: サツバツ!
サスツルギ:
ゲイラヴォル: オオッ
サスツルギ: ガチギレやん
NM: いきなり殺したァーッ!
ランドレアム: ガチギレ!
ゲイラヴォル: いきなりのブチギレ!
シルヴィ: 「イヤーッ!」ヤブが動き始めようとした瞬間!その端子にワイヤーが突き刺さる! 「見せてやるわよ、私の力…!」タクトから伸びたワイヤーを伝い無数の攻性ウイルスがモーターヤブに流し込まれる!
モーターヤブ: 「モ…ピガガガガガー!!」モーターヤブの電脳が破壊される!
シルヴィ: 攪乱、機能損傷、武装パージ、そして…自爆命令!
モーターヤブ: 「改善!排除!自爆!」CRAAAAATOOOOM!
ゲイラヴォル: 「安易に挑発すべきじゃ無いやね!イヤーッ!」死を翻す白金のムチを横目に、赤い風が吹き荒ぶ!

シルヴァリィタクトのなんたるハッキングカラテか!
モーターヤブは爆発四散!ゴウランガ!

NM: サツバツのD6よろしく!

シルヴィ:1d6 = (3) = 3

シルヴィ: 3万!

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: 次鋒、ゲイラヴォル、行きます!
NM: ドーゾ
ゲイラヴォル: 移動、炎ダメージ付き近接3連!

ゲイラヴォル:3d6>=4[=6]+3d6>=4[=6]+3d6>=4[=6] = (3,6,1 :成功数:1 , サツバツ![=6]:1) + (3,6,5 :成功数:2 , サツバツ![=6]:1) + (4,4,6 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) = 9

 
NM: 3発!
ゲイラヴォル: バランスよく6出しよってからに!6ダメ!
ゲイラヴォル: CRASH!CRASH!KATRAMN! 次の瞬間にはゲイラヴォルが、反対側のヤブの装甲をブチ抜いて内側でカトン・ボールを炸裂させているところであった!
ゲイラヴォル: 「スクラップ処理はこの手に限るね!」
モーターヤブ: 「ピガーッ!!」モーターヤブが炎上!「モーターヤブ改善は火炎耐性がある!ピガーッ!」
ゲイラヴォル: 「あぁ、そう!知るかッ!」

ランドレアムの手番  

ランドレアム: 連続側転

ランドレアム::13d6>=4 = (4,2,6,4,4,3,4,3,4,6,6,6,4 :成功数:10) = 10

シルヴィ: GOGOだ
ゲイラヴォル: イケイケ!
NM: 華麗な側転!
ランドレアム: シャープシューターで専念し五連射
シルヴィ: 手数の暴力!

ランドレアム:4d6>=4[=6]+3d6>=4[=6]+3d6>=4[=6]+3d6>=4[=6]+3d6>=4[=6] = (4,6,6,6 :成功数:4 , サツバツ![=6]:3) + (1,3,4 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) + (3,3,6 :成功数:1 , サツバツ![=6]:1) + (1,4,5 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) + (2,6,3 :成功数:1 , サツバツ![=6]:1) = 14

ランドレアム: 2,1,1,1,1!
NM: ジゴクめいた射撃!
ランドレアム: 合計6ダメ!
ゲイラヴォル: ヒサツ出目までッ!
NM: 破壊!
ゲイラヴォル: よっしゃ!
ランドレアム: 「イヤーッ!」ランドレアムはそれに続くように連続側転!そのまま空中で翻り、イヌイMk-1をヤブの機関部目掛け連射する!BLABLABLABLABLABLAMN!
シルヴィ: ワザマエ!
モーターヤブ: 「モ」CRASH!「タ」CRASH!「ヤ」CRASH!「ブ」CRASH!
サスツルギ: 「その新しい銃、よく馴染んでいるようですね。何よりです。」ランドレアムに"融資"を行ったサスツルギは満足げに頷く。
ゲイラヴォル: 「ナイス追撃!」赤熱した鋼鉄の右手がサムスアップを形取る!
ランドレアム: 「めっちゃ役に立ってるッスよ!」くるりとガンスピンさせ、即座にリロード!
シルヴィ: 「これで半分!二人ともナイス!」
モーターヤブ: 「投降を受け付けております…ピガガガガガーッ!」第二のモーターヤブが爆発四散!
ランドレアム: 「ドンドンぶっ壊していかねえっとッスね!」
ゲイラヴォル: 「のこり2体、仕掛ける前に減らす!」

サスツルギの手番

サスツルギ: 「続きます。」ヤリを構え、しめやかに前進。ヤリで通常攻撃

 サスツルギ:12d6>=4[=6]+2d6>=4[=6] = (3,5,3,1,3,4,3,2,2,4,5,3 :成功数:4 , サツバツ![=6]:0) + (3,6 :成功数:1 , サツバツ![=6]:1) = 6

サスツルギ: 6はどこ?ここ? 1+1のかなしいダメージです
NM: おお…
ゲイラヴォル: ヌウ…
ランドレアム: ナムサン……
NM: 残り体力12→10
サスツルギ: 「イヤーッ!イヤーッ!」ヤリを軽く回し、柄でヤブの頭部へ牽制めいた打撃を与える「この程度の相手に手の内を見せることもないでしょう。」
モーターヤブ: 「ピガーッ!モーターヤブは強い!」打撃でヤブの装甲にひびが入る。

ヤモトの手番

ヤモト: 「追撃っ!」オリガミを構え、投擲!

ヤモト:11d6>=4 = (2,6,3,6,2,1,1,1,1,3,2 :成功数:2) = 2

シルヴィ: なんか危ない出目だ
ヤモト: Y3に☆カラテミサイルだ 7ダメージ!
サスツルギ: つよいぞヤモヤモ
ヤモト: 「イヤーッ!」桜の吹雪を舞わせ、ぶつける!
モーターヤブ: 「ピガーッ!投降を!」 のこり体力3

モーターヤブの手番

シルヴィ: 「投降するならそっちよね」くるくるタクトを回す
モーターヤブ: 「受け付けております。オムラの技術です」
ゲイラヴォル: 「嘘をつけ嘘を」言い放ち、右手を構える!
サスツルギ: 「さて、遠隔操作とのこと、ただのモーターヤブと侮るのはアブナイでしょうね。」低姿勢で銃撃に備える。
ランドレアム: ランドレアムは状況判断する。
NM: ここはもちろん両者ともガトリングガン改善で攻撃だ!

モーターヤブ:2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4 = (1,3 :成功数:0) + (3,2 :成功数:0) + (5,4 :成功数:2) + (6,3 :成功数:1) + (2,2 :成功数:0) + (2,2 :成功数:0) = 3

NM: Y3はゲイラヴォルに射撃!2発です
ゲイラヴォル: オムラの技術力であった…ok、自力で避ける!
ランドレアム: 避けろーッ!
NM: 「モーターヤブは賢く強い!」ガトリングガンの弾幕がゲイラヴォルに放たれる!
ゲイラヴォル: 流石にこの後追撃とか無いよな!

ゲイラヴォル:7d6>=4+7d6>=4 = (2,6,3,4,3,6,3 :成功数:3) + (6,4,4,4,4,2,2 :成功数:5) = 8

NM: モーターヤブ改善4号がおるでよ まあかばえば良いか
ランドレアム: ですな
シルヴィ: セヤナ
ゲイラヴォル: オナシャス…!
NM: ではいきまーす 
ゲイラヴォル: その次の瞬間、右手の掌から球状のカトンが放たれ、炸裂!弾幕の勢いが削がれる!
モーターヤブ: 「賢いオムラパワーは集中攻撃!ピガーッ!」もう一体のモーターヤブのガトリングガンもゲイラヴォルに向く!

