【ビースト・オブ・マッポーカリプス後編】#6 まで読んで

以前も書いたが、
ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(3):キリングフィールド・ジツ
の最後、マレニミル社日報ノートより、セト=コロス・ニンジャと予想している。全く関係ない可能性ももちろんある。

インヴィンシブル

正体として、
ディスカバリー・オブ・ミスティック・ニンジャ・アーツ(18):猿と蟹の戦い
の蟹側、コウカク・ニンジャかタラバ・ニンジャなのではなかろうか。
どう復活したのか、ディセンションニンジャなのかは定かではないが。

ドラゴン・ニンジャの反応

ドラゴン・ニンジャの反応を考えると、顔見知りだった可能性がある。
ムテキ使いなので、ゴダ・ニンジャクランに関係するのではないか。
さらに不確かではあるが、上記猿蟹合戦に出る「ゴダの宝玉」の作成に、当時のドラゴン・ニンジャが関わっていたら、なお記憶に残るのではないか。
ゴダ・ニンジャなら、自力でニンジャアーティファクトを作成できるかもしれないが。

セト陣営に加わる理由

猿蟹合戦は復讐譚なので、同じく「義のある復讐」を遂げたコロス・ニンジャに親しみを覚えるのではないか。
コウカク、タラバがモータルに優しいかは書かれていないため、ニンジャ的正しさのみで測るなら、セトはいまだ正義である。

DKEのニンジャ

この記述は、
 (元から)DKE(所属)のニンジャ
 DKEの(セト陣営に加わった)ニンジャ
のどちらもありえるため、大戦で中立またはハトリ側だった可能性もある。
ただ、大戦前に猿蟹合戦があったなら爆発四散していた可能性もある。


コロス・ニンジャクラン

エネアドニンジャは、セトの正体を隠すため、コロス・ニンジャと関わりが薄いように設定されていた可能性が高いが、パイラミッダルとかは単に面白いからだと思う。

最初のコロス・ニンジャクランは、ディスカバリー・オブ~にあるように、ジツを使わないニンジャ達だ。

そしてキリングフィールドジツが使える、デソレイションやデリヴァラーやホローポイントのソウル元が、復讐後のコロス・ニンジャクランなのだろう。

クラン襲撃事件

なるほどクロヤギ・ニンジャは森の魔術の王にして太古の深淵そのもの。しかし、ショーギの盤面めいて移り変わる万物の状況を俯瞰し、星を読み、因果を駒めいて配置し、操作する事、その手腕こそが真の魔術。それをこそ極めきったセトは、全てのリアルニンジャの陰謀の上をゆき、必ず勝つのである。 3
(中略)セトは訝しんだ。(後略)57

【ビースト・オブ・マッポーカリプス後編】#6

コロス・ニンジャの復讐譚を考えると、ジツを侮る癖を直せないやつ、に見える。個の執着も軽んじている。
キリングフィールド・ジツまで編み出しておきながら、反省を生かせないのか、と。

だが、ある可能性を考えた。
コロス・ニンジャクラン襲撃は、セトの狂言だったのでは。

復讐譚の通り、当時は未熟で、襲撃後覚醒した可能性もあるが、そもそも嘘ならば反省する機会は無い。

なぜ復讐譚を流布したかを考えると、
 なんの正当性もなく、13または8クランを潰す、あるいはクラン長を暗殺したが、セトの正当性を欺瞞するため
 コトダマの秘密あるいはセトにとって有用な仕組み、にクラン内の誰かが到達しないよう、自らクランを潰した、のを隠すため
あたりだろうか。
この場合、キリングフィールド・ジツ使いは、潰れる前のクラン所属ニンジャとなる。
元からキリングフィールド・ジツが存在しており、コロス・ニンジャのカイデン名を得たと考えると、自然ではなかろうか。

現在のセト配下は、あまりにコトダマ系でなさ過ぎる。
コロス・ニンジャではないから、という可能性もあるが、そもそもコトダマの秘儀を独占したいことの表れかもしれない。

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