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衒わない個性を求めて

どんなときに、書きたくなるでしょうか。
いいことがあったとき。反対に、悲しいことがあったとき。ライフログセラピーという心理療法があるくらいですから、もしかしたら気持ちがマイナスな方向に流れているときのほうが多いのかもしれません。沈んだ気分のときは、大抵の場合、外部の環境というよりは、自分の心の中に閉じこもっているのではないでしょうか。(私の場合だけかもしれませんが)

そんなとき、文章を書きたくなります。もやもやしているのはどうしてなのか。絡まったイヤホンのような思考回路に、言葉という旗を立てていく作業は、迷子の自分が次に向かう先を見つけるための作戦会議なのかもしれません。

個人的な話になりますが、最近、抱いている疑問のひとつに、「衒わない個性」ってなんだろう、というものがあります。気を衒った個性、というのは、奇抜な服装を着ることだったり、静かな教室で突然大声で歌い出すだとか、そういうわざとらしさが付き纏う行動のことを想定しています。

個性が豊かな人は、何もしていなくても面白いのです。ただ座っているだけで、魅力が滲み出てしまっているし、少し言葉を交わすだけで面白さがじわじわと染み渡っていきます。あなたの周りにもそういう人、いませんか。

私には、そういう人たちの秘密を暴きたいという欲望があります。だからか私には、そんな人たちが持っている独特の匂いを嗅ぎ分ける能力が備わっている気がします。きっとこの人は、と思って声をかけると、まるで昔からの知り合いにあったかのような懐かしい優しさがあります。

こちら側が、話すことを探さなくてもいい優しさがあります。
そういう人に私もなりたい。

というわけで、我こそはそういう人だ、という方がいたらぜひ声をかけてください(うそです)

久々に書いたnoteは、なりたい自分について書いてみました。だいぶ衒った文章になってしまったことは自覚しています(笑)

では、また。

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