25トンラフタークレーンのスペックや料金相場、各メーカーを比較しました。

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください！（この記事にかいてあること↓）
・ラフタークレーンの概要についてわかる
・25トンラフタークレーンの性能についてわかる
・3大主要メーカーの違いについてわかる
・25トンラフタークレーンのレンタル・中古車価格についてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪

1.ラフタークレーンとは

・ラフタークレーンとは、トラッククレーンと同様に吊り上げ作業をおこなう車両。
・コンパクトで小回りが効き、繊細な動きに対応できるため、不整形地や狭小地の作業だけでなく住宅街や電線の多い場所の作業でも重宝されている。
・4.9トン〜145トンとサイズ展開がある。
・ブームを組み立てる必要がなく、現場到着後すぐ作業可能。
・公道走行、クレーン操作を一つの運転席でおこなうことができる。

2.25トンラフタークレーンの性能

・25トンラフタークレーンの基本的なスペックは下記のとおり。
総重量：2.5トン
走行時の寸法：12m
最大吊り下げ荷重：25トン
ブームの寸法：6.7〜30.5m
ジブの寸法：5.3〜13m
最大作業半径：27〜34m
最大地上揚程：38.4〜44.2m
・車体の大きさは16トン、20トンラフタークレーンとほぼ変わらないが、ブームの長さが格段に長い。

3.25トンラフタークレーンの3大主要メーカー比較

加藤製作所

・加藤製作所の「MR-250」は、他社の機種と比較して総重量が少なく、全長・幅ともコンパクト。
・狭小地での作業や総重量が少ないため橋梁への負担が少なく、橋梁作業に適してる機種。

TADANO

・タダノの「GR-250N」は、ジブの装着、アウトリガーの張出、アルミ敷面の設置、をラジコンで操作できる。
・マンパワーが必要な作業を一人でおこなうことが可能。
・空中でジブの伸縮を自動操作できるため、地上で作業スペースが確保できない場合に便利。

コベルコ建機

・コベルコ建機の「RK-250-9」はタダノの機種とほぼ同様のスペック。
・ジブの装着、アウトリガーの張出、アルミ敷面の設置をラジコンで操作できる。
・車体を上から見たようなワイドサイドビューモニター、人感アラートセンサー、ブーム先にカメラが搭載されている。
・低騒音のため、公道走行時の負担が少ない。

4.25トンのラフタークレーンのレンタル・中古車料金

25トンラフタークレーンのレンタル平均料金

・レンタル業者にもよりますが、ラフタークレーンなど建機のレンタルは日極・月極から選べる場合が多い。
・借りる日数が短くなればなるほど1日あたりの単価が高くなる。
・25トンラフタークレーンのレンタルは、平均して1日あたり6万円台後半から7万円程度となる場合が多い。

25トンラフタークレーンの中古車平均料金

・25トンラフタークレーンの中古車は年式や走行距離、販売元によって中古車の価格が異なる。
・1990年代の25トンラフタークレーンで、1,000万円程度が平均料金。

いかがでしたでしょうか？
25トンのラフタークレーンは、ある程度の重量と高所での作業が可能なため、多くの現場で重宝されるサイズ。使用する場合は、特殊車両許可証の申請が必要となるため、余裕を持ったスケジュールで申請しましょう。
もっと細かく知りたくなった方は記事をチェック！