【タイラント・オブ・マッポーカリプス:後編】#5 まで読んで

ティアマト

まさかのサツガイキャンセル。
マスラダの成長、ではあるが、かなりすごい。
残りセクション的に、まだ油断できない。

アケチ・ニンジャに対して、自分の方が存在格が高い、と明言しているので、リアルアーチニンジャより上となる。

さらに、ナラク・ニンジャの台詞が結構重要で、

(((マスラダ。此奴は……ドラゴン・ニンジャ……否。ドラゴン・ニンジャではない。……否。ドラゴン・ニンジャ……だ……ヌウーッ……殺せ!とにかく殺すべし!))) (中略)21
【タイラント・オブ・マッポーカリプス:後編】#5

この反応は、
1. IP(ソウル)参照でDNS解決=ドラゴン・ニンジャ【コトダマ的判断】
2. でも、ドラゴン・ニンジャを知っているし、ドラゴン・ユカノであることも知っているから、これはドラゴン・ニンジャではない【物理層判断】
3. が、ソウルはドラゴン・ニンジャであることは間違いないので、やはりドラゴン・ニンジャ【コトダマ的判断】
【コトダマ的判断】を【物理層判断】より優先させる
で、実際正しく、霊廟の出来事を知らずに辿り着いたのはすごい。
#5の実況を見てからにしたかったが 、霊廟の件はプラス記事【エンター・ザ・ドラゴン・クリプト】なので、未読者にはその辺の事情が伝わらなかったのではなかろうか。

そして、

(((マスラダ!此奴のカラテはドラゴン・ニンジャ……極めてドラゴン・ニンジャに近いが完全ではない。かつてドラゴン・ニンジャはカツ・ワンソーの直弟子の一人としてジツとカラテを高め続けた。しかし此奴のカラテならば、今の至らぬオヌシでも打破は可能。(中略)28
【タイラント・オブ・マッポーカリプス:後編】#5

なので、先の存在格の話と合わせると、
これまで
ヌンジャ>ニンジャ
という式かと思っていたが、
ヌンジャ>六騎士>アーチニンジャ
という、存在格≒カラテのような式かもしれない。

ヤモト・コキをおそらく退けて来ているのに、それでも及ばないという、全盛期のドラゴン・ニンジャや六騎士の強さとは。


カゲムシャ・ジツ

なぜ青銅限定なのか。
【ドリームキャッチャー・ディジタル・リコン】でカイトゲニンを動かしていたことはある。
エメツとか便利そうだが、カラテ伝導率の高さが問題ではない?

ヘシキリブレードが動いたので、青銅以外だと、結構なソウル的関わりが必要かも。
サクラ・エンハンスメント・ジツもキネシス能を持つが、1部の頃から材質を問わず、その戦闘中にも浸透させられたため、あらためて破格なユニークジツとわかる。


サツガイ

味方側のリアルニンジャがサツガイを見るのは初めて(のはず)なので、期待したが、反応は見れなかった。
というか、よく考えるとフィルギアは平安時代から生きているものの、カツ・ワンソーを知っているかは不明?
ワンソー後、のニンジャという可能性もある。

また、よく考えると【アルター・オブ・マッポーカリプス】#5で、ヒャッキ・ヤギョニンジャ達は、サツガイに対し特別な反応を示さなかった。

サツガイの気配に対して、ハトリ陣営だったアケチ・ニンジャの反応は、

リイイン!リイイイン!リイイイイン!黒い宝石は波紋が空気中に視認できるほどに強い音波を放射し、そのたび、荒野と黒いトリイの光景が現世に重なり合った。中庭の者は皆ひとしく強烈な頭の痛みを覚えた。特に、その中心地に近いタイクーンは物理的な衝突を受けたように地面を刳りながら後退する。 6
「貴様……コシャクなジツを……!ヌウーッ!」タイクーンはカラテを漲らせ、マガタマの響きに抗おうとした。(中略)7
【タイラント・オブ・マッポーカリプス:後編】#5

カツ・ワンソーを感じているようではなく、サツガイ≠カツ・ワンソーの感が強く、カツ・ワンソーの影、の意味がより謎めいた。


フィルギアのジツ

梟頭が正式な完成型と判明。
実況でも言及されてるが、恥じる、という点はとてもリアルニンジャ的価値観と感じる。細かくは別記事を完成させねば...。

また、年季は違うが、フジキドがサツバツナイトとしてのカラテを、ニンジャスレイヤー時代と比べて心許ない、と感じるだけなのと比べると、他者の視点が想定されている?
他者の視点、となる場合、同じクランのニンジャにジツの完成度を見られる、という形だと思うが、今まで同じジツを見たことがないので、どこクランかまだわからない。

読んで無い人や忘れている人もいると思うが、

アルゴスが標的ニンジャの情報を逐次更新していく。梟頭のニンジャは完全なアルゴス・ネットワークが構築される以前のニチョーム包囲戦において数名のアマクダリ・ニンジャが遭遇し、殺害されている。あれがフィルギアの戦闘形態だが、実際データは乏しく、警戒が必要だ。
少ないながらも蓄積された情報から、あの梟頭形態を長時間続けることでフィルギアにとって何らかの無視できぬデメリットを引き出す可能性が高く、それゆえ通常時に秘されていることは間違いない。デメリットの仮説は、生命力の減衰、知性の不可逆の低下、活動限界を迎えた際の長時間の戦闘不能などだ。
「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」より【2:アイスエイジ・ステイシス】
サイバースピネル、サイスヒール、そしてこのクルーシヴル。追ってきたニンジャを全て殺し、魔人は再び羽ばたいて空を飛んだ。もはやどこを目指すかも彼の頭にはない。これが最後の変身であった。巨大な羽が舞い散り、地上で争う人々の頭上に降り注いだ。
「ニンジャスレイヤー・ネヴァーダイズ」より【8:オヒガン・シナプシス】#1

梟頭形態は知性と引き換えなので、フィルギアの所属していたであろうクランは、ジツの使い過ぎで獣に成り果てて消えたのかもしれない。

フィルギアの刹那的な点も、いつ我を失うか、というところから来てる?
また、遊んでばかり(戦いを避ける)故に長生き出来ているわけなので、刹那的ながら、それなりに死にたくない、のか?

【プロメテウス・アレイ】のモータルから一歩引いたスタンスや、サークル・シマナガシとの呆気ない別れ(格好の付かない再会が待っていたが)など、複雑な忍生観があるようだ。


ショーグネイター

対ヘブンリイ、ケイトー対サツバツナイト的な、負けないが思い通りにいかなさ。

クロスファイア

完全に忘れていた。
惜しい活躍だが、これチリングブレード枠なのでは...。

ヘラルド

シーズン4以降の立ち位置に色々可能性あり過ぎ。
どうなるのか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?