モーターヤブ:2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4+2d6>=4 = (5,6 :成功数:2) + (4,2 :成功数:1) + (4,1 :成功数:1) + (1,4 :成功数:1) + (3,1 :成功数:0) + (3,2 :成功数:0) = 5

NM: 4発!
ゲイラヴォル: ランドくん、スマヌ!
ランドレアム: OK! 庇うYO

ランドレアム:4d6>=4+4d6>=4+4d6>=4+3d6>=4 = (6,2,5,4 :成功数:3) + (2,1,5,3 :成功数:1) + (3,1,6,3 :成功数:1) + (5,5,5 :成功数:3) = 8

シルヴィ: ナイスカバー!
サスツルギ: ナイス!
ランドレアム: カバーOK!
ゲイラヴォル: 成功!ありがとう!
NM: よし!
ランドレアム: 「イヤーッ!」
モーターヤブ: BLATATATATA!
ランドレアム: ランドレアムは更なるヤブからの銃撃をイヌイMk-1による弾幕形成で撃ち落していく!BLABLABLABLABLABLAMN!
ゲイラヴォル: 「カバー、ありがと!」テッコで自らも弾幕を防ぎつつ、ランドレアムに笑みを向け……右手を…さらに翻した!
NM: おお、見よ、ガトリング弾を拳銃弾で撃墜!なんたるワザマエか!
ランドレアム: 「オレの役目ッスからね!」即座にリロード!

ターン 2

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シルヴァリィタクトの手番

シルヴィ: OK
NM: いまのとこY3がのこり3、Y4は無傷だ
シルヴィ: 移動してY3に電子ムチ強攻撃2連

シルヴィ:7d6>=4+6d6>=4 = (3,4,1,3,6,1,4 :成功数:3) + (2,5,4,4,5,5 :成功数:5) = 8

シルヴィ: サツバツはないけど4点!
NM: 破壊!
シルヴィ: 「ここまで削れてるなら…イヤーッ!」ワイヤーが乱舞し、半壊のヤブ各所の電子部品に過剰な電流とウイルスを流し込んでいく!
モーターヤブ: 「ピガーッ!ピガガガガガーッ!」異常な電子音をかき鳴らし煙を上げるモーターヤブ!「オムラの技術…」CRAAAAATOOOOM!第三のモーターヤブ爆発四散!

ゲイラヴォルの手番

ゲイラヴォル: その横で、燃え盛る拳が宙に線を描いた!「イヤーッ!」近接3連!

ゲイラヴォル:3d6>=4[=6]+3d6>=4[=6]+3d6>=4[=6] = (5,4,6 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) + (4,1,3 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) + (4,1,3 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) = 6

ゲイラヴォル: 安定して2、2、2!
NM: うーん強い
ゲイラヴォル: CRASH!CRASH!CRASH!…KA-TOOOM!!! 赤熱貫通カラテと余波の爆発が、モーターヤブに無視できぬ大穴を開ける!
モーターヤブ: 「ピガーッ!ピガーッ!」ボディのあちこちで爆発!

ランドレアムの手番

ランドレアム: OK 移動し、専念五連射
サスツルギ: トドメヲサセー!

ランドレアム:4d6>=3[=6]+3d6>=3[=6]+3d6>=3[=6]+3d6>=3[=6]+3d6>=3[=6] = (5,2,2,2 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) + (3,5,1 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) + (5,2,5 :成功数:2 , サツバツ![=6]:0) + (1,3,1 :成功数:1 , サツバツ![=6]:0) + (4,3,6 :成功数:3 , サツバツ![=6]:1) = 10

サスツルギ: シャプシュ is God
ランドレアム: 5ダメ!
ランドレアム: BLABLABLABLABLABLAMN!デッカーガンの銃口から次々と吐き出される銃弾!銃弾!銃弾!
モーターヤブ: 「ピガガガガガーッ!オ…オムラ!」「オムラの技術です!」そう、オムラの技術がつぎつぎに破壊されていくのだ!

 
NM: ◆サスツルギの手番

サスツルギ:その場で専念、通常攻撃

サスツルギ:14d6>=3[=6] = (3,1,5,3,6,2,3,4,6,5,5,3,3,2 :成功数:11 , サツバツ![=6]:2) = 13
サスツルギ:サツバツ_1:1d6 = (6) = 6  「イイイヤアアアアーーーーッ!」ヤリめいたチョップが敵の胸を貫通! さらに心臓を掴み取り、握りつぶした! ナムアミダブツ!:敵は残り【体力】に関係なく即死する。残虐ボーナスにより【万札】がD6発生。この攻撃を【カルマ:善】のキャラに対して行ってしまった場合、【DKK】がD6上昇する。

サスツルギ: 必殺ですよ
ランドレアム: ヒサツよりも強いやつがきた!
NM: 「必ず殺す」

サスツルギ:1d6 = (5) = 5

サスツルギ: ガッツリ
シルヴィ: 粉砕!
ゲイラヴォル: 必殺出たァ!
NM: ナムアミダブツ!すべてスクラップだ!
サスツルギ: 装甲が剥がれ、露わになったコアにヤリを……突き刺す!「イヤーッ!」貫通!
モーターヤブ: 「オムラのモーターヤブは…」CRAAAAATOOOOM!コア部分を突き抜かれたモーターヤブは爆発四散!

戦闘終了

サスツルギ: 「さて、先へ行きますか。」汗一つかかず涼しい顔でヤリを自動収納機能でテッコへ収納する
ゲイラヴォル: 「CLEAR.」右腕を振ってクールダウン。「そうだね…どこから探る?」
シルヴィ: 「この程度で止められると思わないことね」クルクルタクトを回してしまう。「そうね…」
声: 「あーら、残念。ま、これくらいでしんでしまっては面白くないわ」
ランドレアム: 「……」
サスツルギ: 「その余裕がいつまで続くか、見物ですね。」冷ややかにカメラを睨む。
ゲイラヴォル: (スピーカーとカメラをカトンボで挑発ついでに破壊してよかですか?)
NM: いいよぉ
ゲイラヴォル: あ、シルヴィ=サンがそれとは別に何かやりたかったらお譲りしますぜ
シルヴィ: やったれ!
ランドレアム: やったれ!
ゲイラヴォル: ok!
ゲイラヴォル: 未だに口の減らぬスピーカーとカメラに向け、目線を上げずに右手を翻す。 KATOOM!KATOOM!
ゲイラヴォル: 「…何て?」
シルヴィ: 「流石ね、ゲイラヴォル=サン・・・さーて」…静かに監視カメラをハックしMAPの情報を得る。「奥に進むと生産ライン。スタッフがいっぱいいるみたいね…右にはトイレ。」
サスツルギ: 「トイレはさておき、生産ラインは抑えておきたいところですね」
ランドレアム: 「そうッスね。ちゃんとまだこの目で確認してねえッスし。まあ100%クロで確定ッスけど」
ゲイラヴォル: 中の人員は無力化重点、後ほど取り調べって感じだね」
シルヴィ: とりあえず全員で生産ラインかな?
サスツルギ: ひとりくらいトイレいく?w
NM: 忍殺TRPG名物、トイレ
ランドレアム: トイレはMAPを彩る花だから仕方ない……
ゲイラヴォル: そうだね(そうだね) 誰がいく…?
ランドレアム: ランドくんがトイレ行こうかしら?隅々まで調べるッスよみたいな感じで
シルヴィ: ok
ゲイラヴォル: 了解!
サスツルギ: よかったお腹痛くなったランドくんじゃなくて()
サスツルギ: たのんだ
NM: なぜTRPG人間はトイレに入りたがるのだろう…
ランドレアム: そこにトイレがあるからさ

