作業環境の話。【ハードウェア編】

はじめに

 鶴琉世乃は凝り性である。とりあえず今回から数回に分けて、作業環境の話をしようと思う。1000文字くらいで。
 前回も述べたが、高校時代は機械工作部――通称ロボ部に所属していた
 活動時間は年末年始を除いてほぼ毎日。学生大会はもちろん、社会人大会である「ロボワン」等にも殴り込みをかけるような部活であったため、平日は授業終了時から早くても8時、大会前などの遅い時には終電前まですることも少なくない。

 そんな部活であったからか、小説を書くようになってからも、正直言って「時間」というのは殆ど無かった。帰ったらもう10時~11時が日常茶飯事で、なんなら疲れてそのまま寝てしまう事の方が多い。
 だからこそ昔から、私は「作業環境の最適化」に力を入れてきた。

 今回は、今まで試してきたことと、現状のお話のハード編。
 ――買って良かったと思った物を適当に語っていく。

高校時代のお供、「ポメラ」

 高校時代、一番重宝していたのはキングジムの「pomera DM100」である。
 ポメラというのはデジタルのメモ帳だ。小さいノートパソコンに似ているが、文字を打つ機能以外備わっていない。(最近表も作れるようになったっぽい)
 工業高校という事もあり、そこそこ緩かったため「授業をメモするためのものです」と言い張って持ち込んでは先生に隠れて書いていた。スマホや普通のパソコンと違って、文章を書くのに無駄な機能はないし、集中するためにはとてもありがたい物だ。
 ただ、一つ困っていたのが腱鞘炎である。いかんせん打つ時間が長いため、負担が凄い。

大学時代~現在(キーボード編)

 大学生になってからは、デスクトップパソコンに移行した。ノートパソコンも外出用に手に入れていたが、結局のところノートパソコンのキーボードに満足できず、外では書かなくなっていった。外では専ら小説のアイデアをノートに書き殴ったり、プロットを組み立てたりしている。
 話を戻してキーボードだ。私はPCを用いてゲームもするため、以前まではゲーミングキーボードを使っていた。「長時間ゲームする人向け」に作られているのだから、「長時間執筆する人」が使っても同じような効果を得られるだろうと考えてのこと。購入したキーボードは6つで、今も3つほど所有しているが、気分転換によって使うキーボードを変えている。
 個人的に2番目に気に入っているのは、ELECOMの「TK-DUX30BK」である。アマゾンで2500円弱で売っている。タイピング音は比較的静かであったし、「押した感覚」が明確に欲しかった私にちょうどいい感覚。

 それよりも良かったのが、頂き物の「REAL FORCE」であった。知っている人も居るかも知れないし、持っているという人も居るかも知れない。2万円以上する高級キーボードである。種類は沢山あるから紹介しないとして、私は「変荷重」「日本語配列」「テンキーなし」「静音」を選んで頂いた。
 何より最初に、全くと言っていいほど手が疲れない。キー自体も、小指・薬指で打つ場所は「変荷重」によって他のキーに比べて軽く設計されているということもあり、非常に使いやすい。是非一度使って見て欲しい。

何か長くなった。

 ――正直、語りきれぬ。鶴生世乃は凝り性である。さっきも言った。
 1000文字って宣言したはずなのに、もう1300文字だ。情報量が少ない気がするが、取り敢えずパソコンで書いてる人々には「REAL FORCE」を使って欲しい。「安いので大丈夫」じゃない。
 まあなんというか。自分に合った物が一番だけれども、うん。


 というわけで、今回は終わり。次回は紙とペンのお話をします。


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