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海コンドライバーの仕事内容や給料などについて解説します!

海コンドライバーの仕事内容や給料、対人関係、メリット・デメリットについてまとめました。

ダイジェストをまとめてますので、サクッと知りたい人は読んでみてください!(この記事にかいてあること↓)
・海コン(海上コンテナ)の概要についてわかる
・海コンドライバーの仕事内容と1日の流れについてわかる
・海コンドライバーの給料についてわかる
・職場の雰囲気・対人関係についてわかる
・海コンドライバーのメリットについてわかる
・海コンドライバーのデメリットについてわかる
・海コンドライバーの求人状況についてわかる

詳しく知りたい人はこの記事をチェック♪

1.海コン(海上コンテナ)とは

・「海コン(カイコン)」とは、「海上コンテナ」の略称。
・海上コンテナは、輸入品・輸出品を運ぶための大型の容器のことを指す。
・海コンはどのような荷物を運ぶかに合わせてさまざまな種類がある。
・一番普及しているのは、一般貨物輸送に使われる「ドライコンテナ」
・海コンを運ぶ専用トレーラーを運転する人を「海コンドライバー」や「海コン運転手」と呼ぶ。

2.海コンドライバーの仕事内容と1日の流れ

仕事内容

・海コンドライバーは、船で運ばれてきた貨物を専用トレーラーに積み、指定された配送先まで運ぶのが主な仕事。
・一般的な物流ドライバーにありがちな、荷物を積んだり降ろしたりなどの作業はない。
・海コンは人が運べる重量ではないので、基本的にクレーンで移動させる必要があるから。

1日の流れ

1.出勤・点呼
2.トレーラーの点検をして埠頭(港湾)へ出発
3.到着後、貨物の積み下ろしを待つ
4.ガントリークレーンでトレーラーに積み込み
5.配送先へ運ぶ
6.荷主・配送先が貨物の積み下ろしをおこなう
7.埠頭へ海コンを返却

3.海コンドライバーの給料

・海コンドライバーの給料は月給で30万円~60万円程度となっています。手取りでいうと25万円~50万円くらい。
・会社によって固定給制と歩合給制がある。

4.職場の雰囲気・対人関係

・海コンドライバーは基本的に1人でトレーラーを運転するので、1日中だれかと共に仕事をすることはない。
・無線で指示を受けたり、会社や現場で人と関わる機会は毎日ある。
・海コンドライバーは大切な荷物を運んでいることや、ミスがあれば重大な事故につながることもあり、厳しい指導を受けることもある。
・拘束時間が長かったり、早出・残業などで疲れてピリピリしている人もいる可能性もある。

5.海コンドライバーのメリット

肉体労働がほぼない

・荷物の積み下ろしを海コンドライバーがおこなうことはないので、体力的な面では楽な仕事。
・現役海コンドライバーさんのブログやYoutubeチャンネル、Twitterをチェックしてみると、仕事に関しては「楽」と言っている方が多い印象。

固定給制・歩合給制が選べる

・会社によって固定給制・歩合給制のどちらを導入しているか異なるため、自分に合った給与形態を選択できる。
・「景気が悪くなっても安定した給料がほしい」方は固定給制、「バリバリ働いてたくさん給料をもらいたい」方は歩合給制、このように働き方に合った条件を選ぼう。

人手不足で需要が高い

・海コンドライバーのみならず、ドライバー業界は慢性的に人手不足の状態。
・経験者はもちろん、未経験の方でも就職先を見つけやすいメリットがある。

将来的にも働きやすい

・日本は石油などの鉱物性燃料や電子部品、食料品、衣料品など、あらゆるものを輸入品に頼っている貿易大国。
・輸出入品を運ぶ海コンドライバーはなくてはならない職業であり、将来的にもなくなることはない。
・関東1都7県のトラック協会が実施した調査によると、2019年度の海上コンテナセミトレーラ運転者の平均年齢は49.9歳。
・年代別の構成比をみると、50代は36.0%、60代は13.1%、70代は2.7%となっています。高齢の方も現役で活躍している。

6.海コンドライバーのデメリット

拘束時間が長い

・荷物の積み下ろしをしない代わりに、作業が完了するまでは待ち時間が発生する。
・体力的には楽でも、待ち時間・拘束時間の長さがつらいと感じる人もいる。
・待機時間は、会社や状況によってバラバラだが、数時間単位でかかると想定しておこう。
・勤務時間は会社や現場によって異なりますが、大体12時間程度が目安。
・拘束時間が長いのは大変ですが、終業は16時~20時頃と比較的早めなことが多い。

トレーラーの運転が難しい

・トレーラーの運転は、大型トラックの運転よりもさらに高い技術が求められる。
・トレーラーの運転が難しいとされる主な理由は、海コンの大きさ。
・車体が長い分バックは特に神経を使いますし、死角の多い左折も難易度が高い。

景気の影響を受けやすい

・海コンドライバーの給料は、いい意味でも悪い意味でも景気の影響を受けやすい。
・景気が良いときは稼ぎやすくなりますが、不景気のときは大きく下がってしまうリスクがある。

海コンドライバーの求人状況

経験者は優遇されるが初心者でも挑戦しやすい

・トレーラーの運転に慣れている方は即戦力になるので、入社時点で給料が高いなど良い条件で転職できるチャンスがある。
・初心者の方の海コン転職で、大変だったこととしては「最初にたくさんの業界用語を覚えなくていけない」「早出が多かったり拘束時間が長い」などの意見がある。
・ただ、ほかのドライバー職から転職した方も多く、なかにはトレーラーの運転経験がなくても現在海コンドライバーとして活躍している方もいる。

大型免許やけん引免許があると転職は有利になる

・海コン運転手になるには「大型免許」と「けん引免許」があると転職を有利に進めることができる。
・大型免許とは、トラックなどの車両総重量や最大積載量が大きい車を運転するときに必要な免許のこと。
・けん引免許とは、総重量が750キロを超える他の車両をけん引する際に必要な免許。
・小さい海コンであれば「大型免許」と「けん引免許」は不要だが、より多くの案件をこなせることで給与を上げやすかったり、即戦力採用をしている企業にも採用してもらうことができる

いかがでしたでしょうか?
運転技術を身に付けたり、業界用語を覚えたりと最初は大変かと思いますが、経験を積めば立派な海コンドライバーとして活躍できます。まずはあなたに合った求人を探してみてください。
もっと細かく知りたくなった方は記事をチェック!


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