◆◆◆

  
NM: ではトイレ

ここはトイレだ。最新式便座洗浄装置を装備しており、
その快適さを予測させる。中に人が入っているようだ。

ランドレアム: 「……」その快適さに少し驚く。今の住居のトイレも、NSPDのトイレも、そしてここのトイレも……昔の住処のトイレとは大違いだ。ランドレアムはコンコンとドアをノックする。
NM: メガコーポはトイレもメガなのだ。同僚の富豪はよく知っていることだろう。
スタッフ: 「入ってるぞ」
ランドレアム: 「そうッスか」「……(なんか聞き出せねえかな)」ランドレアムは少し思考し、口を開いた。
ランドレアム: 「上の人がなんか呼んでるッスよ。なんでも欠陥がなんだーとか」
スタッフ: 「今はダメだ」
ランドレアム: あやふやにマズいことになったと伝える。「……ナンデ?」
スタッフ: 「俺は急を要する事態があって、出られん」
ランドレアム: 「こっちも急を要する事態ッスよ!最悪全員ケジメかセプクッスよ!」
ランドレアム: 「それより大事なことがあるンスか!?」
スタッフ: 「…ある」
ランドレアム: 「……ナンデ?」
スタッフ: 「命令違反になろうとも…それは重要なのだ」
サスツルギ: 察し
ランドレアム: コイツハダメダ
NM: 出ろという要求は受け入れられないだろう。
ゲイラヴォル: 神の助けでもなければ…
ランドレアム: 他に何もすることなさそうなのでとりあえず警告だけしておくか……
NM: そうか…
ランドレアム: 何!?無理やり開けても良いのか!?
サスツルギ: デトロ!開けロイト警察だ!
ランドレアム:
ランドレアム: 「何で出れないンスか?紙がないなら渡すっスけど……」
スタッフ: 「紙はある。とにかく…今は放っておいてくれないか。…グワーッ!
ランドレアム: 「!?」
ゲイラヴォル: 神の助けならあった
スタッフ: 「他に用事がないなら終わりだ。集中しなければ…」
ランドレアム: 「……」
スタッフ: (は、早くどっか行けぇ!)
サスツルギ: 逆に気になるヤツやめろw
ランドレアム: ランドレムアムは悟った。この男はきっと今は自分の事しか見えないのだと。それが例え、ケジメやセプクに繋がるとしても……。「多分また後で来るんで、そン時は留置所でするンスね」そう言って立ち去ります
NM: はーい。ドアを開けなくて命拾いしたなランドレアムよ。
サスツルギ:
ランドレアム:

◆◆◆

サスツルギ: 自販機見て良い?
NM: OK!

ランドレアムがトイレで問答を繰り広げている間、サスツルギは次の部屋へ足を踏み入れる。 
自動販売機にはいろとりどりのドリンクが並べられている…ここは職員の憩いの場となっているようだ。誰も居ない。
自動販売機の冷却モーターの音だけが響いていた。
自動販売機
【万札:1】で使用可能
1-2:ドサンコ・ホフ・ミルク
3-4:ヤック・デカ・ルト
5-6:ツヨイ・タフマン

ドサンコ・ホフ・ミルク:消耗品
 「道産子豊富牛乳3.8」と極太オスモウフォントで印字された牛乳。
 【体力】を3回復する。

ヤック・デカ・ルト:消耗品
 乳酸菌があなたのお腹にエネルギーを補給する。
 【精神力】を2回復する。

ツヨイ・タフマン:消耗品
 こいつを飲んでタフになれ。
 【体力】を2回復する。体力の上限を超えて回復できる。
 気絶状態のキャラクターにも使用可能。

サスツルギ: 「フム……」商品のラインナップを眺める
サスツルギ: 何回までガチャできますか?()
NM: 金のある限り回すつもりか!?
ゲイラヴォル: さすがだボッチャン…
NM: 全員合わせて4回までです。アイテムインベントリがあふれちゃうので…
サスツルギ: はーい
ゲイラヴォル: ok!
サスツルギ: じゃあまず1回回してみるね

サスツルギ::1d6 = (1) = 1

サスツルギ: 「商品選択ボタンがありませんが……ここを押すのでしょうか?」首を傾げながら万札を投入し、目の前のボタンを押す。

ガコン…足元に「道産子豊富牛乳3.8」と極太オスモウフォント印字された飲料パックが現れた。

サスツルギ: 「商品は……悪くなさそうです。」粗悪品ではない、カネモチのカンがそう告げている。「後程試してみるとしましょう」
NM: 他の人はいいですか?
サスツルギ: 折角だし買おうぜ
ゲイラヴォル: マジで?な顔をしながらボッチャンを見つつ、自分も購入してみるネーチャンの絵図
サスツルギ: 念のためだけど、スシと重複しても良い(両方持てる)のよね?
NM: いいですよ
サスツルギ: なら万札1では買い得だわ
サスツルギ: なんならランドくんの分は奢ってもいい
ゲイラヴォル: 万札29>28で1回やってみましょ!
ランドレアム: 奢ってもらおう

ゲイラヴォル:1d6 = (6) = 6

シルヴィ: おお
サスツルギ: お、ラッキー
ゲイラヴォル: オッ
サスツルギ: ZBR改善みたいなやつでてきた
ゲイラヴォル: 物珍しそうに自動販売機の製品欄をジロジロみながら、黙ってトークンを所定の位置にインサートする!
シルヴィ: 「このカイシャのシリーズいいよね、高いけど…」シルヴィもガチャっとくか
ゲイラヴォル: 「何コレ」

「ツ ヨ イ タ フ マ ン」と印字された栄養ドリンクが現れた。

サスツルギ: 「ああ、これは見たことあります。よく社員たちが飲んでますよ。」ツヨイタフマンを見て頷く「カロウシ寸前でも元気になれる、と言ってましたね。」
ゲイラヴォル: 「マジで?ZBRとバリキのオーバードーズ・カクテルとどっちが効くんだろか」
サスツルギ: 「私は試したことはありませんが……」
シルヴィ: 「…カロウシ寸前になるのはまず問題な気がするけど」ガチャガチャ

シルヴィ:1d6 = (6) = 6

ゲイラヴォル: おお
シルヴィ: 「お、ラッキー」
サスツルギ: タ フ マ ン

「ツ ヨ イ タ フ マ ン」と印字された栄養ドリンクが再び現れた。

シルヴィ: 「ちなみに私はヤック・デカ・ルトの方が好き」
ランドレアム: 「何してるんスか?」ランドレアムがトイレから出てきて、合流する
ゲイラヴォル: 「……休憩…?」なんとも言えぬ突入前の準備時間を、彼女はそう形容した。
サスツルギ: 「おや、ランドレアム=サン。トイレはどうでしたか?」
NM: トイレでは何も起こらなかった…。いいね?
サスツルギ: アッハイ
ランドレアム: 「なんか踏ん張ってるヤツが一人いただけッスよ」
サスツルギ: 「?……まぁ、良いでしょう。ランドレアム=サンも何か飲みますか?」自販機を指す
ランドレアム: 「そうッスね。飲みてえッス」ランドレアムは懐を漁る。
ランドレアム: 「そういえば、札は切らしてた……」
シルヴィ: 「何が出てくるかは分からないけどねー…っと」
ランドレアム: 「小銭と低価格素子しかねえッス……」
サスツルギ: 「ハァ……全く……」溜息交じりに100%オーガニック牛革サイフを胸ポケットから取り出す。
ランドレアム: 「オオ……」
ゲイラヴォル: 「オーッ…」
ランドレアム: ランドレアムの財布は非常にシンプルなものだ。その見事な財布に声が漏れる。
シルヴィ: 「流石太っ腹だねぇ」
サスツルギ: 「次からはきちんと自分で払うように。」流れるような動きで上品に輝くサイフから万札を取り出し、そのまま投入。
サスツルギ: 「ボタンはご自分でドーゾ。」
ランドレアム: 「ハイッス」

