短気は損気
職位定年を機に、他の企業に転職し、
出世競争から外れた立場で社内を見ていると、
自分の人生で反省すべきことがたくさん見えてくる。
社内で、短気な人を何人か見かける。
私は人生で5つの企業に勤務してきたが、どの企業でも怒鳴る人はいた。
短気な人を見ているととても興味深い。
最近は、「アンガーマネジメント研修」が流行っているので、
どんな社員でも研修は受講しているのだが、
効果があるのは研修を受講した次の日くらいで、
元に戻ってしまう。
研修は本人が改善しようと自覚して受講しないと効果は出ない。
短気な人の共通点は、「出世できない」。
同族会社の同族社員でなければ、怒鳴っている人は出世していない。
運から見放されているのだと思う。
運というのは運ぶという漢字を書く。
誰が運ぶかというと人だと思う。
怒鳴っている人には、人が寄り付かない。
人が寄り付かないということは運が運ばれて来ない。
だから、短気な人は運が無い。
運が良い人は、いつも笑顔だと思う。
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