取材ライター奮闘記〜SNSで実写にしてみた結果どうなったかを解説〜
ダメゼッタイ。もともと僕はSNSの顔出しに反対派でした。360度どの方向から提案されても、断固拒否。そんな男が環境の変化によって、SNSのアイコンを実写化した経緯について書き記します。以下のような方におすすめな内容です。
360度、顔出し反対派の方
顔出ししようか迷っている方
顔出ししたらどうなるかが気になる方
ぜひ最後までご覧ください。
SNS 運用の「三種の神器」
渡辺まりこさん主宰による、取材ライターになるための個別サポート。通称「ゼロフラ」。サポート内容は、取材ライターのノウハウだけに留まりません。SNSとポートフォリオの戦略会議もあり、渡辺さんからさまざまなアドバイスをいただきました。
渡辺さんが推奨していたことは、主に3つです。
本名または、ライターネーム
名前の後に地域名+ライターを入れる
実写アイコンにする
「ライターネーム。確かに必要だと思う」
当時の僕のアカウント名は「たーちん」でした。SNSの仲間からも、たーちんの名で親しまれていました。とはいえ、ライター活動していく中で、ニックネームは信頼性に欠けることも感じていました。いろいろと考えていった後に「二ツ矢たつき」というライターネームに変更しました。
「地域名ねぇ....。SNS上で住んでる地域が特定されるのは、安全面でどうなんだろう?」
そう思いつつも、ライターとして検索される確率が上がるならやってみようと思いました。事実、アカウント名の後にに地域名を入れているライターさんはたくさんおられます。
そして最後に残ったのが、アイコンの実写化です。「絶対ムリ!!!個人が特定されるやん!!怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い」
以前のアイコンは、約2年使っていました。好きなゲームのキャラクターをモデルにしていたのです。
仮想の世界を冒険するイメージで作りました。僕にとってSNSとリアルは、つながっていない。だからリアルにつながる接点は持つ必要がないと思っていたのです。
とはいえ、今後ライター活動を続けていく上で、キャラアイコンは浮いていると自分でも感じ始めていました。そこで思いついたのが、僕の実写をモデルにした似顔絵アイコンです。それがコチラ。
これならリアルに近づきつつ、顔出しはしていない。僕のアイコン問題はこれで一件落着したかのように思われました
しかし、僕が飛び込んだ環境は、ゼロフラ。「まりこイズム」がどんどん浸透していきます。
僕は、渡辺さんの顔出し提案だけは抵抗し続けていました。SNSでの顔出しは最も避けるべきこと。理由としては以下の通り。
顔出ししたくない理由5選
何かトラブルに巻き込まれるかもしれない
副業していることを会社にバレたくない
投稿に対してより一層、注意を払わなければいけない
顔出しせずにバリバリ活動しているライターさんもいる
自分の顔に自信がない
何かトラブルに巻き込まれるかもしれない
一番の理由は、何と言っても顔出しは怖い。ネットやテレビのニュースなどでも、トラブル発生の原因にSNS がよく挙げられています。事故を未然に防ぐためにも、予防線は張っておくべきです。
副業していることを会社にバレたくない
僕の会社は副業禁止です。就業規則の冒頭にも書かれているほど。会社にバレてしまったら、ライター活動は「お・し・ま・い・Death!」職場で向けられる冷たい眼差しも気になって、会社にも居づらくなります
投稿に対してより一層、注意を払わなければいけない
僕にとって SNS は仮想の世界。それなのに、顔出しのリスクを背負って投稿やコメントをしたくないです。気軽に仲間と交流がしづらくなります。
顔出しせずにバリバリ活動しているライターさんもいる
それな!!そもそも顔出しをせずに、実績を積み上げているライターさんはたくさんいます。それなら、僕もそちらの方に合わせていきたい。
自分の顔に自信がない
SNS で顔出ししている人がいるけど 、それは自分の顔に自信があるからやろ〜?そやろ〜???芸能人のように、顔出ししてチヤホヤされるならいいですけど。
以上、ガチガチの顔出し否定派・二ツ矢たつきでございます。しかし、モヤっとした気持ちは放置しておいても、なくなりません。モヤモヤの正体を言語化することが必要です。その上で対策を取っていき、すべての不安を跳ね返していきました。
顔出しできた理由5選
想定した9割の不安は起こらない
実写化して2ヶ月ほど経った感想。個人的な感想ですが、よほど攻撃的な投稿やコメントをしない限り、トラブルは起きません。
会社で副業の話をしない限りはバレない
そもそも、自ら副業の話をするからバレるのではないでしょうか?「火の無い所に煙は立たない」です。
アイコンの撮影するときにも、ひと工夫しました。横向きの顔で撮る。普段はかけていないメガネをかける。本名っぽいライターネーム。思ってたよりも気づかれないことがわかりました。
発信すべきことはライター活動
僕は芸能人ではありません。少なくとも、僕は自分の容姿や日常を発信したくてSNS 運用をしているワケじゃないです。発信するべきはライター活動。目的を履き違えてはいけません。でも来世こそは、同じ誕生日(3月29日)の滝沢秀明みたいになってやる!!