ランドレアム:1d6 = (3) = 3

サスツルギ: 精神来た。これはありがたい
ランドレアム: 落ちてきたものを取りだす。

肌色の液体が入ったドリンクのボトルが排出された。
「ヤック・デカ・ルト」 とラベリングされている。

ランドレアム: 「ヤック・デカ・ルト……?ヤクザ刑事ルト……?」
ゲイラヴォル: 「シルヴィ=サンの好物だって」
NM: 一部の人々は飲むと叫びたくなるらしい。
ランドレアム: ランドレアムは?を浮かべている。
シルヴィ: 「胃腸にいいんだよそれー」
サスツルギ:ヤクザで刑事だなんて……いるものでしょうか。相反する要素に思えますが。」ランドレアムに釣られて「?」を浮かべる
ランドレアム: 「ホー……」
サスツルギ: (いるよ、割と目の前に)
ランドレアム: いるねw ランドレアムがそうだねw
ゲイラヴォル: いるねぇw
シルヴィ: 「ねぇねぇランドくん、交換しない?」
ランドレアム: 「ン?良いッスよ!」
ゲイラヴォル: まさしくランドくんにピッタシなドリンクが降って沸いてきたな…
シルヴィ: 自前でZBR持ってるし精神削れやすいので実際いただけるとありがたい
ランドレアム: ドーゾドーゾ!
サスツルギ: これで全員にZBR相当品がいきわたったな
シルヴィ: 「ドーモ!」タフマンの方を渡す。
ランドレアム: 「(胃腸が良くなる……か。体の痛みも治まんのかな……)」そう考えながらヤック・デカ・ルトを渡しタフマンを受け取る「タフマン……アーコレ知ってるッスよ。よく昔のオレの上のヤツが飲んでたッス。オレもめちゃめちゃ飲んだ経験あるッスね。懐かしいッスよ」
ゲイラヴォル: 「やっぱりZBRとバリキとを混ぜた感じの何か?」
ランドレアム: 「そうッスね……ニューロンを覚ますにはちょうど良いッスよ!」
サスツルギ: 「ランドレアム=サンも若くして大いに働いていたのですね」好印象だ。考えている内容には大分齟齬があるが
ランドレアム: 「……まあ、ハイ」ランドレアムは眼を逸らした。
シルヴィ: 「こういうのがぶ飲みするのは…まぁ、ままあることではあるよね」ザゼン系には実際よくお世話になる。
ゲイラヴォル: 「……」サスツルギと、ランドレアムの様子を一瞬見比べる。 彼女自身の勘が当たっていれば……(…あんま考えるのよそう。今は)
サスツルギ: 「さて、休憩…というほどでもありませんでしたが、一息付けたところで先へ行きましょう。」
ランドレアム: 「そうッスね。ここは敵の腹の中ッスし、ちゃっちゃととっちめてえところッス」
シルヴィ: 「ン」
ゲイラヴォル: 「だね」
サスツルギ: (((3.8牛乳……ここまで薄いものは未知の領域ですが……)))などと考えつつもサスツルギは次の扉へ向かう
ヤモト: 「アタイは…」少し自販機に目をむける「ま、いっか」”売り切れ”と表示されているのを見た。
サスツルギ: 「飲みたいのであれば差し上げますよ。」その手には牛乳
ランドレアム: 「売り切れハヤイッスね」ゴンゴンと自販機を叩いた。
ヤモト: 「あ、いいの?じゃ貰うね」受け取る

 ※牛乳に相談だ
サスツルギ: あげます。いざとなったら牛乳に相談して
NM: 切実な問題だ
ゲイラヴォル: 背が伸びるぞ
NM: 牛乳に相談します
ゲイラヴォル: 胸は…分からん
サスツルギ: むn……
NM: ドラゴンキック!

ランドレアム: グワーッ!
ゲイラヴォル: アバーッ!
サスツルギ: グワーッ!
NM: 次いこうぜ次!!
サスツルギ: 次だ!
ランドレアム: GO!
シルヴィ: GOGO!

◆◆◆

ガコンプシュー…ラインは機械の排熱や人々の動き回る熱気に包まれ、熱い。壁にかけられた温度計は30度を超える数値を示している。
ライン上には電化製品やUNIXパーツが流れている。
そのうちの一つのラインでは電子チップが生産されているようだ。

サスツルギ: -30度じゃない……だと!?()
シルヴィ: 「…熱っつ!?」
ランドレアム: 「急にアツいッスね……」
スタッフ: 「オーライ!オーライ!」構内には駆け回るフォークリフトもいる。
ゲイラヴォル: 「熱っつ…」左手で熱気を払い、中を覗く。「…なんじゃこりゃ…仮にも精密機器の製造場のハズ…」
サスツルギ: 「……。」自身の周囲をコリで冷却しつつ涼しい顔で部屋を見回す。ナムサン!なんと便利なコリ・ジツか!
スタッフ: 「急げ急げーっ!だが安全第一!労災撲滅!
ゲイラヴォル:この環境自体が既に労災みたいなもんじゃないの?いや知らないけど…」額に浮いた汗を拭う。
ランドレアム: 「なんなんスかね……」
サスツルギ: 電子チップの色は黒色ですか?
NM: そうですね。ブラック…
ゲイラヴォル: やはりか…………?

黒色のチップが次々とラインを流れていく。

シルヴィ: 「こんな所で……」
ゲイラヴォル: 見覚えのある文様のダークチップ群でしょかね
サスツルギ: 「冷却を軽んじる工場は大抵何らかのインシデントが起こるものです。……が、それはさておき、やはりここが生産工場のようですね」
ゲイラヴォル: よく似た一般製品でないことを確認したい
NM: そりゃあもう見覚えがあるよ
ゲイラヴォル: 了解な!
スタッフ: 「トーフ食いてえ」「飯時間はまだだぞ」「今日の昼ベントーなに?」スタッフたちは生産マシンに向かいつつ雑談をしている。
ゲイラヴォル: 「こんな環境でないとああまでアレなチップは生まれないってワケ…?」不可解そうに顔を歪める!
サスツルギ: 様子として無理やり働かされてるって感じではなさそう?
NM: なさそうです。
ランドレアム: 今日の弁当は俺様のヨメが作ってくれた銃弾だぜェ!たっぷり味わいなーっ!BLABLABLABLABLAMN!
サスツルギ:
サスツルギ: ランドくんご乱心
シルヴィ: 「…なんか”工場”としてはフツーよね…」もっと暗黒的な雰囲気を想像していた。

黒電話地獄を思い出してもみてほしい。まるで天国と地獄だ。

シルヴィ: 懐かしい…
サスツルギ: 「あの様子では彼らは自らの意志で働きにきてると考えてよいでしょう。」
ゲイラヴォル: そりゃそうだけどさぁ!
ランドレアム: あったね……
ゲイラヴォル: 「あのハムスターケージよか……まぁ」
サスツルギ: 「となると、生産している物が違法であるという認識をしているかしていないかで変わってきますね。」
ランドレアム: 「……そうッスね。表は真っ当な仕事としてやってるのかもしれねえッス」
ランドレアム: 「この工場自体も、暗黒かそうじゃねえかはともかくフツーのネオサイタマの仕事場ッスし」
シルヴィ: 「そうね」
ゲイラヴォル: 「…とは言え、仮定YCNANに存在を知られたのは事実っちゃ事実」
スタッフ: 「イヤーッ!!」ハンドフォークにサーフィンめいて乗った男が君たちの前に停まる! (モータルだ)
サスツルギ: モータルなんだ…
ゲイラヴォル: フォークリフトで遊ぶな!!
スタッフ: 「おいお前ら!私服で入るとはなんたる!」
シルヴィ: 「……名乗る?」
スタッフ: 「そこの更衣室で着替えて、ヘルメット着用でラインに入ってくれよ!」
ゲイラヴォル: 「(…むしろ好都合かも)」
サスツルギ: ほう…そう来るか。抜き打ち監査しにきました!しようと思ってたんだけどw
ゲイラヴォル: どっちがよかろう…
ランドレアム: メタ的に考えるとMAPの奥になんかあるし、従業員として振る舞いながら奥へ奥へ進んでいくのが良いのかな……

画像5

※ねこです
NM:(猫のイラスト)

ランドレアム: !?
サスツルギ: !?
ゲイラヴォル: 猫 で し た
シルヴィ: 現場猫ォ!
サスツルギ: この工場はダメだ(確信)

ランドレアム: ヨシ!
サスツルギ: まぁどちらにせよラインに入って働くわけではないでしょ…?(工場作業員エンド)
サスツルギ: 製造ライン69課
ゲイラヴォル: それはそう
ランドレアム: 工場従業員エンドは笑っちゃうよ
サスツルギ: そうする?
ゲイラヴォル: どこを見てヨシ!と思ったんですか?
シルヴィ: うーん…なんか向こうに存在がバレてて待ち構えてる以上無駄に潜伏する必要を感じない
ランドレアム: それはたしかに
ゲイラヴォル: そうなのよね…
シルヴィ: NSPDだ!でいいと思う
サスツルギ: 私もそれでいいとおもう
ランドレアム: マッポの登場だぜゲキョゲキョ!
ランドレアム: OK!
サスツルギ: 茶番に乗る必要もないぜぇ
シルヴィ: どうして突然悪魔超人に…
ランドレアム: 悪魔超人マッポ……
ゲイラヴォル: 良い子の諸君!するぞ!

