アブストラクトオリガミ

(前略)虚空に、赤黒の輝きが集まってゆく。直感的に、それが彼自身に属するものだとわかった。イクサのカラテ衝突、最終的な爆発四散のパーティクルによって、生み出されたものだろうか。(後略)22
【ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム】#6

(前略)飛び散ったベルゼブブの血が空中にピシャリと固定され、そして集まり……アブストラクト・オリガミとなって静止したのである。コンヴァージと同様であった。48
【ケイジ・オブ・モータリティ】#10

オリガミは狩人の爆発四散パーティクルによって生まれる。
つまり、オリガミがあるということは、
ニンジャが爆発四散したということで、
爆発四散した(と思われる)のがトリスタンとイゾルデならば、
トリスタンとイゾルデはニンジャ。

非生物

ニンジャは非生物にほとんどディセンションしない(ように見える)。
例外はアルゴスと、サツガイの力によるミギ、ヒダリ。
どちらもメガトリイ系のAIであり、トリスタンとイゾルデに、ディセンションしたAIが備わっている、という可能性も０ではない。

が、我々は、バイオニューロンチップ再生者を知っている。
バイセクター、ネブカドネザル、ライトニングなど、完全義体や機械化は無い印象だが、
グリーンゴーストなど、後天的ソウルワイヤードなニンジャもニンジャとして存在できるので、
トリスタンとイゾルデは、ニンジャの意識を埋め込んだカタナ、ではないか。

ギャラルホルンの絡繰

トリスタンとイゾルデがニンジャだとして、それを知っているのは、ケイトーとエリザベートCEOとおそらく正規ロイヤルニンジャのみ。
狩人として認識させる仕組みについて知っているのは、リアルニンジャのみ。
どちらも知っているのはケイトーのみ。
そして、マークスリーではなくトリスタンとイゾルデを狩人としたが、ケイトー以外には、マークスリーが狩人、として誤認させたのでは。

ただ、それなら

「グワーッ！」サロウは慌てた。目の出血が宇宙空間じみたシャボンとなって宙を舞い、ブラックティアーズのカタナに吸い込まれていく。見れば、他の者達の血も同様だった。ベルゼブブは手首を自ら切って出血させていた。カタナに血を吸わせ終えると、ブラックティアーズは己の腹を刺した。セプク！？36
【ザ・シェイプ・オブ・ニンジャ・トゥ・カム】#2

血を混ぜた意味は無かったのか？
トリスタンかイゾルデで切っていても、マークスリーの血であれば、マークスリーのカラテ？の方が濃く反映されるのではないか？
混ぜた意味が有るなら、
カンジ・キルの時、血を混ぜなかった謎のリザーバー(ウーガダル)はどうなのか？

合体

2刀が1刀になるが、未知のジツ以外に、
ヘカトンケイルのヘカトン・ジツ系という可能性もある。