4-1.顎のエクササイズ『トランペット ハイノート本 ~美しい High Bbで奏でるために~(仮)』
とうとう最終章に入りました。
これまで第1章から第3章では、いくつもの絶対に必要な「歯車」をひとつひとつ紹介し、それぞれがどのように関連し、その結果どのようなことが起こるのか解説してまいりました。
最終章である第4章では、それらの歯車がきちんと噛み合い、正しく稼働するか確認することが主な目的です。
したがって、この章では確認、練習用の楽譜を掲載することが多くなりますが、あくまでもこれまでの歯車を手にしている上で実践することが大切なので、掲載楽譜だけを吹いていてもそれは単にお店に売っている教則本を吹いているのと同じになります。
また、楽譜を吹くこと=練習が目的ではなく、あくまでもこれまでの歯車の噛み合わせが正しくできているかを確認し、問題がある箇所を再検証すること。そして楽譜を元に研究や実験を行なって確実に歯車を組み立てていくことを目的としてください。楽譜はそのための「材料」でしかありません。
それでは、楽しんでいきましょう。
第4章です!
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