 
サスツルギ: 「ちなみにここの工場で何が作られているのか、貴方はご存知ですか?」目の前の男の指示など聞こえなかったかのように質問を投げかける。
スタッフ: 「ん…おかしなこと聞くな?そりゃあクロダ電子といえばあらゆる電化製品に使われる…ICだよ
ゲイラヴォル: (…このチップは、ICチップってテイで通っているのか)
シルヴィ: 「そう、ICチップよね。ちなみにご存知かしら。最近ネオサイタマを騒がせる電子チップの事を」
スタッフ: 「ああ、もちろん」ダークチップの生産ラインに向け、指をさす。 「あの分野でのうちのシェアはウナギ・ライジングだぜ。知らない従業員はニュービーだけだ」
シルヴィ: 「……そう」 『…もう手帳出してもいいんじゃないの?』
ランドレアム: 『やるッスか』
サスツルギ: 『ええ、もう十分でしょう』
ゲイラヴォル: 『OK…』
シルヴィ: 「そこまで知ってるなら話ははやいわ」ピッと男の前に手帳を出す。NSPDのマークが大写しだ!
スタッフ: 「はやく着替えて…って、それは!?」
シルヴィ: 「私達はNSPD"69課"。そのチップの生産を止めに来たわ」
スタッフ: 「マッポだとォーッ!?」驚いたスタッフはハンドフォークから転がり落ち、床にしりもちをついた。 「マッポ」「マッポがきた」「ナンデ」後ろのスタッフたちも騒ぎに気づいたのか、ひそひそ話をしているようだ。
サスツルギ: 「御用です。むやみな抵抗はお勧めいたしません。」同じく手帳を取り出して見せる。
スタッフ: 「あ、アイエエエ…」
ゲイラヴォル: 「あんたらには黙秘権がある。抵抗さえしなければ手荒な真似はしないよ」同じく手帳を取り出す!

彼らは無力な平社員…国家権力の威光に弱い!
スタッフたちは全員その場にホールドアップ。

ランドレアム: 「それで良いッスよ。そのままそれで」
シルヴィ: 「ここで生産されたチップが裏社会に出回り電子薬物としてネオサイタマを汚染しています。即刻稼働を停止してください」
スタッフ: 「アッハイ」スタッフは言われるがまま生産ラインの停止スイッチを押す。「アイエエエ…」「どうして」「もしかして逮捕?」
サスツルギ: 「皆さまには情状酌量の余地がございます。まずは一旦出荷場の方でお待ちいただければと。」困惑する作業員たちへ声をかける
スタッフ: 「アッハイ」スタッフたちは出荷場においやられた。トラックの中には生産物が満載されている。
サスツルギ: 「これも後ほど押収ですね…」眉間に皺が寄っている
ランドレアム: 「そうッスね……めっちゃ大量にあるッスよ」
ゲイラヴォル: 「しっかし安定してまあ…」
サスツルギ: 「なおさら早めに制圧するに限ります。タイム・イズ・マネーです。」踵を返す
シルヴィ: 「これから実験室の調査をするけど…何があるか知らない?」
ゲイラヴォル: 「ICチップ……ねえ……」
サスツルギ: 聞き込みはシルヴァリィタクトに任せればいいだろう…。あまりマッポが何人も矢継ぎ早に質問しては萎縮してしまうかもしれない。
スタッフ: 「アッハイ、しかしあちらに入るには許可がいることになっているので…我々は知りません」

通路の扉のかぎは開いている。

ゲイラヴォル: 「普段どんな奴が出入りしてる?研究室の管理者は誰?」
スタッフ: 「研究部門の人たちが…担当の名前はたしか、「ダイセツ」だったはず…」
ゲイラヴォル: 「…ドーモ」果たしてそれは本名か、それともニンジャネームなのか…
NM: もう質問はいいですか?
ゲイラヴォル: ですな!
シルヴィ: 「ダイセツ…ね」
サスツルギ: 「……。」
ランドレアム: 「……行くッスよ」
ゲイラヴォル: 「あぁ。行こう」
ランドレアム: 「サスツルギ=サンの言う通り、タイム・イズ・マネー……とかいうヤツッス。グズグズしてられねえッスね」
ヤモト: 「ん、行こう」
サスツルギ: 「そうですね。」

一行は研究部門に向けて足をすすめる…

シルヴィ: 「オニが出るかスネークが出るか…」
サスツルギ: 「YCNANがいつどのような妨害を仕掛けてきてもおかしくありません。油断はしないようにしましょう。」
ランドレアム: いつでもデッカーガンを取り出せるよう、ホルスターに手をかけている。
ゲイラヴォル: ゲイラヴォルの右腕に力が入る。無意識のうちに小銃めいて右腕を構える…

#MORITA:発見したチップ販売店はネコソギ破壊した。ビーハイブと名乗る、スゴイ・シツレイな店員がいたが、それも直ちに倒した。そちらの状況は?

ゲイラヴォル: アッ、シツレイの代名詞が店員になってる……クロスカタナは背負ってないよな……?
サスツルギ: スゴイ・シツレイw
シルヴィ: クロスカタナはやばい…
NM: ニンジャスレイヤーがソウカイニンジャを殺すなんてチャメシ・インシデントだし君たちに累は及ばないだろうに!
サスツルギ: 『ドーモ、モリタ=サン。こちらはクロダ工場を捜査しており、この工場でダークチップが生産されていることを確認いたしました。』
サスツルギ: 『そして……』一瞬の間。シルヴァリィタクトを見る。YCNANのことを伝えるべきか否か……
シルヴィ: 『うまくついてったらビンゴだったよ……それと』 『奇妙な女ハッカーが敵にいる。』

#MORITA:奇妙なハッカー…やはりYCNANなのか!?

シルヴィ: 『その可能性は…かなり高い。でも。彼女はダークチップをばらまくような人じゃない…のよね?』

#MORITA:勿論、そのようなものに対しては常にKICKコマンドを打ち込むような人だ…だが仮に敵に捉えられているとなると…
#MORITA:こちらはかなり離れている。到着は遅れそうだ。なんとか、真実を暴いてくれ。

シルヴィ: 『わかった』
サスツルギ: 『…了解しました。そちらもお気をつけて。』

◆◆◆

画像6

熱気あふれる工場ラインから離れ、薄暗い廊下を進む一行。温度は快適だが、ネオン電灯の明かりは暗く調整されており、悪の雰囲気を感じさせる。 行き止まりにはふたつの扉があるようだ。「研究部門な」「実験場な」の2つの扉が並んでいる。さて、どちらから攻めようか?

