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小型観光バスとマイクロバスの違いとは?定員やサイズ・料金を比較してみました!

小型観光バスとマイクロバスの違いについてまとめました。

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・小型観光バスの特徴と寸法についてわかる
・小型観光バスとマイクロバスの違いについてわかる
・小型観光バスはレンタルできるかについてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪

1.小型観光バスの特徴と寸法

小型観光バスの特徴

・大きさの割にシートがゆったりしていて座り心地がよい。
・公共のバスのような固定式の座席ではなく、座席をコの字にできるサロンタイプもある。
・ほとんどの小型観光バスが大型観光バスにも負けていない設備を整えている。
・例えば、カラオケが搭載された小型観光バスがあり、まわりを気にせずに楽しむことが可能。
・さらに、大型観光バスに比べると小回りが効くため、狭道でも入っていくことができる。

小型観光バスの寸法

・バスの寸法は、自動車の種類により道路交通法施行規則で区分されている。
・バスの大きさ別による寸法は下記のとおり。
大型】長さ×幅11m×2.5m、乗車定員約80人、最小道路幅の目安5.5m
【中型】長さ×幅9m×2.3m、乗車定員約60人、最小道路幅の目安5.1m
【小型】長さ×幅7m×2.1m、乗車定員約30人、最小道路幅の目安4.7m
・小型観光バスは、一般的なバスに比べると座席が幅広くなっている。
・補助席はなく、乗車人数を超えての乗車はできない。

2.小型観光バスとマイクロバスの違い

・小型観光バスとマイクロバスとの違いは下記のとおり。
【小型観光バス】
長さ×幅×高さ7m×2.1〜2.3m×3.3m、乗車定員約30人
マイクロバス】長さ×幅×高さ7m×2.1m×2.6m、乗車定員最大29人
・寸法だけを比べると小型観光バスとマイクロバスにほとんど違いはない。

小型観光バスとマイクロバスの乗車定員数とサイズ、設備の違い

・本来マイクロバスは、トヨタが販売したバスのこと。
・1960年12月3日に施行された道路交通法施行規則では、大型自動車免許の乗車定員に関する制限規定が乗車定員30名以上。
・トヨタは、マイクロバスを普通自動車免許でも運転できる車両として普及させた。
・それがのちに名詞化されたバスとして定着した。

乗車定員数 や座席数の違い
・小型バスの乗車定員は約30名。
・小型観光バスは補助席がなく、乗車定員数は21席〜25席なので21人〜25人。
・それに対して、それに対してマイクロバスは17〜22席、補助席が0〜7席となる。
・補助席を含めると乗車定員数は最大29人となっているタイプが多い。
・通常のシートだけを比べると、小型バスのほうが座席数は多いですが、補助席を含めるとマイクロバスのほうが多く乗ることができる。
・座席の形は小型観光バスが間の通路を挟んで左右2列で配置。
・それに対してマイクロバスは通路を挟んで1列、2列構成なのでセンターよりズレた場所に通路がある。

サイズの違い
・小型観光バスとマイクロバスのサイズはほとんど変わりない。
・しかし、小型観光バスのほうが25人ほどの人数で乗ることを想定した構造となっているものが多くゆったりしている。

設備の違い
・小型観光バスには、カラオケやテレビ冷蔵庫、DVDプレイヤーなど娯楽を楽しめる設備が充実。また、トランクもついている。
・一方、マイクロバスは小型観光バスのような設備がついていない。

小型観光バスとマイクロバスの使用目的の違い

・小型観光バスとマイクロバスのサイズには、ほとんど違いはない。
・しかし、座席の並びや設備の充実さという面から比べると小型観光バスのほうが快適な移動ができる。
・快適さや利便性など、何を優先させるかを考えたうえで小型観光バスにするのか、マイクロバスにするか決めるのがおすすめ。

小型観光バスとマイクロバスの料金を比較

・小型観光バスは、製造中止から10年以上経過しているため新車に乗ることは不可能。
・バス会社も小型観光バスからマイクロバスへ乗り換えているところも多く、小型観光バスは貴重なバスとなっている。
・小型観光バスとマイクロバスの料金の違いは下記のとおり。
【小型観光バス】シート数21席、利用料(税込)73,000円、1人当たり約3.480円
【マイクロバス】シート数21席(補助席6席)、利用料(税込)68,000円、1人当たり約2,519円

3.小型観光バスはレンタルできる?

・小型観光バスを運転手抜きのレンタルは可能。
・レンタカーとして登録できる車両は「自家用自動車有償貸渡しの許可基準」に「自家用マイクロバス(乗車定員29人以下、車両全長7m未満のもの)」と規定されている。
・ただし、小型観光バスの台数は年々減少しているため車両のみレンタル可能な会社を探すのは難しい。
・そこでおすすめしたいのが中古車での小型バス購入。
・中古車バスを取り扱っている会社であれば、目的に合った小型観光バスの購入が可能。
・レンタルが難しい方は、こちらから中古車バスの購入を検討しよう。

いかがでしたでしょうか?
小型観光バスの製造は10年以上に中止されているため貴重な乗り物となっています。小型観光バスだけのレンタルを探すのは困難が予想されるので、中古車バスの購入も検討しましょう。
もっと細かく知りたくなった方は記事をチェック!


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