見出し画像

平衡感覚

僕はニューバランスが好きだ。
とりわけ、US/UKメイドのモデルが好きなので、その辺を紹介したい。
 
①ニューバランスって?
元々ニューバランスは、ボストンの矯正靴メーカーだったということは、結構多くの人が知っているだろう。ちなみに、ホームページには以下の記載がある。
 
----NEW BALANCE公式より抜粋---
1906年、ボストンでアーチサポートインソールや偏平足などを直す矯正靴の製造メーカーとして、ニューバランス社は誕生しました。
社名の由来は、履いた人に"新しい(new)、バランス(balance)"感覚をもたらすことによります。
----------------------------------------------
 
上記の設立経緯もあって、ニューバランスの靴はとにかく歩きやすい。僕が小中学生の頃は、「ニューバランス=おっさんのスニーカー」といったイメージだったが、今は町中の若者にもニューバランスユーザーが増えており、いまや立派なファッションアイテムだ。ニューバランスには、USA製・UK製の高額モデルと、東南アジア製の汎用モデルがある。それについて、簡単に書いていく。

②USA製とUK製、東南アジア製
ニューバランスには、表題の通り、ざくっと3タイプある。
1.東南アジア/中国製
汎用モデルで、品番の頭に「CM~」とか「ML~」とつくものが基本…のはず。

2.USA製
元々ボストンの会社なので、ニューバランスの象徴的な製品が多い。900番台や、1300・1400といったモデルは基本USA製のイメージだ。USA製の特徴は、やわらかくふわふわな履き心地ではないかと思う。僕は2011年に574のUSAモデルを購入してから、ニューバランスファンになった。履いたことがないような、柔らかくふわふわな履き心地にとにかく驚いたことを覚えている。
USA製については、これまで574、990rev2、996、998の4足を履いてきたが、それぞれふわふわな履き心地だった。スティーブジョブスは、USA製の991を愛用していたし、ラルフローレンは、1300を履いた時に、「まるで雲の上を歩いているようだ」と言ったらしい。
雲の上を歩くようなふわっふわな履き心地がUSA製の特性なのだ。

3.UK製
UK製の特色は、少し硬いソールと、比較的細身の見た目ではないかと思う。スタイリッシュさという点では、米国製より英国製ではないか。僕が買ったのは、1500と991。人気があるのは、576だと思うが、やっぱり格好良いのは1500じゃないだろうか。英国らしいスタイリッシュさが、小さなNマークと特徴的なデザインに現れていると思う。グレイのモデルが色味も含めて人気があるのではないかと思うが、個人的には全レザーの黒単色モデルの美しさと上品さが目を引く。
余談だが、スティーブジョブスが愛用したのはUSA製の991。991は何度か復刻されているが、復刻モデルは全てUK製のはず。。なぜなのだろう。

③代表的な品番の紹介
500番台
【574】
東南アジア・中国製が多いが、ごくごくたまにUSA製が発売する。
【576】
UK製。全レザーで上品なモデル。UK製のためソールが固い
 
900番台
【発売順】
990→995→996→997→998→999→990v2→991→992→993→990v3→990v4→990v5
面倒なので、現行適当な品番を抽出して記載する。

【990】
「1000点中990点」という意味で名づけられたニューバランスの代表的なモデル。USA製のみ発売されており、とにかくふわふわな履き心地。今まで、第五世代(rev5)まで発売されているが、個人的に第二世代がベスト。クラシックとハイテクの融合感がたまらない。
第三世代のメタルっぽい装飾のシュータンも捨てがたいが、第二世代が№1。親にも上げた。

【991】
ハイテク度が増す見た目。990で採用されたアブゾーブの使用割合が増えているらしい。現在はUK製のみ。ソールは固い。個人的にはUK製のソールは結構好きで、路面に反発する分USA製よりも歩きやすく感じる。
 
【992】【993】
USA製のはず。991よりはハイテク感が少し落ちついた見た目。
 
【996】
メインはUSA製だが、中国製もある代表的な品番。クラシックなニューバランスのガワにシュッとした細身の木型を使うことでスタイリッシュさを兼ね備える。とにかく外観が美しい。
 
【998】
大好きなモデル。USA製しかないはず。996にハイテクな雰囲気をのっけたのがこのモデル。アブゾーブが搭載されたアウトソールのでかさが魅力。Nが少し小さいのもハイテク感の演出に効果的。
 
【999】
ほしいモデル。USA製がほとんどのはず。細身の998と違って、少しぼてっとした見た目。とにかく履き心地が良いらしい。
 
1000番台
【発売順】
1300→1500→1400→1600→1700
 
【1300】
ラルフローレンが絶賛したモデル。歩きやすく、日本人にも適した幅。Nの形も大きく、クラシックな見た目が魅力的なUSA製。
 
【1500】
UK製。ハイテクな見た目が美しい。合成皮革を使った初めてのモデルのはず。人気モデルのため、別注品が多く生産されているが、ダントツにいけてるのは、全レザーのモデルではないか。1500の細身の外観は全レザーがより映える。
 
【1400】ホントは1500よりも前に発売する予定だったが、量産化ができず発売が前後したモデル。日本の技術サポートがあったとかで、何故か日本で先行販売したらしい。開発順序からもわかるが、見た目は1300に近い。USA製。
 
【1600】
USA製か東南アジア製。ハイテクなおもちゃのような見た目が魅力的。2021年に発売したUSA製は欲しかったが、売り切れていた。
 
【1700】1600的なハイテクおもちゃな見た目ではあるものの、こちらの方がスタイリッシュだと思う。2022年にUSA製が久々に発売した。ほしかったけど、40,000円は高く、手が出なかった。
 
2000番台はよく知らないので割愛。
 
つらつら書きましたが、僕は靴のデザインとしてはナイキが一番チャレンジングで好きです。しかしながら、ニューバランスの履き心地とデザインの高度なバランスはスニーカー界で№1なのではないかと思います。
大人になってもスニーカーを履こう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?