シルヴィ: 「……研究に、実験ね」
ゲイラヴォル: 「ロクな匂いがしないね」
ヤモト: 「そだね…」
サスツルギ: 「……。」眉をしかめ、警戒を強める
ランドレアム: 「どっちから攻めるッスかね。どっちもロクなモンなさそうッスけど……」
ゲイラヴォル: メタい言い方になるが、実験場だけ拡大マップが用意されているのよね
サスツルギ: ほんとだ気付いてなかったわ。 あ、NMさん、なんか2つの部屋の気配とか探れたりしません?生き物というか人間(と、あとニンジャ?)の
シルヴィ: 先に研究部門でスタッフを抑えるべしかなぁ
ランドレアム: ホントだ
NM: 気配察知なら【ニューロン】Hで判定だ(両方の部屋に一回で、できます)
サスツルギ: だれかひとり?それとも全員?
ゲイラヴォル: 一人が一回で、かな
NM: とりあえず一人で
シルヴィ: やりますか
サスツルギ: たのんます
ランドレアム: シルヴィ先生オネガイシマス!
ゲイラヴォル: オナシャス!

シルヴィ::24d6>=5 = (6,1,2,2,1,3,6,4,3,1,2,6,6,5,4,1,1,4,3,3,1,4,2,1 :成功数:5) = 5

NM: せいっこ!
ゲイラヴォル: 流石のニューロン強者…
ランドレアム: 強いぜ!

実験場の方には生物の気配は感じられない。(ただし、不穏な気配はある)
 ラボにはおよそ10人近い人数の人間がいることが分かった。

サスツルギ: じゃあ実験場から…か?
ランドレアム: 不穏な気配……
ゲイラヴォル: 不穏な…
シルヴィ: 「……実験場は……人間はいなさそうだけど……」
ゲイラヴォル: ラボからの方が安定だろうか…
シルヴィ: モーター兵器の予感
シルヴィ: 「……先にラボを抑えたほうが私はいいと思うな」
サスツルギ: なるほど有り得る
サスツルギ: 「フム、シルヴァリィタクト=サンがそう仰るのであれば従いましょう。」
ランドレアム: 「そうッスね」
ゲイラヴォル: 「オーケー」
シルヴィ: ワイヤーをしまいハックを終了する。
ヤモト: 「了解!」

◆◆◆

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一行はラボの戸を開く…
ベッドには人間が寝かされており、
謎めいたUNIXデッキと接続されている。
デッキにはさきほども見た黒いチップが接続されている。
研究員たちはその様子をモニターしているようだ。

 シルヴィ: うわぁ
サスツルギ: あらぁ

ゲイラヴォル: おぉう…何となくオマークシステムを想起させる…
研究員: 「データは理論通りな」したっぱめいた研究員がメガネを掛けたわるそうな研究員に伝える。
サスツルギ: わるそう
ゲイラヴォル: いかにもだ!
研究員: 「フフ…やはりリー先生の理論通りか」
サスツルギ: (((これは……!)))思わず息を呑む
ランドレアム: ランドレアムはゴクリと唾を呑む。まさにここが……。

そして…悪そうな研究員の方をサスツルギはかつて会議で見た覚えがある。
兄をかつぐ派閥で技術分野を担当していた男だ。

 
サスツルギ: おおっと
ゲイラヴォル: 「………」ゲイラヴォルに隣接しているメンバーならわかるだろう。その右手が徐々に赤熱している…
ゲイラヴォル: オオ……?
サスツルギ: 「……。」思わずその研究員をまじまじと見つめ、絶句する。あからさまにその表情からは血の気が失せているように見える
シルヴィ: 「とりあえず……行こう」ランドレアムを見る
ランドレアム: 「そうッスね……」
サスツルギ: 「まさか……そんな、ありえない……」漏れ出るような小さな一言。
ランドレアム: サスツルギを心配そうに一瞥し、ゲイラヴォルのテッコが赤熱しているのを一瞥する。
ゲイラヴォル: 「………サスツルギ=サン?」赤熱させたテッコをそのままに、つぶやく!
シルヴィ: コトダマの波長がおかしい。シルヴァリィタクトは顔を歪める。
ランドレアム: 「……大丈夫ッスか、サスツルギ=サン」普段のサスツルギとの様子の違いに、思わず声をかける
サスツルギ: 「エ?」びくりと大袈裟に肩が跳ねる。 目の前には心配そうな同僚の顔が並んでいることに気づき、サスツルギの動揺はさらに深まる。
ゲイラヴォル: 「…どうしたん」右手の熱が引く…
サスツルギ: 「い、いえ、ダイジョブです。何でも。問題ないです。」早口で答え、無意識に冷や汗を拭う
サスツルギ: 「捜査、続けましょう。」強引に話題を切った
ゲイラヴォル: 「いや問題なくないでしょうが…」
シルヴィ: 「……」訝しげにサスツルギを見る。「そうね、でもとりあえず止めなきゃ」
ランドレアム: 「……ハイっス。先へ進むッスよ」サスツルギ=サンなら心配ないだろう。自分よりも大人で、賢いのだから……。
シルヴィ: 「ランド君、突入号令お願い」
ランドレアム: 「分かったッス」
サスツルギ: (((他人の空似に違いありません。)))自らに言い聞かせるように目を閉じる。「ヨロシクオネガイシマス。」
ゲイラヴォル: 「………」一番後ろに立つ。サスツルギの異様な様子を注視し、いつでもカバーに入れるように。
ランドレアム: 「……」だがそれでも心配にはなってしまう。あの顔はいつもの様子とは違った。しかし今は……自分のなすべきことをしよう。ランドレアムはホルスターからイヌイMk-1を抜いた。ランドレアムは手で合図する。3,2,1……
シルヴィ: (……まさかね)タルヒ社について調べたことがないわけではない。懸念事項がないわけではない……ワイヤーをシルヴァリィタクトは構える。
ランドレアム: 「御用、御用だ!」 「NSPDだ!動くな!全員抵抗をやめろ!アンタらには黙秘権がある!」BLAMN!BLAMN!空へ発砲!
研究員: 「アイエエエ!?アイエエエ!?」したっぱ研究員は突入してきたマッポに驚き失禁!
研究員: 「……来たか、やはり来てしまったか。NSPD69課よ。」君は思い出すだろう。あの男こそがダイセツであることを。
サスツルギ: 「……!」無言でランドレアムの後に続き、カラテを構える。
ランドレアム: ランドレアムは即座にもう一丁のデッカーガンを抜き、全員を見渡すように銃口を向ける。
ゲイラヴォル: 「…動くな!アスホール共!あんたらには黙秘権がある!」デッカーガンを構えて叫ぶ!
サスツルギ: "君は"?思い出すのは個人だけ…?
NM: サスツルギだけです!
サスツルギ: おれか><
NM: ゲイラヴォルさんとかが知ってたらびびるわよ
ゲイラヴォル: そうよね()
NM: 知っててもまあいいが…(
サスツルギ: 「ダイセツ=サン……」絞り出すような声音
シルヴィ: 「私達をご存知のようね」
ゲイラヴォル: 「(…………!?)」サスツルギを、ダイセツを、見比べる。なるほど、道理で。
ランドレアム: 「……?」サスツルギの様子を訝しみながら、注意を向ける。
研究員: 「アイエエエ!」「取り乱すな。これも予測通りのことだ」
ランドレアム: 「予想通りとは大したことを言ってくれるッスね」
シルヴィ: 「……」ワイヤーをダイセツと呼ばれた男に向ける。
サスツルギ: 「何故…何故、貴方が……ッ!」血が滲むほどに拳を握りしめる
ランドレアム: 「……」ランドアムは何となく事情を察した
ダイセツ: 「おっと、相手は丸腰の老いぼれだというのに血気盛んな人たちだ」そろそろ定年といった風貌のダイセツ。「何故…?なに、タルヒではできない研究をするのにこれほど都合の良い組織はあるまい
シルヴィ: 「こんなことをしておいて無辜の市民みたいなことを言うのね」チップを接続された人たちを見る。
サスツルギ: 「……貴様ッ!」どこか悲鳴のような叫び。『どこだって、汚れは表に見えないもんだ』突入時のゲイラヴォルの言葉が蘇る。
サスツルギ: 「よくもタルヒの名を汚すような真似を……」その拳から血が滴り落ちる
ゲイラヴォル: 「……………」そのゲイラヴォルは、サスツルギを制するように肩に手を置き、ダイセツに銃口を向ける。 「引き金引かれたくなきゃ手を後ろに回して跪きな。これは最終警告だ」
ランドレアム: 「……そういうワケッス」ランドレアムは銃口を威圧的に向ける
研究員: 「アイエ……」うろたえる研究員にダイセツは目配せ。すると研究員は静かに、手を回してひざまづく。
ダイセツ: 「おとなしく降伏しよう。ここは命を捨てる場ではない」ダイセツも降伏する。あっさりと。
ランドレアム: 「……」
サスツルギ: 「……。」拭えない違和感。スムーズにことが運ぶことは喜ばしいはずなのに、嫌な予感がニューロンを過る。
サスツルギ: 『皆さん、警戒を。』
ゲイラヴォル: 『Copy.』
ランドレアム: 『分かってるッスよ。流石に上手くコトが運び過ぎっス』
シルヴィ: 「賢明ね。……隠し玉あっての物言いでしょうけど」『アイサー』
ゲイラヴォル: 『横から嫌な予感がする。実験室か』
ランドレアム: 「……ま、すんなり受け入れてくれて助かるッスね」ランドレアムは片方のデッカーガンをホルスターに納め、手錠をくるくると取り出す。
ダイセツ: 「わたしの手に隠し玉はないさ。何ならここに縛っておいてくれても構わんよ」
サスツルギ: 「随分な余裕のようで……」内面の凍えるような激情を押し殺し、ダイセツ達に手錠をかけるべく歩を進める。
ランドレアム: サスツルギと同じく警戒しながら手錠をかけるべく歩を進めていく。 「黙秘権はあるッスけど、アンタ程の犯罪を犯したヤツならNSPDは容赦しねえッスよ……」
ダイセツ: おとなしく手錠を受け入れるダイセツ。
ランドレアム: 「……」
サスツルギ: 「……一つ、伺います。兄上は、そして父上は、このことを知っているのですか。」感情を全て削ぎ落としたような声
ダイセツ: 「彼らが知るよしなどなかろうさ。”出奔した研究員が、暗黒研究に魅入られた”、それが全てだ」
サスツルギ: 「そう、ですか……。」冷静に答えたつもりではあったが震える安堵の声は隠しきれなかった。
ゲイラヴォル: 心中穏やかじゃなかろうさ、とサスツルギを半ば同情的に一瞥。これで冷静に対処せよ、と言われても無理だろうに。 (まあ、ここまで抑えられたのは上出来だよね…)
ダイセツ: 「そう、その通りだ。南極のように清浄なタルヒの名が汚されることはない
ランドレアム: 「……」ランドレムも何故か無意識に安堵していた。
サスツルギ: 「……。」ギリリと唇を噛む。「黙れ、これ以上貴様がタルヒの名を騙るな。」
ダイセツ: 彼は黙った。
シルヴィ: 「……そ」シルヴァリィタクトはワイヤーを伸ばしたまま問う「で。……ここがダークチップの開発本拠なのね?」
サスツルギ: シルヴァリィタクトの声を聞いてようやく周囲に人がいたことを思い出す。「あとの聴取は、お任せします。」どこか力なく部屋の隅へと下がる。
ダイセツ: 「その通り…とある理論をもとに私が手を付けたのだ」
ランドレアム: サスツルギを僅かに一瞥し……ダイセツや他の研究員たちへ向き直る。
ダイセツ: 「リー理論、ニンジャ聖書、死海文書、カラテノミコン書…それに古事記」※専門用語のようで、あなたたちにはよくわからない用語だ。
ランドレアム: 「……???」
ゲイラヴォル: 「……」
ダイセツ: 「わからないのも無理はあるまい。くだいて言えば、それらのエッセンスをもとにニンジャソウルを制御、抽出しているのだ」
シルヴィ: 「ソウルを制御?抽出?」
ゲイラヴォル: 「抽出」そう聞いた瞬間、嫌な予感が過ぎる。
ランドレアム: 「……」詳しい事は分からないが、やべえことをしてるのは分かる。
NM: とにかく危険だ。
シルヴィ: ダークチップを埋め込まれたアサリの様子を思い出す。「あのチップにはニンジャソウルが詰め込まれてるとでも言う訳?」
ダイセツ: 「外からはそのように見えるが、正確には違うな。挿入した者がニンジャソウルへ接続するのを助ける働きをする
サスツルギ: 「……。」眉間に皺がよる。件のチップを持った時の"声"が蘇る。

