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作曲で心掛けていること

chrysanthemumさんからのご質問
どうしてもTRISTEZAさんの曲のような透明感の溢れる曲調やサウンドの曲が作れないんです

TRISTEZAさんは作曲の際どのようなことを心掛けていらっしゃいますか?
具体的な技巧であったり音色ですとか、こういう風景を思い描いて作る、などなにかあればぜひご教授のほどお願いいたします。

コメントありがとうございます!

私自身、楽典の知識もなく独学で好きな音楽を好きなようにやってきたので、あまり技巧のことなど専門的には説明できないのですが、お答えしていこうと思います。

①技巧、音色
よく使う音色はピアノ、オルゴール、アコギ、ストリングス、弦楽器、コーラス、パーカッション、たまにサックス。
基本的にバンドよりもアンプラグドで静かな曲が多いです。メトロノームもあまり使わず、なるべく緩急を流れに任せてつけていく感じです。(なので、音がたまにズレる)

電子ピアノとシンセの演奏を、ぺたっとした音にならないようにする試行錯誤の繰り返し。
また、主旋律が同じでも、ベース音やコードが違うだけでまったく違う曲調になるので、編曲してみるのも面白いです。

例えばこの2曲、「brezza marina」「虜」は、主旋律は同じだけど、コードがメジャーとマイナーで全然違って聞こえて、こういう遊びを色々してます。

②曲の風景
演奏しながら浮かんでくることが多いです。あとは自分が好きな宗教画や建築、アールデコのイラストなどからインスピ受けて作曲したりします。水辺も多い。深海、湖、川、浜辺、日中のキラキラした波、早朝の暗い海。。。


③自分な好きな音楽を演奏してみる
好きなアーティストのメロディを自分で演奏してみると、やっぱりすごく勉強になりますね。和音やコードが理解できて、なぜその曲が美しいのか、どの音の響きが重なって綺麗にかっこよく聞こえるのか分かってくるので、真似してみたり自分の曲に落とし込んでみることもあります。(ほとんどバッハかヘンデルのパクリみたいなバロック風の曲たくさんある笑)

いかがでしたでしょうか。
自分もたくさんの音楽に影響を受けながら作曲してるので、オリジナリティを出すのが非常に難しいですが、作曲されてるDTMerの皆さま、一緒に頑張りましょう♪

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