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小寒(蝋梅と水仙)移ろいゆく水と花


一年を春夏秋冬の4つに分け、さらに約15日ごとに分けた二十四節気。農業の目安として季節の変化に対応するために中国より伝来したと言われています。

移ろう季節をより身近に感じることができたらと思い、emmyと、MayuAraiによるドリンクといけばなを二十四節気の時季に合わせ、お手紙のやりとりをしています。

今回は第七十四回目の『小寒』、Mayuからのお手紙です。


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emmyさんこんにちは。
新年を迎え、1年でもっとも寒くなる「寒の入り」
いかがお過ごしでしょうか。

先日頂いた冬至のお手紙では金柑にとろみのある蜜を絡ませたドリンク。想像するだけでも柑橘の甘みでほんわか身体が温まる気がしました。


さて、今日迎えた「小寒」
厳しい寒さの入り口ではありますが、お花屋さんを覗くとすでに春を感じさせる花が並び出しています。

今回の花は静岡で育ったものをみつくろって無造作に投げ入れました。

同じ土地で採れた季節の花は、取り合わせを考えなくても自然とまとまるように思います。



蝋梅の艶やかで丸い花
水仙やアイリスの気品ある伸び伸びとした姿



早春のつるんとした無垢な花々は
ガラス花器に合わせて。

どの花も甘い香りがただよい
冷えた部屋いっぱいに春が広がりました。


そうそう、気が付けば明日は七草粥!
春の芽吹きから力をいただき
今年一年の健康を祈りたいと思います。

emmyさんにとっても幸多き一年になりますように。

それでは!


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二十四節気に合わせ、季節に寄り添ったドリンクとお花の交換会をしています。
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emmy
MayuArai


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