チップのプログラムがキンカク・テンプルに接続させ、
ニンジャソウルを引っ張ってくるようだ。

 
ランドレアム: 「……じゃあ誰でもニンジャになれるってワケッスか」そんなものが流通すれば、ネオサイタマは更なるケオスに包まれる……!
シルヴィ: シルヴァリィタクトの瞳は煌々と銀色に輝いている。
ダイセツ: 「ウム、理論上はな。だが適性のない者は耐えられず爆発四散する。」
シルヴィ: 「まぁそうなるわね。ソウルの過剰情報に耐えられない個体も多いでしょうから。無理矢理オヒガンに自我を近づけさせる時点でだいぶ無茶の範疇でしょうに」
サスツルギ: 「……それを使って貴方は一体何をしようと……?」極度に集中し、今にもその喉を刺し貫きたくなる衝動を抑え込む
ダイセツ:私の目的は研究、それだけだ。上がそれをどうしようが…私は関知しない」
ランドレアム: 「身勝手な野郎め……!」口調が乱れる。その目は鋭さを帯びていた。
シルヴィ: 「にしても古事記………」ブツブツと呟き続けた後、シルヴァリィタクトの瞳が紅に戻る。「……じゃなくて」
ゲイラヴォル: 「…上の目的…か」
シルヴィ: 「……これを広げるのが"YCNAN"の目的ってこと?」
ダイセツ: 「ではないかね?私も詳しくは知らぬさ」
サスツルギ: 「上について何か知っていることは?」
ダイセツ: 「…質疑応答はおしまいだ。真実には自分でたどりつくことだな」
サスツルギ: 「貴方にその権利があるとでもッ…!」大股で歩み寄り、その胸倉をつかみ上げる
ダイセツ: これ以上の回答を彼は避けたが…「ぐっ!」
ランドレアム: 「……」一瞬制止しようとするが、その様子を黙って見守る
サスツルギ: その瞳は凍てつく怒りに燃え、激情を表すように眼鏡の縁に霜が降りる。今ここで"コレ"を処分した方が良いのではないか、という昏い衝動が沸き起こる。

処分…処分せよ…処分だ!
漆黒のニンジャソウルの衝動が語りかけるように思える

 ゲイラヴォル: サスツルギの様子を察してか否か、ゲイラヴォルは一言落ち着いた声をかけた。 「母ちゃん、ステイ」
サスツルギ: 「誰が母ちゃんですかッ!こちらは真面目な話を……!」ハンニャの形相で振り返る
ゲイラヴォル: ゲイラヴォルの瞳は、至って真摯である。まるで常時のサスツルギめいて…「いいから、そいつを地面に降ろしな」
サスツルギ: 「……!」視線が交錯し、燃えるようなまっすぐな瞳に射抜かれる。「ハァ……ハァ……」サスツルギは己の中の欲望を自覚し身震いすると、己を強いてその手を離す。ドサリ、とダイセツの身が床に落ちた。
ダイセツ: 「グワーッ!」床に落下するダイセツ、身体が叩きつけられたようだ。
ゲイラヴォル: 「……全く」ため息をつきながら、ダイセツの両手を代わりに掴み上げる。 「これじゃいつもとまるで逆の立場じゃんか…」
サスツルギ: 「……シツレイ、取り乱しました。」離した手は所在なく宙を彷徨い、やがて息を落ち着かせるように胸元へと当てられる。「助かりました、ゲイラヴォル=サン。」
ゲイラヴォル: 「面会時間は終了。続きは留置所の中でだ。OK?うん?」「しっかりしてよ」バン、とサスツルギの肩を叩く。「チームの冷却剤なんだからさ」
ゲイラヴォル: そのまま研究者たちを、他の連中ともどもトラックの側の空間へと連行する…
ランドレアム: 「……」ほぅと息を吐く。
研究員: 連れて行かれました。彼らは黙り、何も話さず…
サスツルギ: 「ええ、そうですね。私としたことが。」ぶつぶつと小声でつぶやきながら頭を冷やすように首を振る。「私もまだまだ未熟ということですね…」
ダイセツ: (リヨト坊…そうだ、それでいい…君は清廉な雪のままでいればいい…)ダイセツの脳内には、そのようなセンテンスが浮かび上がっていた。
シルヴィ: 今のうちに人が繋がれてるUNIXを調べておきたいが
NM: UNIXの調査は【ハッキング】Hardです
シルヴィ: ハーイ

