記憶

昨日は中目黒のお姉さんたちがきてくれていた。

むかし、中目黒に来た頃行っていたBarに来ていたひとたち。

わたしはその頃大学を卒業したばかりで、お姉さんたちはもうバリバリ働いていて、赤ワインを片手に仕事の話をしてたりして、大人の女性で、「素敵だなー、いつか、わたしも働いて10年くらい経ったらああなるかな。」なんて思ったものだった...

いまや働き始めて10年以上たって

お姉さんたちは時々お店にきてくれるようになって

一緒に飲むこともあったりして

わたしにとってはあの頃憧れてたひとたちが、身近な存在になっているってことに感激してしまう。

共通の話題も探せなくて、なかなか話しかけられなかったあのころ。

お姉さんたちみたいになりたくて、自立したかった、そういうとこもあった。

いまは遅くまで飲みに行ったりすることはないし、お姉さんたちも引っ越したり、忙しかったりで、あのカウンターに並ぶことはないけど、いまでも昨日のことのように思いだす、そんな記憶がある。

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