中国語初心者をマッハで卒業する。HSK1級~3級は一気に合格しよう

はじめまして、TOMO(@try_to921mo)です。
今年から中国の会社に就職します。

日本の会社の中国法人とかではなくて、
ガチな中華系企業に入社して、日本語ゼロの場所で働きます。
そんな状況なので、もちろん通訳も無し、運転手も無しです。

私の話せる言語は日本語と、
高校の授業で勉強した英語です。

つまり、外国語は片言でしか話せないので
中国語を教えてもらおうと思っても、
相手が何を言っているのか理解できないレベル。


幸いなことに、私には半年以上の勉強時間を準備してもらえたので
HSKに合格する事によって自分の中国語レベルを鍛えようと思いました。


本記事では、3か月でHSK1級~3級まで合格できる勉強方法をご紹介します。
実際に私が勉強した方法ですので、一定の信頼は担保できるんじゃないかと。

勉強が苦手な人が「1か月でHSK3級」とか目指すと厳しいので、
期間は3か月にします。もちろん、頑張れば1か月で合格もできるでしょう。


HSKを勉強する前に、中国語に慣れる

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「半年後に、中国行きです。」と決まったときに
真っ先に考えるのは「中国語をどう話そうか」という問題。

せっかく海外に行くのに、その土地の言語が話せなかったら、
価値観も変わらないし、ただ行って帰ってくるだけになってしまいます。

嫌々行くのは人生において時間の無駄なので
中国でどんな楽しいことがあるかな?というのを妄想しましょう。
これがマインドセットです。


その後に継続できるためのメンタルを鍛えます。
要するに、楽しく勉強するってことですね。

まず、中国に行って何がしたいんだろうか?
何をして遊ぼうか?を考えます。

とにかく、ワクワクする事を妄想すると急に、「中国語話したいなあ」って気分になったりしますよ。


まずは1か月間、YouTubeや旅行、ドラマ、マンガやらで
中国語に触れ続けて、外国語に対するアレルギーを無くしましょう。


HSKを勉強する前に、「勉強すること」に慣れる

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勉強に対するアレルギーを取り除く過程が一番大変です。

・過去には勉強で、成績が悪くて親から叱られた人もいるでしょう
・成績が良くても、他人から比べられてやる気がなくなった人もいるでしょう。
これを取り除く作業が、実は一番大変です。

勉強って、楽しいんだっていう気持ちを忘れちゃった大人が多いので、
もう一度、自分を奮い立たせる必要があります。


ここはもう根性論ですが、簡単な教材を何度も繰り返し勉強して、
徐々に「知っている」が増えた実感を手に入れるしかないです。


私はHSK4級を持って中国に行く予定でしたが
勉強自体は1級から始めました。

理由は単純に、「わかった!」を感じたかったから。
とはいえHSK1級自体は簡単なので、
基本を勉強したらトラブルなく合格できます。


上の記事の中でオススメ参考書を紹介しています。

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「たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話」は、本当にいい教材でした。
その一冊だけで、HSK3級までは合格できるスキルが身に付きます。

何も考えず、毎日コツコツと中国語の参考書を勉強し続けてください。


単語は?っていう声もあると思うので、単語帳を販売開始しました。


中国語の勉強に対するアレルギーが無くなったら、いざ勉強開始

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先ほど紹介し「たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話」を、
毎日勉強していくと、
3週間目くらいから、1日に半分ずつ復習できるようになってきます。
4週間目には、1日で1周できるようになります。

だいたいかかる時間は1回2時間くらい。
この勉強時間を苦痛じゃなくなったら、
やっとHSKの勉強開始です。

ここまでは、いわば「練習のための練習」。
例えるなら野球のランニング、模擬試験前の過去問チェック
言ってしまえば無駄だけど、練習するための体力は、最低限必要ですよね。
そのための練習です。

とはいえ、ただの練習のための練習ではありません。
ちゃんと中国語の基礎が身に付いています。


ピンインなんて勉強した事ないのに何となく読めるし
何度も聞いた単語は発音できるようになっています。

そして文法の勉強なんてした覚えがないのに、気づいたら文法が何となくわかっている自分に感動できます。


2か月勉強を頑張ったら、HSKの過去問を解いてみる

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中国語に慣れるのに1か月。
中国語の勉強に慣れるのに1か月。

これだけ頑張れば、もうHSK合格も見えてきます。

実際に過去問を解いてみましょう。

これは実際に私がHSK1級の勉強をしたときの記事です。

「たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話」をつかって
ひたすら中国語に触れる、聴く、声に出すを繰り返したおかげで
超簡単に感じることができました。


そのまま2級の過去問を解いてみました。

こちらも簡単に終わりました。かかったのは3日。
「たったの72パターンでこんなに話せる中国語会話」のおかげで
基礎力が付いたんですね。

HSK2級を勉強する頃には
ピンインと漢字は結び付くし、漢字は読めばわかる。
リスニングは読まれた単語がそのまま答えになります。

大学の教養課程レベルの中国語は、3か月でOK


時間が余れば、残りで3級も勉強します。

HSK3級からは、問題文にピンインが振られなくなります。
一気にレベルが上がった感じがします。

単語を見ても、読み方がわからないんですよね。

とはいえ、私たちは優秀な参考書を使って勉強したので
知っている単語だけでも聞ける、読めるなら、合格点を取る事ができます。

HSK3級からは书写(書写、ライティング)問題が登場します。
ここだけは、単語の並ぶ位置についてちょっと勉強が必要かも。
とはいえ1時間もあれば大丈夫です。

・中国に駐在が決まって心配な人
・大学の語学の単位を振り替えたい人
・中国人の友達を作りたい人
・職業柄、中国語が必要な人

今後2年間は、私もずーっと中国語学習者です。
現地で勉強していて、「これは効率良いな」と気づく勉強法もあるかもしれません。


私のTwitter(@try_to921mo)をフォローしてもらえれば、
DMで簡単な相談に乗れるかと思います。

もしくはブログの「お問い合わせ」からメッセージを貰えれば
メールにて返信させていただきます。

一緒に中国語の勉強頑張りましょう!


HSKの単語帳も販売中です。新作ができ次第、こちらで紹介しています。(価格は300円~)


サポートいただけた金額は、全額今後の執筆活動の費用として使わせていただきます。もっと良い記事を書けるように、もっと良いツールを開発できるように、もしよろしければ少額でもお力を貸してください