シルヴィ:26d6>=5 = (4,6,1,4,5,3,4,4,5,3,3,1,4,6,5,6,4,6,6,6,1,5,1,3,4,1 :成功数:10) = 10

NM: OK!
シルヴィ: スターン!
ゲイラヴォル: ショウジ戸!
ランドレアム: スターン!

 UNIXのデータにはチップによって接続されたニンジャソウルを数値化したものが表示された。
ニンジャソウルをこちら側から任意に選ぶことはできず、
キンカクの意思に任せるしかないことも分かった。
きみたちもチップを抜いた空のUNIXに接続すれば、
自らのデータを調査することができるだろう。

シルヴィ: てことは繋がってる人によってデータは違うのか
サスツルギ: 「これは……」シルヴァリィタクトを通じて流れてくるデータに目を通す
シルヴィ: 『……うわぁ』コトダマ空間でショウジ戸を破り捨て、鏡の並んだ部屋でデータを一つ一つ覗く。中には黄金立方体が回転している……
ゲイラヴォル: 「何それ?」連行を終えたゲイラヴォルが、後ろから覗き込む。
シルヴィ: 『………ひとりひとり数値が違う。それでいて無作為……』
サスツルギ: 自らのデータっていうのは所謂ニンジャソウルの格のことになるのかしら?

「カラテ」「ニューロン」「ワザマエ」「ジツ」
などの文字とともに数値が表示されている。
※Make your NINJA
サスツルギ:
あ、データのことだったw
ランドレアム:
ゲイラヴォル: ……キャラシ!
サスツルギ: キャラシプリンターとは斬新なw
シルヴィ: つなげた瞬間4d6降ってデータが決まってそう
ゲイラヴォル:4d6 = (5+2+4+3) = 14
サスツルギ:
ゲイラヴォル: これが無数に繰り返されているのだな…
サスツルギ: 全自動ニンジャ製造機
NM: UNIXはまあデータを調べるだけの物品なので…

シルヴィ: 『カラテ5、ニューロン2、ワザマエ4、ジツ0……なんかゲームみたいね』
サスツルギ: 「人をこのような……到底許せるものではありません。」
ランドレアム: 「……ああ、勿論ッス」

人間をデータ化して配列する。
おおよそ暗黒メガコーポの暗黒人事手法であることだ。
だが…君達にもわかるだろう。
これはただ、センタ試験の成績を並べているようなものだ…

ゲイラヴォル: 『どれどれ……ワァオ』
サスツルギ: 『シルヴァリィタクト=サン、この方たちを解放することはできないでしょうか?』
ゲイラヴォル: 『まるで共同墓地だね』イメージを見ての安直な感想を吐く。 『それか遺体ロッカー』
シルヴィ: チップをとりあえず取ることはできるかな?アサリ=サンみたいに
NM: 【ハッキング】UH3に成功すれば部屋内の全員分とることができます
シルヴィ: ハーイ
サスツルギ: たすけてシルヴィ!
ランドレアム: 頼んだあ!

シルヴィ:26d6=6 = (4,2,3,4,3,1,6,5,4,2,1,2,1,5,4,1,2,6,4,4,4,3,1,4,5,5 :成功数:2) = 2
※予想外のインシデント
サスツルギ: アアアーッ
シルヴィ: なぬっ
ランドレアム: アーッ!?
NM: ブッダ!
サスツルギ: ヒェッ
ゲイラヴォル: アアアーッ!?

シルヴィ: 『……ちょっと、この量は……』

わずかなあやとりの掛け違いか…!
処理しきれないデータが患者自らを食う…!
心拍数モニターの数値が低下し始めている…
度重なるニューロン酷使に最後の一撃を加えてしまったとでも言うのか…

サスツルギ: 「なッ!?」数値の低下に目を見開く
装置: 「ピーッ、ピーッ、ピーッ」
ゲイラヴォル: 『ちょ、ちょっと…』
ランドレアム: 「何が起きてるンスか!?」
装置: 「数値低下、危険な、危険な!」
シルヴィ: 『数が多すぎる…それに、ニューロンの刻まれ方があの子よりも酷い…!』
ゲイラヴォル: 「…ッチ!」無理矢理ログアウト!「つったって、どうすれば…ッ!」
ランドレアム: 「応急処置……だけどニューロンが直接傷ついてる以上は…………!」
サスツルギ: 『シルヴァリィタクト=サンも急いで脱出を…!』
シルヴィ: 『……私のウカツね、これは』
装置: 「ピーッ、ピーッ、ピッ、ピーーーーーーー」 「バイタル・ダウンな」UNIXが無常に告げた。
サスツルギ: 「……ナムアミダブツ。」悲痛な表情で手を合わせる。
ランドレアム: 「……」
ゲイラヴォル: 「………」沈痛な面持ちでUNIXをただ見る…
ヤモト: ヤモトも手を合わせ、花のオリガミを枕元に添えた
シルヴィ: ログアウトする。「……ごめん」
ランドレアム: 「……大丈夫ッスよ」
サスツルギ: 「シルヴァリィタクト=サンで無理だったのです。誰も責めたりはしません。」
ゲイラヴォル: 「…ま、目の前での人死にには慣れてるから、私はダイジョブ」
サスツルギ: 「そもそも私が解放をお願いしなければ……」小さく呟き、表情がさらに曇る
ゲイラヴォル: 「これ以上増やさないことに専念しよう」
ランドレアム: 「そうッスね、NSPDにシルヴァリィタクト=サン以上のハッカーなんておいねえッスし……」
ヤモト: 「うん」
ランドレアム: 「そうッスね……これ以上チップによる被害は出させねえ」ランドレアムは拳を握った。爪が皮膚を傷つけ、血が滲む。「絶対に」
サスツルギ: 「ええ。これ以上は、絶対に。」
シルヴィ: (……浮わついてるのは私も同じね)チカチカと瞬く瞳を抑え込む。純粋な知識欲は正義感とは両立し得ない。……ソウルの力が強まるたび、そして69課に馴染む内にこの差異は大きくなっている
ヤモト: 「YCNANをこらしめなきゃね」
ランドレアム: 「……」
ゲイラヴォル: 「………だね」
ランドレアム: シルヴァリィタクトを一瞬一瞥する。
シルヴィ: 「……大丈夫よ、過ぎたことは……変えられないもの」
ランドレアム: 「そう、ッスね」
シルヴィ: 「先を急ぎましょ」
ランドレアム: 「ハイッス」ランドレアムは気を引き締め直し、頷いた。
サスツルギ: 「……いきましょう。」後ろへ続く
ゲイラヴォル: 金属質の片方のテッコが強く握られる。
シルヴィ: …抉れたニューロンに宿ったソウルを覗こうとした好奇心は誰のものだったのだろうか。(……アップデートが必要ね)

六つの物言わぬ身体をあとに、君達は実験室へと向かう…

◆◆◆

#3へつづく





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