実績のあるライターと無名のライターを同じ土俵にあげない
スキル・経験・人脈がすでにあるライターさんは、信頼が積み上がっています。何者でもない自分が、正体も明かさないで一体誰が信用してくれるでしょうか。
顔出しするからこそ責任と信頼感が得られる
顔出しすることで周りからの信頼も得られるのです。イラストアイコンのままでは、周囲から軽視されてしまうことが多々あります。
持たざる者が信頼を勝ち取る唯一の方法。それが顔出しなのです。
「いやいや、アンタの言いたいことはわかるけども。なんでそういう風に顔出しできるようになったん?そこが知りたいんよ」と思いませんか?もちろん包み隠さずシェアします。すべては環境によるものです。
人生を変えるなら環境が9割
仲間たちが次々と実写化へ
ゼロフラの仲間が、顔出しにしてポートフォリオを整えていきました。そうして営業活動を展開した仲間は、まもなく案件を獲得していったのです。正直、うらやましかったです。とはいえ、仲間は渡辺さんのアドバイスを素直に聞いて行動したからこその結果。いつまで僕は、イラストアイコンでいるつもりだ?
信頼されるライターになる
僕に足りないものはライターとしての覚悟です。SNSでの交流は楽しいけれども、スマホを閉じたら途端に虚しくなります。なぜなら、目の前のリアルに何も変化が起きていないからです。そもそも、リアルを変えたくて始めたSNS。ライター活動のためのSNS運用が最大の効果です。
憧れの人も顔出しをしている
僕は一緒に仕事をしたいと思っている方がいます。毎日投稿をチェックしていますが、その方のアイコンもやはり実写です。ここは顔出しをしていく必要があります。
自己流は事故る
自己流を貫くために、ゼロフラに入ったわけではありません。渡辺さんから、もっと学びたい。ならば、教えの一つひとつを実行していくのみ。人から教わる最初の段階で必要なことが「素直に聞いて実行する」です。
これで僕の顔出ししない理由がなくなりました。
顔出し後の世界
師匠である渡辺さんから、より一層信頼してもらえるようになりました。SNSでの仲間からの評判も良かったです。意外なことに、1週間も経てば自分が顔出ししていることなど気になりません。むしろ、顔出ししてることを忘れることすらあります(笑)
たった一人のためのインフルエンサー
僕が顔出しして間もなく、SNS のアイコンをすべて実写化した方が現れました。みっちょさんです。以前のアイコンがコチラ。
彼女は僕よりも先に、取材ライターとして活動されていた方です。みっちょさんと、渡辺さんの対談スペースを聞いたことも、ゼロフラに入ったキッカケの一つといえます。
顔出しされたことに対して、みっちょさんの投稿に何気なくコメントをしたら、予想もしない答えが返ってきました。
なんと、僕の行動に影響されて、顔出しを決めたというのです。実は、ひそかにSNSで僕の投稿を見られていました。そのときの、やりとりがコチラ。
僕自身、今まで誰かに影響を与えたことは一度もありません。勇気を出して、顔出ししたからこそ得られた結果です。さらに、僕の投稿に対してうれしい引用までしてくださりました。
たった一人のための、インフルエンサー。顔出しして本当に良かったと思います。
迷ったら勇気のいる方を選ぶ
たとえ、投稿にいいねやコメントがなかったとしても、見てくれている人は必ずいます。そして、目標に向かって本気で取り組んでいれば、きっと誰か手を差し伸べてくれる人も現れるはずです。
これから先も迷ったり悩んだり、選択に迫られることは多々あるでしょう。そういったときは「迷ったら勇気のいる方を選ぶ」の言葉を胸に行動し続けたいと思います。
この記事が、SNSで顔出しをしようか悩んでいるあなたにとっての一助となれば幸いです。顔出しをして、あなたの人生が良い方向に変わることを望んでいます。勇気を出すか踏みとどまるか、未来はあなたの手の中にあります。
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