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ChatGPTがホントに科学的な創造性(トリーズ)を理解し始めたかとドキッとした話

発明原理の例を口述筆記している時に起きたChatGPT挙動のメモ
結論から言えば、「ドキッとした」で終わったのだけど、2~3年後にはもう違ってるかもしれないので、メモ代わりに残しておく。

さて、Chromeプラグインで、ChatGPTに対して音声入力できるのがとても便利すぎる。

こんな感じの画面


ので、文章の下書きをしてもらっている。
指令として

「プロの編集者としてこの後に出される文章を分かりやすく 編集 校正してください」 
と頼むのがミソ

1つめはほぼ予定した通り、書き直してくれた

口述筆記+ 編集・校正がハマると文章の下書きが楽

あれ、自動で次の発明原理を…!?

異変が起きたのが、次のやり取りチャット

驚きました、なんと14曲面原理というキーワードから、「溝+曲面」な溝を考え始めてくれたではないですか。

さらに、発明原理#15のダイナミック性原理に繋げて考え始めた!?

校正をお願いしてたのに、ChatGPTが14曲面原理を加えた溝を考えた上に、15のダイナミック性原理に繋げて考え始めた!?

が、ドキッとしたのもつかの間。残念ながら発明原理 #16 アバウト原理と、#17 他次元移行原理 とはならず、まだチューニングはされていないようでした。

まだまだ日本語圏ではトリーズの発明原理は学習されていない!?

というわけで、まだ少なくとも「日本語環境」では、発明原理を勝手に1~40まで考えてくれる状況にはないようだ。

でも、日本よりはTRIZの普及が進んでいる英語圏だともうやってくれてしまうのかもしれない。というか、CREATEX社とかはもう作ってそう。GoldFire作るよりは楽かもしれないし。

(注:GoldFireはTRIZによる問題解決をサポートするゴッツいソフト。1ライセンス数百万円www)

オマケメモ:冒頭のCGはLeonardo.aiに「発明の女神」をイメージして創ってもらった画像。あと、Noteさんここの扉絵「Canvaに描いてもらう」というのが選べるようす。

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