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大分トリニータを離れる選手達。

GKムンキョンゴン


大分トリニータ在籍4年目にして待望のリーグ戦デビューを飾った。デビュー戦は結果を残せなかったが、その後は安定したパフォーマンスを見せて守備の立て直しに貢献した。足元の技術も年々向上し、吉坂GKコーチの猛特訓により素晴らしいGKへと成長した。今季は韓国のチーム大邱FCへ移籍。韓国でも守護神GKとして多くの活躍を期待したい。



DF鈴木義宜

片野坂体制の元、J3時代から守備を支えた鉄人。彼と言えば、シュートブロックと不用意なカードを貰わないクリーンな守備が有名だ。Twitterでの「#トリサポ義宜教」ハッシュタグは大分サポーターの中では有名となった。去年は過密日程の中で、リーグ戦は5年連続全試合出場・4年連続フルタイム出場を目指した。しかし、第32節・H札幌戦で突然の欠場。前節の柏戦で側頭部にボールが直撃し、脳震盪の疑いもありドクターストップにて出場を回避した。それにより連続フルタイム出場は166試合・14940分で途絶えたが偉大な記録を作った事は間違いない。J1選手の中でもっと評価されるべき選手だと思ってる。 今季は大分を離れて、新天地・清水エスパルスへ移籍を決断。ロティーナ新監督の元で更なる成長と彼の選手としての評価が高くなる事を願ってます。



DF星雄次


左WB。去年は新加入の香川・田中達也が主に起用され、オプションの一つとして起用されていたシャドーでの出場も全く巡って来なかった。左足でのキックは課題だったが徐々に成長した。香川が負傷で戦線離脱後、先発出場の機会が訪れた。片野坂監督の元で戦術を学び、戦術の理解度はチームトップクラスでした。
今季は新天地・新潟へ移籍。得意とする運動量でチームの勝利に貢献して欲しい。


DF岩田智輝

右CB。過密日程で休養の日もあったが、出場した試合は全てスタメン・フル出場。片野坂監督に信頼されていた選手。去年は相手チームから徐々に戦術を対策され、多く組んでいた右WBで松本怜以外の起用も増えた。その影響もあり、オーバーラップを仕掛ける回数は減少した。しかしその中で、逆サイドへ送るパスを何度も練習し、その精度は少しずつ高くなり攻撃のスイッチを入れるパスとしてチームには欠かせない物となった。今季は東京オリンピック開催年となり、移籍も迷った中で横浜FMへ移籍の決断をする。横浜FMには先輩の松原健やオナイウ阿道も在籍しており、チームには早く解け込む事が出来そうだ。チームに早く馴染み、日本代表に選出されまた日の丸のユニで輝く所を楽しみにしてる。

DF高橋祐翔


去年は出場無し。実際にプレーをしている所を見てないので何とも言えない。今季はヴェスパ大分へ移籍。多く出場機会を得て、試合経験を積んで成長して欲しい。

MF島川俊郎


 
リーグ再開直後は失点に絡むミスが多く見られたが、徐々に調子を上げチームには欠かせないボランチの主力となった。今季は得意の守備だけでは無く攻撃面でも存在感を発揮。30歳のベテランになっても、もう一段階成長をした姿は若手選手にいいお手本になってたと思う。
新天地の鳥栖へ移籍を決断。今季は彼を相手として迎えなければいけない。大分の事を知り尽くしている彼には要注意だ。


MF田中達也


去年はチーム得点王。序盤はシャドーでの先発を掴むとシャドー・左右WBでリーグ戦ほぼ試合に出場した。片野坂監督の元で戦術を学びたいという事もあり大分へ加入したが、その才能が去年見事に結果で表れた。
新天地、浦和へ移籍を決断。浦和は今季からリカルド・ロドリゲス新監督を招聘。彼も片野坂監督と同じく戦術化だ。更に選手としてもう一段階レベルアップして素晴らしい選手になる事を願う。


MF小塚和季


去年のリーグ戦出場は8試合376分のみ。コーチとの衝突があったそうだが、過密日程でコンディションにバラつきがあったのも影響してると個人的には思う。新加入だった野村・町田と比べて運動量・守備面などで劣りその部分で苦しんだ一年となってしまった。
新天地、川崎へ移籍を決断。川崎でも相変わらずエロいプレーでファンを魅了して、輝いて欲しい。運動量や守備面などの部分でも変わった姿を期待してる。

MF小手川宏基


去年のリーグ戦試合出場1試合のみ。
大分からは2012年のオフに続く2度目の契約満了通告となってしまったが、それでも将来はまた何らかの形で大分へ戻ってきたいと宣言。泣
新天地、松本山雅へ移籍。松本も多くの出入りがあり小手川選手にとってもいい競争争いをしてまたピッチで輝きを見せて欲しい。

MF前田凌佑


去年初スタメンのホーム名古屋戦。前半で負傷交代。ホーム広島戦でも再負傷。怪我に泣かされた一年となってしまった。彼をみてると「これぞ・ボランチ。」という選手だ。まだまだ年齢的にも動ける。しかし大分との契約は満了。12/24のJリーグトライアウトに参加したが、まだ新天地は決まってない…
まだまだ彼は出来ると思う。早く新天地が決まってほしい。


MF佐藤和弘


去年 清水戦でスタメンフル出場した以外はほぼ出場なし。そして10月に松本山雅へレンタル移籍。正直なぜ全く起用されなかったのか謎の選手である。明らかに選手構成のミスだった。松本山雅ではアンカーとして攻守に働き、後半戦の逆襲に貢献した。今季は完全移籍として松本でプレーする。小手川選手と同じポジションだが、共に競い合って切磋琢磨して活躍を期待したい。



FW知念慶
リーグ戦出場29試合、3得点

川崎フロンターレを離れ、強い思いで大分へ加入したが、片野坂戦術にはまらず中々結果を残すことは出来なかった。
彼が大分へ加入して、殻を破ることを川崎側も期待をしていたと思うが、その殻を破る事は出来ずに今季は川崎へ復帰する。ACLが無ければ、もう一年大分でのプレーも視野に入っていただろうか?今季の川崎は去年以上にキツくなると思う。その中で復帰した知念慶がどうチームに貢献するのか注目をしたい。

FW渡大生
リーグ戦出場23試合、2得点。

彼のプレースタイルは、攻守共によく走る印象でした。試合に出場すれば、一生懸命にボールを追いかけて球際で激しくバトルする。
片野坂監督はシャドーで主に起用していたが、大分の戦術には中々ハマらなかった。去年・最終節の鳥栖で見せたプレーが彼の本来の姿なのかなと思った。ワントップ・シャドー… いや2トップ的な役割が1番彼の良さを出せそう。今季は福岡へ移籍。福岡の長谷部監督なら渡を上手く起用出来そうだ。大分戦以外での活躍を願う。

FW三平和司
リーグ戦出場18試合、3得点。

大分サポーターとしては、こんなにチームを盛り上げ、みんなに愛される選手に去って欲しくないのが本音…だが、プロとしてそこに居残る結果をここ数年は出せなかった。彼が在籍した8年間で大分トリニータは色んな出来事があった。その中で彼は大分トリニータを活気づかせた。彼は今季甲府へ移籍するが、年齢的にも一年一年大事な歳になると思う。結果を残さなければ厳しいのがプロの世界。体調に気をつければまだまだやれるでしょう。甲府では結果を残し続けて多くのヒーローインタビューが聴ける事を楽しみにしてます。



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